帯広重賞:ばんえい記念(2020)特集ページ
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世界で唯一のソリ曳き競馬「ばんえい競馬」の最高峰レース「農林水産大臣賞典 第51回ばんえい記念(BG1)」が、北海道・帯広競馬場で2020年3月21日(土)に行なわれます。
その直前企画として、ばんえい記念に出走し活躍した名馬の暮らす牧場を競馬キャスター荘司典子さんが訪問。
引退後の様子や、牧場関係者などへのインタビューもお伝えします。
ばんえい記念をめぐる人々の「熱意」を映像からご覧ください。
■第1弾 インフィニティー
帯広競馬場から車で30分ほどの場所にある幕別の村田畜産に、2014年ばんえい記念を制したインフィニティーが種雄馬として繋養されています。
今回、インフィニティーの主戦を務めた浅田達矢元騎手や村田場長にもお話を伺いました。
■第2弾 フジダイビクトリー
北海道 足寄町にある加藤牧場にフジダイビクトリーが種雄馬として繋養されています。
今回は、加藤牧場の加藤信一氏・「ミスターばんえい」こと金山明彦調教師にお話を伺いました。
■第3弾 ナリタボブサップ
音更町にある赤間牧場にナリタボブサップが種雄馬として繋養されています。
今回は、赤間牧場の赤間氏・競馬ブック定政記者にお話を伺いました。
<出演>
- ・津田 麻莉奈さん
(楽天競馬をパワーアップ!"ポッ"イントもらっちゃおう娘「ポッ娘」) - ・守永 真彩さん
(楽天競馬をパワーアップ!"ポッ"イントもらっちゃおう娘「ポッ娘」) - ・古谷 剛彦さん
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- ▼地方競馬ネット新聞
- https://rt.keibabook.co.jp/
- ▼イー新聞
- https://www.e-shinbun.net/
開催見解
2020.3.18(水)
第52回ばんえい記念(BG1)展望
ばんえい最強馬を決める一戦。世界的な問題となっているウイルスの影響で史上初の無観客となり、1トンのレースではファンの方々の「ヨイショー、ヨイショー」の掛け声がないのは非常に残念である。それでもここに向けて7頭の精鋭たちが繰り広げる本当の力比べを画面を通じて見ていただきたい。
◎オレノココロ
昨年は3連覇こそ逃がしたが、超スローから上がりの競馬で力比べというより切れ味だけの結果を思えば負けて強し。完全復活を感じさせる近走の内容とここに向けての調整も「この馬自身が一番分かっている」と槻舘調教師のコメントどおり、態勢は整った。昨年
負けたことはこの馬の糧となっており王者奪還へ。
○ホクショウマサル
他馬よりもずっと早く、一ヶ月前からここに向けての準備をしてきた。一度、軽い荷物で本走路に入れたが、重荷での稽古の影響もなく、切れのある走りを見せていた。その後も入念に仕上げられ3日前にはほぼ仕上がったようだ。大一番での連勝記録を伸ばすことへの期待は勿論だが、それ以上にこの臨戦過程で今までの常識を打ち破れば正真正銘の史上最高馬と名を残すだろう。
▲センゴクエース
昨年の覇者でじっくり構えて行けるのはこの馬にとって都合がいいことは分かっている。昨年と比べて馬場は未知数ではあるが、1トンの適性は証明できたし、あとは菊地騎手との呼吸が合うかどうかだろう。
△コウシュハウンカイ
詰めの甘さがあり、5度の挑戦でこの条件は未勝利。だが、今年の帯広記念ではトップハンデで馬場も重い中、勝った内容は高い評価ができるもの。今季の充実度では一番であり、今年はひと押しがあるかも。
△アアモンドグンシン
この馬の能力があれば勝つことも可能だが、前走のポプラ賞がいかにも負けすぎ。騎手との呼吸が最大のポイントも今後へ向けての経験までかもしれない。押さえの評価まで。
(ケイバブック 定政紀宏)
レースの見どころ
2020.3.15(日)
ばんえい最強馬を決める、ばんえい競馬で最も格式高い「BG1」の中でも最高峰に位置するレースです。 1968年に「農林水産大臣賞典」として創設され、1998年に改称されて以降も旧名称を略した「大臣賞」の名がしばしば使われています。1987年までは4場持ち回りでの開催でしたが、1988年以降は帯広競馬場でのみ開催されています。 ばんえい重量は最大1000kg(6歳以上1000kg、4・5歳990kg、牝馬は20kg減)で、ばんえい競馬における最高重量で行われます。その重量から、公営競技の中でも最もレース所要時間が長くなります。