「関東オークス馬ペンダントが秋も主役」
ペンダントは関東オークス馬。夏のブリーダーズゴールドカップは1番人気に推されたが5着敗退。ただ、スタート出遅れや勝負どころの反応からは初の古馬相手で壁にぶち当たったというよりは、18キロの馬体増が響いた印象。追い切りも動いているし、馬体が絞れてくれば結果も違ってくるはずだ。
タマモフリージアは2歳時3戦2勝、敗れた全日本2歳優駿もクビ差惜敗と2歳時ほぼ完璧な戦績。今年緒戦の京浜盃を大幅馬体減で大敗し、馬体を戻した関東オークスも勝ち馬から2秒2差の4着と春先は体調が整わず。しかしスパーキングレディーカップでは初の古馬相手で2着と健闘。基本的にマイラーだが、同世代牝馬同士なら能力は本来最上位。ここで久々の勝利を手にしたい。
ロンギングフォユーは今回重賞初挑戦だが、ここまで通算4戦3勝、6月の東京1600mの2勝クラスで古馬相手に完勝と潜在能力はここでも互角だ。初の地方馬場も父ナダルなら適性は秘める。道中砂をかぶらず行ければ実績組をまとめて一掃の可能性も。
関東オークス2着のジュワネングはそれ以来のレース。関東オークスは直線ペンダントの決め手に屈したが、外枠からマイペースの逃げに持ち込んで3着に6馬身差なら後続とは明確な力差あった。今回も内でモマれる展開だと多少不安はあるが、逃げ、もしくは外めの番手の競馬なら上位争い可能だ。
東京プリンセス賞馬ヘスペリスが秋初戦でダートグレード競走に挑戦。その東京プリンセス賞は相手の持ち味をそぐために馬体を併せないという鞍上の好判断もあったが、牝馬二冠を狙ったアンジュルナをゴール前で捕らえる強い内容。デビューから一貫して大井の中距離を走り、目標の大舞台をきっちり制した。今回は久々、初コース、初左回りと課題も多い。ここで勝ち負けできるようなら今後の展望が開ける。
◎ペンダント
○タマモフリージア
▲ロンギングフォユー
△ジュワネング
△ヘスペリス
(日刊競馬:小山内完友)