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【川崎】競馬専門紙記者の重賞予想(7/8 スパーキングレディーカップ [JpnIII])

川崎 重賞

2026年07月07日レース予想

『砂の女王に思いを馳せて川崎の地から飛躍』

 

かつて川崎の地でエンプレス杯を大差で圧勝し、その後川崎記念連覇などダート界に大いなる足跡を残した名牝ホクトベガ。その功績を称えホクトベガメモリアルの名が冠され今年で30回目を迎える当レース。ビッグネームの参戦こそないものの、今後間違いなく牝馬ダート路線を賑わす面々が集った。小回りの川崎カーブを4つ回るコース形態から、小回りコース巧者や川崎コース経験馬が優位に立つだろう。

 

◎タマモフリージア

昨年はJBC2歳優駿を勝ち、川崎で行われた全日本2歳優駿2着と世代トップクラスの実績。今年緒戦は牡馬相手の京浜盃を選択したが、待機馬房での環境に動じてしまい飼葉喰いが落ちてしまったとのことでマイナス14キロの馬体減。それも響いてか2秒近く離された6着に敗退。休養を挟んだ関東オークスでは減った馬体も戻っていたが、最後は距離が堪えたのかやはり2秒2離された4着。今回は古馬との初対戦が課題だが、やはり52キロの斤量は大きな武器。全日本2歳優駿で見せたように好位で流れに乗り、直線で渋太く伸びる脚が持ち味だし、川崎1600メートルには一日の長がある。古馬相手でも十分勝ち負けに加われる。

 

○アピーリングルック

ダートグレード初参戦の名古屋大賞典では5番人気だったものの、正に力で捻じ伏せるという言葉が当てはまる勝ちっぷりでカズタンジャー以下を完封。その後の牝馬相手の交流重賞がひと息に終わっているが、先行して見せ場は作れている。また、昨秋東京のブラジルカップでは差す脚も見せており自在に捌けるのは強味。最近は中距離での出走が主だが、条件戦時代には1600メートルで好走しているし川崎コースも二度目。斤量56キロは楽ではないが大崩れは考えにくい存在。

 

▲カピリナ

昨年の函館スプリントステークスを制したスピード能力はこのメンバーでも上位。ただし、今回は久々のダート戦となるが、元々デビュー戦は1800メートルのダート戦で未勝利勝ちは東京ダート1400メートル。1600メートルも年始の中山で勝ち星を挙げているのなら不安は全くない。小回りのコーナー4つに対応できるかが最大のポイントになりそうで、能力面は互角以上でも、今回に関しては適性面の不確定要素が大きい。

 

△タガノミスト

先行力を武器にオープンクラスまで駆け上がってきた上がり馬。ハナか2番手で自分のリズムを作れれば非常に渋太いが、カペラステークスや大和ステークスのように自分のペースで運べないと大敗も隣り合わせ。今回は同型が多く、楽に先手を奪えない可能性があり、序盤の位置取りが結果を大きく左右しそう。ただし、展開が味方すれば上位進出も十分可能。

 

△ホーリーグレイル

昨年秋には園田の楠賞、年末の東京シンデレラマイルを勝って南関東牝馬路線を代表する一頭へ成長しつつある4歳馬。川崎で走るのは約1年半ぶりとなるが苦手意識は全くなく、川崎マイルへの適性ではヒケを取らない。大崩れが少ないのも魅力で今回もマークは必須。

 

△アンジュフィールド

JRAからの転入緒戦は浦和の準重賞ティアラカップ。3勝クラスからの編入で準オープンでは?との前評判を覆す快勝。前走のしらさぎ賞ではツーシャドーに僅か後れを取った2着、今回は交流重賞で更にメンバーは上がるが、地力は高く軽視は禁物の一頭。


(ケイシュウNEWS:石井 一治)

 
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