ダイオライト記念 (JpnII) 2024|特集

JpnII
第69回
ダイオライト記念
2024年3月6日(水) 11R 20:05発走
船橋
昨年の優勝馬グロリアムンディ
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昨年の優勝馬

グロリアムンディ

写真提供:千葉県競馬組合
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<出演>

  • 古谷 剛彦さん
    (楽天競馬スペシャルアドバイザー)
  • 津田 麻莉奈さん
    (楽天競馬"ポッ"イントもらっちゃおう娘)
  • 須田 鷹雄さん
    (楽天競馬海外事業パートナー)
  

■人気別(2013年以降)

【本命決着傾向】1番人気を軸に馬券を組み立てていくのがよさそうだ。穴党は複勝率9割の3番人気馬軸に。

人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 6-0-0-4 60.0% 60.0% 60.0%
2番人気 3-2-0-5 30.0% 50.0% 50.0%
3番人気 0-2-7-1 0.0% 20.0% 90.0%
4番人気 0-3-0-7 0.0% 30.0% 30.0%
5番人気 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
6番人気以下 0-1-2-72 0.0% 1.3% 4.0%

■枠番別(2013年以降)

【内枠優勢】4枠までで7勝の実績。4・7枠も2~3着候補としておススメしたい。

枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1 3-1-1-5 30.0% 40.0% 50.0%
2 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
3 3-1-0-12 18.8% 25.0% 25.0%
4 1-1-4-10 6.3% 12.5% 37.5%
5 0-1-2-14 0.0% 5.9% 17.6%
6 0-1-0-17 0.0% 5.6% 5.6%
7 1-2-2-14 5.3% 15.8% 26.3%
8 2-1-1-15 10.5% 15.8% 21.1%

■年齢別(2013年以降)

【実力拮抗ムード】4~7歳馬あたりまでは傾向に大きな差がない、実績や枠番との相談になるだろう。

年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
2歳 0-0-0-0 - - -
3歳 0-0-0-0 - - -
4歳 2-0-2-6 20.0% 20.0% 40.0%
5歳 3-1-2-24 10.0% 13.3% 20.0%
6歳 3-3-2-14 13.6% 27.3% 36.4%
7歳 2-4-3-19 7.1% 21.4% 32.1%
8歳 0-2-0-16 0.0% 11.1% 11.1%
9歳 0-0-0-11 0.0% 0.0% 0.0%
10歳以上 0-0-1-5 0.0% 0.0% 16.7%

