メイクセンス、地元で巻き返す
若潮スプリントは2019年、20年は3歳オープン特別として行われ、2021年から重賞に格上げされて今年で6回目となる。オープン特別の頃の優勝馬カプリフレイバーは古馬になっても短距離路線で活躍し、22年の優勝馬スティールルージュは古馬になってしらさぎ賞を制しているし、23年の優勝馬メンコイボクチャンはその後重賞勝ちこそないが短距離路線で活躍。24年の優勝馬ギガースは、優駿スプリント2着、楠賞と船橋記念で3着の成績を残しており、昨年の優勝馬ベアバッキューンは、かしわ記念、プラチナカップで結果を残せなかったが、川崎でオープン特別を圧勝している。
今月末の優駿スプリント(大井1200m)、8月の北海道スプリントカップ(門別1200m)に向けての前哨戦というレースで、今後の短距離路線を占う意味でも注目だ。
メイクセンスは、デビューから一貫して短距離路線を歩み、7戦目で挑んだネクストスター東日本(船橋1200m)を制している。前走のアヴニールスプリント(浦和1400m)ではスタートで後手を踏み、直線良く追い上げたが2着まで。決め手が生きる地元1200mに戻るのはプラスになり、別定戦で57キロと1キロ背負うことになるがこの舞台なら崩れることはない。
ブルーメンガルテンは、道営デビューで今回が転入初戦。昨年の11月以来の競馬となるが、先日の能力試験(船橋800m)で48秒4の好タイムで合格を果たし、仕上げは進んでいる。道営時は1勝したのみだが、ネクストスター門別(門別1200m)で3着があり、更に前走の北海道2歳スプリントでは4着に善戦している。ゴッドバロック、シーテープ、スペシャルチャンスと接戦を演じており潜在能力は高い。久々の分レース勘が戻っているかどうかが鍵を握る。
エイシンミラーミは、道営で3戦3勝、大井転入後は3戦2勝3着1回の成績。前走は内々で砂を被る展開になり、終い伸び切れなかったが、あれはいい経験になったはず。今回は初めての左回りが課題になるが、スタートを決めて前々で流れに乗れれば勝負になる。
クリムゾンプリンスは、メイクセンスが2着に敗れたアヴニールスプリント(浦和1400m)で3着だったが、メイクセンスとはクビ差。既に南関東4競馬場を経験し、強敵相手に戦って経験が豊富。前走古馬相手のに11着に敗れてからの連闘策。スピードは互角で、この距離でそのスピードを生かせる。オルタスグロウはポーチュラカ、リノデスティーノという快足馬の下で、ここにきて2連勝と充実著しい。相手強化で楽ではないが、相手なりに走りそうなタイプで注意。ズルタナイトはトライアル戦でオルタスグロウに敗れて2着だったが、そのスピードは非凡。道悪が予想されるだけに粘り込みに注意したい。アラモは、道営時に5戦3勝2着1回、7着1回の成績。これまで1200m以下では連対を外しておらず、地元の1200mで見直しが必要と思われる。
◎メイクセンス
○ブルーメンガルテン
▲エイシンミラーミ
△クリムゾンプリンス
△オルタスグロウ
△ズルタナイト
△アラモ
(勝馬:山形宗久)