2月12日(木) 第53回 佐賀記念 JpnⅢ 2000m【上位拮抗】
【カゼノランナー】前々走のブラジルカップは勝負どころで進路が開かず、直線はほとんど追えない展開。不完全燃焼だった。うまく立ち回れた前走のポルックスステークスでオープン勝ちと地力強化は確か。斤量56キロも追い風となりそうだし、鞍上とのコンビで2戦2と相性も抜群。人馬ともに今の好調度なら優勝候補の一角。
【カズタンジャー】昨年の5月に2勝クラス、3勝クラスを連勝してオープン入り。スレイプニルステークスで2着した後は地方のダートグレードに積極的に参戦して、そこでも堅実に上位争いをする活躍。あまり先行力はないが、佐賀を熟知している川田Jなら、そこはうまく追走して捌いてくるはず。初の佐賀コースでも、こなせると実績から好勝負可能。
【デルマソトガケ】昨年の佐賀記念は5着。今年はより層が厚くなった印象だが、今年は国内のレースだけでの参戦で臨戦過程は良い。フェブラリーステークスを使った後に転厩もあったが、直近成績は悪くないし、今年は昨年以上のデキで臨めそう。
【オケマル】兵庫競馬史上初となる無敗で3歳3冠を達成。上がり最速のレースも目立ち、レベル的にはここに入っても遜色はない。名古屋大賞典は右後肢跛行で出走を取り消したが、追い切りは動けているようだし、仕上がりは問題なさそう。力出し切れればJRA相手にも食い込んできそう。
【ユメノホノオ】高知で全20勝を挙げ、その内の10勝が重賞勝ち。コリアグランプリでも4着と好戦しており、明け6歳となってもまだまだ進化し続けている高知の英雄。これまでよりも相手は強力だが、どこまで通用するか楽しみ。
【メイショウフンジン】昨年の覇者で、佐賀記念は3年連続での出走。控えるよりもスッと先行して気分良く行けた方が良いタイプで、今年も正攻法で行けるかがカギ。年齢を重ねて少し衰えが出てきている感じはあるが、昨年同様に先行策から自分の形に持ち込めれば。
JRA勢が優勢とみるが、その中でもカゼノランナーは斤量や展開面でも妙味あり。先行できる強みと条件的にも優勝候補とみたい。カズタンジャーも実績を思えば重賞2勝目を狙えそうなところ。ローテーションと昨年以上の状態で出走できそうなデルマソトガケ、兵庫のオケマルも非常に楽しみな存在。高知の英雄ユメノホノオも展開が向くとひと差し浮上警戒。逃げが条件だが、テンに行き切れるとメイショウフンジンの変わり身も一考。
(佐賀競馬専門紙通信社:永瀬)