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着順 馬番 馬名 性齢斤量タイム 人気 馬体重 騎手 調教師 母父前走コース 馬場 斤量人気 着順
2023年 03/15 晴・良 ダ左2400m  14頭 過去映像
1 1 グロリアムンディ 牡5 2:37.2 1 501 川田将 [西] 大久保 キングカメハメハ チャンピオンズC【GI】 2 12
2 2 テリオスベル 牝6 2:39.0 4 454 江田照 [東] 田島俊 キズナ エンプレス杯[JpnII] 3 3
3 5 メイショウフンジン 牡5 2:39.2 3 516 酒井学 [西] 西園正 ホッコータルマエ 仁川S 2 1
単勝(1)220 複勝(1)120 (2)180 (5)140 枠複(1)(2)1,280 馬複(1)(2)1,290 ワイド(1)(2)390 (1)(5)240 (2)(5)390 枠単(1)(2)1,670 馬単(1)(2)1,940 三連複(1)(2)(5)1,090 三連単(1)(2)(5)4,900
2022年 03/23 曇・不良 ダ左2400m 14頭 過去映像
1 11 ノーヴァレンダ 牡6 2:37.2 5 549 森泰斗 [川]内田勝 ダイワメジャー 報知オールスターC 1 1
2 1 エブリワンブラック 牡5 2:37.7 8 489 戸崎圭 [西]武幸四 ブラックタイド 名古屋大賞典[JpnIII] 6 4
3 6 ミューチャリー 牡6 2:37.8 3 472 本橋孝 [船]矢野義 パイロ フェブラリーS【GI】 11 10
単勝(11)1,030 複勝(11)350 (1)640 (6)200 枠複(1)(7)11,460 馬複(1)(11)15,270 ワイド(1)(11)3,580 (6)(11)990 (1)(6)1,800 枠単(7)(1)15,670 馬単(11)(1)27,900 三連複(1)(6)(11)21,890 三連単(11)(1)(6)213,870
2021年 03/17 晴・良 ダ左2400m 10頭 過去映像
1 10 ダノンファラオ 牡4 2:34.5 2 525 川田将 [西]矢作芳 American Pharoah 川崎記念[JpnI] 3 3
2 8 エルデュクラージュ セ7 2:34.8 4 499 戸崎圭 [西]池添学 クロフネ アルデバランS[OP] 8 5
3 1 アナザートゥルース セ7 2:35.0 3 483 森泰斗 [東]高木登 アイルハヴアナザー 東海テレビ杯東海S【GII】 7 2
単勝(10)270 複勝(10)120 (8)150 (1)110 枠複(7)(8)1,000 馬複(8)(10)1,130 ワイド(8)(10)310 (1)(10)200 (1)(8)280 枠単(8)(7)1,810 馬単(10)(8)1,710 三連複(1)(8)(10)930 三連単(10)(8)(1)4,610
2020年 03/11 晴・重 ダ左2400m 14頭 過去映像
1 14 アナザートゥルース セ6 2:36.6 1 483 ルメー [東]高木登 アイルハヴアナザー 川崎記念[JpnI] 4 5
2 3 ウェスタールンド セ8 2:37.0 2 485 川田将 [西]佐々木 ネオユニヴァース チャンピオンズC【GI】 6 9
3 8 サウンドトゥルー セ10 2:37.9 3 472 森泰斗 [船]佐藤裕 フレンチデピュティ 金盃 2 1
単勝(14)240 複勝(14)100 (3)110 (8)130 枠複(3)(8)320 馬複(3)(14)330 ワイド(3)(14)160 (8)(14)190 (3)(8)270 枠単(8)(3)660 馬単(14)(3)650 三連複(3)(8)(14)410 三連単(14)(3)(8)1,550
2019年 03/13 曇・重 ダ左2400m 13頭 過去映像
1 1 チュウワウィザード 牡4 2:37.3 1 475 川田将 [西]大久保 キングカメハメハ 東海テレビ杯東海S【GII】 2 2
2 9 アポロケンタッキー 牡7 2:38.1 5 564 戸崎圭 [西]山内研 Langfuhr 川崎記念[JpnI] 4 4
3 6 オールブラッシュ 牡7 2:38.2 3 487 田辺裕 [西]村山明 ウォーエンブレム 川崎記念[JpnI] 2 3
単勝(1)140 複勝(1)110 (9)150 (6)170 枠複(1)(6)840 馬複(1)(9)770 ワイド(1)(9)240 (1)(6)230 (6)(9)580 枠単(1)(6)1,140 馬単(1)(9)1,150 三連複(1)(6)(9)1,220 三連単(1)(9)(6)4,030

専門紙予想

2024/3/5(火)公開

「春を告げる伝統の一戦は、パワーとスタミナが試される長距離レース」

 川崎記念の施行時期が変わったため今までは実績馬が順当な結果を残す趣だったが、今年は実績を積み上げてきた面々に加えて、今後に向けて更なる飛躍を誓う挑戦者も参戦。来月の川崎記念、そして帝王賞を見据えて注目度がより一層高まった。
 
