ウマプラ

【大井】競馬専門紙記者の重賞予想(12/30 東京シンデレラマイル)

大井 重賞

2024年12月29日レース予想

「復調したミスカッレーラ」

 

 ミスカッレーラはロジータ記念を1番人気で3着。最後失速したのは目標になる不利と休み明けが響いた。470~480キロ台に馬体が細化していた春に比べ、500キロ台に回復して、当然叩かれた上積みは期待できそう。血統的にも距離短縮は歓迎だ。

 

 ローリエフレイバーは前走のロジータ記念で8番人気の低評価に反発しての勝利。ゴール前の接戦をクビ差押し切り勝負強さが光った。当時【0-0-0-2】だった川崎コースを克服、そして今回はベストの条件といえる地元大井1600mに変わるのは当然好材料。スムーズな競馬なら逆転も。

 

 地方のダート女王として一時代を築いたスピーディキックが、ここでラストランを迎える。これまで重賞通算9勝、2年連続フェブラリーSに参戦するなど、過去の歴代名牝と比べても遜色ない戦績を残してきた。今年5戦ひと息の成績だが、南関牝馬同士で、実績ある大井1600mなら同レース連覇や2歳時東京2歳優駿牝馬からも見直せる。3連覇達成で有終の美を飾る可能性も。

 

 トライアル勝ちのミルニュイは3~4コーナーで強気に動いて直線先頭、そのまま押し切った。持ち時計も一気に短縮と夏場の他地区遠征で力を付けた印象。大井1600mの持ち時計も一気に短縮して好調の今なら本番の重賞でも好走可能だ。

 

 JRA3勝クラスから転入緒戦のトライアルで3着のマーブルマカロン、同じくJRA3勝クラスから今回転入緒戦のフェブランシェも地力はヒケを取らないし、2、3歳時実績から本来ここでも主役を張れる器のメイドイットマムも叩かれ良化なら浮上も。

 

◎ミスカッレーラ
○ローリエフレイバー
▲スピーディキック
△ミルニュイ
△フェブランシェ
△マーブルマカロン
△メイドイットマム


(日刊競馬:小山内 完友)
 

日刊競馬