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ダートグレード競走:北海道スプリントカップ(JpnIII)2019

JpnIII
第23回
北海道スプリントカップ
2019年6月6日(木) 第11R 20:00発走
門別
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昨年の優勝馬テーオーヘリオス
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昨年の優勝馬

テーオーヘリオス

写真提供:地方競馬全国協会
  • データ分析
  • 過去5年の
    レース結果
  • 専門紙予想
  • レースの見どころ

■人気別(2009年以降)

勝ち馬は全て3番人気以内の馬から輩出されている。 特に1番人気馬は3年連続で勝利しており、過去10年の複勝率も100%と驚異的な安定感を見せている。

人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 5-2-3-0 50.0% 70.0% 100.0%
2番人気 1-4-3-2 10.0% 50.0% 80.0%
3番人気 4-3-2-1 40.0% 70.0% 90.0%
4番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
5番人気 0-1-2-7 0.0% 10.0% 30.0%
6番人気以下 0-0-0-89 0.0% 0.0% 0.0%

■性別別(2009年以降)

過去10年の1着2着は全て牡馬。 複勝圏内に入った牝馬も2010年ラブミーチャンの3着のみとなっており、牡馬有利の情勢である事は間違いない。

性別 成績 勝率 連対率 複勝率
牡馬 10-10-9-83 8.9% 17.9% 25.9%
牝馬 0-0-1-23 0.0% 0.0% 4.2%
セン馬 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%

■年齢別(2009年以降)

栗東所属の関西馬が過去10年間で全勝している。 逆に地元北海道をはじめとした地方所属馬は最高でも2着と善戦はするものの勝ちきれていない。

所属 成績 勝率 連対率 複勝率
栗東 10-5-5-11 32.3% 48.4% 64.5%
美浦 0-2-3-2 0.0% 28.6% 71.4%
岩手 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
北海道 0-1-0-65 0.0% 1.5% 1.5%
大井 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
笠松 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0%
川崎 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3%

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着順 枠番 馬名 性齢 タイム 人気 馬体重 騎手 調教師 前走 人気 着順
2018年 06/07 晴・良 ダ右1200m 16頭過去映像
1 3 テーオーヘリオス 牡6 1:12.9 1 506 浜中俊 [西]梅田智 Fusaichi Pegas 天王山S[OP] 5 1
2 5 ラブバレット 牡7 1:13.0 3 474 山本聡 [岩]菅原勲 ノボジャック 東京スプリント[Jpn3] 9 6
3 10 スノードラゴン 牡10 1:13.0 5 518 五十嵐 [東]高木登 アドマイヤコジ 東京スプリント[Jpn3] 8 7
単勝(3)260 複勝(3)130 (5)180 (10)210 枠連(2)(3)520 馬連(3)(5)660 ワイド(3)(5)300 (3)(10)500 (5)(10)570 馬単(3)(5)990 三連複(3)(5)(10)1,780 三連単(3)(5)(10)5,210
2017年 06/08 曇・不良 ダ右1200m 16頭過去映像
1 3 ニシケンモノノフ 牡6 1:09.4 1 512 横山典 [西]庄野靖 メイショウボー 黒船賞[Jpn3] 1 5
2 14 ショコラブラン 牡5 1:10.2 2 478 戸崎圭 [西]浅見秀 クロフネ かきつばた記念[Jpn3] 1 3
3 9 スノードラゴン 牡9 1:10.2 3 514 大野拓 [東]高木登 アドマイヤコジ 高松宮記念[G1] 11 7
単勝(3)190 複勝(3)100 (14)100 (9)120 枠連(2)(7)190 馬連(3)(14)190 ワイド(3)(14)130 (3)(9)190 (9)(14)200 馬単(3)(14)340 三連複(3)(9)(14)260 三連単(3)(14)(9)770
2016年 06/09 雨・不良 ダ右1200m 13頭過去映像
1 11 ダノンレジェンド 牡6 1:09.9 1 454 M.デム [西]村山明 Macho Uno 東京スプリント[Jpn3] 1 3
2 8 ノボバカラ 牡4 1:09.9 2 508 桑村真 [東]天間昭 アドマイヤオー かきつばた記念[Jpn3] 2 1
3 5 スノードラゴン 牡8 1:10.7 3 522 大野拓 [東]高木登 アドマイヤコジ かきつばた記念[Jpn3] 5 5
単勝(11)160 複勝(11)100 (8)110 (5)150 枠連(6)(7)170 馬連(8)(11)180 ワイド(8)(11)120 (5)(11)230 (5)(8)350 馬単(11)(8)260 三連複(5)(8)(11)420 三連単(11)(8)(5)1,040
2015年 06/11 晴・良 ダ右1200m 14頭過去映像
1 8 シゲルカガ 牡4 1:12.5 2 512 勝浦正 [西]谷潔 パイロ 東京スプリント[Jpn3] 4 2
2 6 ポアゾンブラック 牡6 1:12.6 5 528 阪野学 [北]田中淳 マイネルラヴ アンタレスS[G3] 16 15
3 5 ダノンレジェンド 牡5 1:12.8 1 456 丸田恭 [西]村山明 Macho Uno 東京スプリント[Jpn3] 1 1
単勝(8)410 複勝(8)120 (6)300 (5)100 枠連(4)(5)150 馬連(6)(8)6,660 ワイド(6)(8)720 (5)(8)110 (5)(6)550 馬単(8)(6)10,490 三連複(5)(6)(8)1,080 三連単(8)(6)(5)24,580
2014年 06/12 雨・不良 ダ右1200m 14頭過去映像
1 14 アドマイヤサガス 牡6 1:11.0 3 526 川田将 [西]橋田満 フジキセキ 千葉S 2 9
2 7 スノードラゴン 牡6 1:11.2 1 516 大野拓 [東]高木登 アドマイヤコジ 高松宮記念[G1] 8 2
3 2 セレスハント 牡9 1:11.3 5 482 戸崎圭 [西]松永幹 コロナドズクエ 東京スプリント[Jpn3] 6 6
単勝(14)620 複勝(14)150 (7)130 (2)240 枠連(4)(8)800 馬連(7)(14)680 ワイド(7)(14)300 (2)(14)1,070 (2)(7)440 馬単(14)(7)2,040 三連複(2)(7)(14)2,330 三連単(14)(7)(2)14,840

