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【浦和】競馬専門紙記者の重賞予想(6/25 さきたま杯 [JpnI])

浦和 重賞

2025年06月24日レース予想

~梅雨のジメジメを吹き飛ばす有力馬が集結 上半期の短距離王決定戦~
 昨年からJpnIに格上げされ、短距離の有力馬が集結する上半期の締めくくり。適性が問われる小回り・浦和の1400mに12頭が揃い、短距離王の称号を賭けた争いから目が離せない。

 

 コスタノヴァは1400m2戦2勝、東京競馬場でのインパクトが強く小回りコースへの適性がどうかも前走のかしわ記念で地方の馬場へ適応していたし、力でねじ伏せるだけの能力がある。シャマルへのリベンジに燃える。

 

 シャマルは7歳にして再ブレイクの予感。黒船賞ではスピード発揮し逃げ切り、前走のかしわ記念は逃げ馬をマークしてゴール前抜け出す完勝。さきたま杯は3着が最高でも重・不良馬場で6勝をマークする雨馬場が得意な一面もあり、梅雨の季節では最も信頼度が高い馬。

 

 エンペラーワケアはシャマル、コスタノヴァに敗戦の近2戦だが、1400mは〔6210〕と複勝圏キープの安定感。一周競馬の経験不足がネックだが、時計勝負になればもちろん歓迎のクチだし、左回りになるのもプラスだろう。

 

 チカッパは3歳にして古馬重賞の東京盃勝ち、JBCスプリントでタイム差なし2着。能力面では一切見劣らない。帰国緒戦でも態勢が整っていれば勝機十分。ティントレットは前哨戦のプラチナカップの勝ちっぷりよく、初コースでも順応性の高さを証明。ムエックスは初コースで強力JRA馬相手と分が悪いが、ここまで南関東転入後14連対の安定感。軽視は禁物。昨年のJBCスプリント勝ちタガノビューティーだが、今年3戦はひと息続き。かしわ記念での凡退は衰えの懸念を感じさせる印象。

 

◎ 3 コスタノヴァ
○ 2 シャマル
▲   1 エンペラーワケア
△ 9 チカッパ
△ 11 ティントレット
△   5 ムエックス
△ 10 タガノビューティー

日刊競馬鈴木宏哉

 
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