「2戦圧勝続のゴーバディ、重賞制覇に期待」
2019年まではゴールドジュニアーとして準重賞で行われていたが、2020年からゴールドジュニアと改称されて重賞として行われるようになった。第1回の優勝馬がアランバローズで、後に全日本2歳優駿を制し、翌年には東京ダービーを制している。この時期の2歳重賞ということで早熟性が求められ、20年のアランバローズは2戦2勝、21年のママママカロニも2戦2勝、22年のリベイクフルシティは3戦3勝、23年のクルマトラサンは1戦1勝で挑んで優勝している。ということで、20年~23年までの優勝馬はデビューから無敗でこのレースを制している。昨年の優勝馬ランベリーだけは例外で、4戦1勝で挑んで優勝しており、新馬戦は7着だった。
今年は6頭立てと少し頭数的には寂しいが、レベルは決して低くはない。無敗なのは新馬戦を勝って挑むゴールドカグヤヒメのみ。恐らく人気を集めるであろうゴーバディは3戦2勝2着1回。チリンドリベントが3戦2勝3着1回、コンヨバンコクが3戦2勝4着1回、ドキドキが4戦2勝2着1回5着1回、ドーンルーチェが2戦1勝5着1回という成績。全馬これまでに掲示板を外したことがない。素質の高い馬が揃っており、今後の活躍も期待できる馬なのでその走りに注目したい。
ゴーバディは、新馬戦(1200m)こそ2着に敗れたが、その後は1400mで2連勝。8馬身、7馬身差をつけての連勝で1400mの持ち時計をきっちり更新している。血統的にも祖母がエーデルワイス賞を制したマサノミネルバで、母の半姉スアデラは習志野きらっとスプリント優勝など南関東で活躍した。父マテラスカイは初産駒が今年デビューで、まだ重賞馬は輩出していないが、地方競馬では勝馬率も高くかなり活躍している。マテラスカイ産駒初重賞勝ちとなるか。
チリンドリベントは、新馬戦(1000m)、2戦目(1200m)と2連勝し、1400mの前走でゴーバディの3着に敗れている。ハナを切って見せ場を作れていたし、一息入っていたこともあり悲観する内容ではなかった。母系を辿ればキタサンテイオー、キタサンミカヅキ、他にも多くの活躍馬を輩出している血統。
コンヨバンコクは、地元船橋で新馬戦(1500m)、2戦目(1500m)と連勝し、前走はゴーバディの4着に敗れた。初コース、初めての輸送競馬、初めての右回りと課題が多かったし、デビューからの2戦が1500mということでゆったりとした流れの競馬しか経験がなかった。前走で速い流れの競馬を経験したことで変わってくる可能性は十分ある。
ドキドキは、新馬戦(1000m)では水の浮くような馬場を気にしたのか惨敗したが、2戦目(1200m)で勝ち上がり、その後2、1着と結果を残している。デビューから4戦を消化しており、一番経験が豊富。父は初年度産駒から活躍馬を輩出しているモーニン。母系も祖母レディルージュは中央の短距離戦で活躍していたし、母の半兄ロードラズライトは中央の短距離戦で4勝を挙げ、大井転入後に準重賞を勝っている。枠順的にもハナを切る可能性があり、流れ次第では粘り込む可能性はある。
◎ゴーバディ
○チリンドリベント
▲コンヨバンコク
△ドキドキ
(勝馬:山形宗久)