「移籍2戦目のドゥラエレーデに期待」
7月1日に施行予定の帝王賞の前哨戦となる大井記念。残念ながら浦和の実力馬ウィリアムバローズ、ヒーローコールは除外となってしまったが、フルゲート16頭に好メンバーが揃った。1着賞金は4000万円。激戦必至で見逃せない一戦だ。
ドゥラエレーデは移籍緒戦で半信半疑だった川崎記念を2着。アウトレンジ、ホウオウルーレット、ディクテオンなどに先着して見せた。やはり底力がある。今回は野畑騎手も2度目となり、大型馬の叩き2戦目で上積みも見込める。大井の2000メートルは2023年の東京大賞典で3着。コース適性に不安もなく、折り合ってスムーズに運べれば久々の戴冠があっていい。
ナイトオブファイアがこれまで掲示板を外したのはジャパンダートクラシックと東京大賞典だけ。強い相手と戦って経験を積んできており、終いの脚は確実。今回は名古屋遠征帰りとなるが調整は順調で、手替わりとなる点も岩手の名手・山本聡哉騎手なら特に割り引く必要もなし。スタートを互角に出て、直線でうまく追い比べに形に持ち込めれば十分勝ち負けに。
サントノーレは今年に入って1400メートルの根岸Sで10着、1600メートルの京成盃グランドマイラーズで4着、1800メートルのブリリアントカップでクビ差2着。距離を延ばして徐々に成績が上がってきた。陣営は更なる距離延長を心配しているようだが、大きなマイナスはないはず。京浜盃を勝ち、JBCクラシック3着など実績は十分。先行できればまずV争い。
リベイクフルシティはブリリアントカップを4馬身差の完勝。見事にサントノーレ以下を突き放した。2歳時、デビュー4連勝で重賞勝ちして以降、低迷期もあったが、6歳にして完成した感じ。前々走は2600メートルで2着。2000メートル替わりに不安もなく、自在に捌けて展開、流れも不問。また、馬場が渋ってもOK。勢いに乗って重賞連勝は十分可能。
ナンセイホワイトは1400メートルで距離がどうかと思われた前々走のフジノウェーブ記念を豪快な差し切り。念願の重賞初制覇。前走のブリリアントカップは3着までだったが、見せ場は十分で力をつけてきているのは確か。2000メートルでも勝ち鞍があり、追い切り動いて状態面も更に上昇。今回のメンバーに入っても何らヒケを取らず、軽くは扱えない存在。
◎ ドゥラエレーデ
〇 ナイトオブファイア
▲ サントノーレ
△ リベイクフルシティ
△ ナンセイホワイト
(競馬ブック・木村悟)