 浦和記念、名古屋グランプリとダートグレードを連勝中のディクテオンがここも主役を張る。
 3歳の5月にデビューし芝を2戦、ダートを1戦したが勝ち上がれず名古屋へ転出。名古屋で2連勝しJRAへ戻るも、オープン入りまで約一年。初めての重賞挑戦は昨年1月の東海ステークス(9着)という遅咲き。その後オープンで1勝して、初めてのダートグレード参戦の浦和記念が正に圧巻の一語。スタートダッシュひと息で道中は後方から。2周目のバックストレッチに入ったあたりから動き出すと、浦和のタイトなコーナーでもスピードを落とすことなく一気にマクって見せた。最後はミトノオーも執拗に食い下がっていたが、余力すら感じられる完勝劇。続く名古屋グランプリでもスタートひと息で後方からの競馬。3コーナー入り口で末脚に火が点くとひとマクりで4コーナーで先頭へ。今度はグランブリッジに追いすがられたものの、最後は抑える余裕すら感じられる勝ちっぷりでレコードのおまけ付き。JBCレディスクラシックなど牝馬のダートグレードで頂点に立ったメーデイアを母に持つ素質馬が、地方ダートに替わっていよいよ本格化を迎えた様相。スタートに不安を残すのは織り込み済みだが、ここ2戦と同様に外目の枠を引けたのであれば道中で進路を失ってもがく場面は考えづらい。急遽の乗り替わりで浦和記念を制した鞍上が再び手綱を握るとあれば、ダートグレード3連勝は最早目前。

 セラフィックコールはG1初挑戦で壁に当たったが、ダートグレードから再出発を期す。約1年前の新馬戦を圧勝。その後は大事に使われつつも豪快な競馬で連勝を積み重ね、5戦目にしてみやこステークスを制覇。その勢いを駆ってチャンピオンズカップに挑戦したが、明らかにG1の壁に阻まれてしまったという敗戦。今回も距離延長や初めての地方馬場、それにスタートの不安も拭い切れないが、連勝中の内容からそれらを跳ね返すポテンシャルを秘めているのは間違いない処。今回は圧勝の新馬戦に騎乗したムルザバエフ騎手にスイッチで斤量は55キロ。今後に向けて試金石であると同時に、ダート界を席巻を予感させるような走りを期待。

 安定感という点ならハギノアレグリアスが突出している。
 ここまで16戦して掲示板を外したのは僅か3戦。最大の着差は芝の新馬戦だった時の1秒差負けという比類ないぐらいの安定駆け。ここまで重賞は2勝で2着3回という歯痒さも隣り合わせだが、大崩れしないのは何よりも魅力。初距離、初コースという未知な部分もあるが、その点は他の有力処も同じことで条件は五分。臨機応変に捌いて勝利を目指す。

 ダートグレードはこの馬抜きにして語れないという地位まで上り詰めつつある個性派テリオスベル。スタートからガンガン追って道中で先手を奪うという強引な戦法は常に大敗のリスクもあるのに、崩れていないのは正に見事。昨年もダートグレードに積極参戦し、勝ち鞍こそブリーダーズゴールドカップの1勝のみだが、ダイオライト記念2着に名古屋グランプリ3着という牡馬相手の長距離戦でも上位争いに加わっている。  明け10歳の2頭も忘れてはいけない存在。エルデュクラージュは前々走の報知グランプリカップを圧逃Vで存在感をアピール。元来冬場に良績のあるタイプだとしても、力落ちがないことを証明するには十分な勝利。余勢を駆って一発を狙う。そしてアナザートゥルースは20年の当レースの勝ち馬。その後21年は3着、23年は10着でソロソロ衰えの懸念もあったが、前走の名古屋グランプリでは先述のディクテオンやテリオスベルらに続く4着で依然健在を証明。当舞台の経験値だけならメンバー中随一だ。


◎ディクテオン
○セラフィックコール
▲ハギノアレグリアス
△テリオスベル、エルデュクラージュ、アナザートゥルース


(ケイシュウNEWS 石井 一治)

レースの見どころ

2024/2/29(木)

【伝統の一戦から春の大一番へ!】
毎年3月にここ船橋競馬場で開催されるダイオライト記念(JpnII)。今年で69回目を数え、ダートグレード競走の中でも最長クラスの2,400m戦は非常に見ごたえのあるレースの一つです。昨年は1番人気のグロリアムンディ号がしっかり人気に応え、2着馬に9馬身差をつけての完勝劇を披露。2024年からは川崎記念[JpnI]が4月に開催となり、ステップレースとしてより重要性が高まりそうな本競走。ここを制して春の大一番へと駒を進めるのは果たしてどの競走馬になるでしょうか。どうぞご期待ください!

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