専門紙のダートグレード競走予想

2019.6.4(火)

 第23回北海道スプリントカップ展望

舞台最高!ヤマニンアンプリメが重賞初制覇へ
 ヤマニンアンプリメ
 最近は地方の統一ダートグレード競走に意欲的に参戦。高知の黒船賞、名古屋のかきつばた記念と2着惜敗が続いたが、その後、早々に北海道スプリントカップにターゲットを絞ってきた。黒船賞、かきつばた記念は、小回りコースのため、早目に動かざるを得ないアンプリメにとって厳しい状況下。それでいての2着は、逆に今の充実ぶりを示したと言えるだろう。もともと、1400mよりも1200m向きであり、広く直線の長い門別へのコース替わりは、ここ2戦よりは遥かに条件は好転。函館競馬場への輸送もクリア。重賞初制覇へ機は熟した。
 シュウジ
 芝で伸び悩む姿が見られたため、ダートに目先を替えられたが、オープン特別とはいえ、いきなり2番手から難なく抜け出す快勝劇を演じている。前走の京葉Sは59キロを背負った分、追い比べとなって軽量馬に後塵を拝したが、それでも0秒1差3着なら、ダート適性は本物と判断できるだろう。今回の58キロも他馬と比較すると分は悪いものの、前走より1キロでも軽くなる点は有難い。好調を維持しており、好勝負は必至のはず。
 タテヤマ
 3走前の大和Sはヤマニンアンプリメに、2走前の千葉Sはシュウジに完敗しているが、前走の天王山Sでは枠なりに好位の内々を進み、直線、うまく進路が開いたところを測ったように差し切ってオープン初勝利を飾った。全6勝が1200mでマークしているが、そのうち京都は5勝。距離適性以上に、直線が平坦な方が、より踏ん張りが利いている。伸び行く強みを考えた場合、単に一角崩し評価では済まされないかもしれない。
 ノボバカラ
 4歳時には、かきつばた記念、プロキオンS、カペラSを制し、この北海道スプリントCは、その年のJBCスプリントを快勝したダノンレジェンドにハナ差の勝負をした実力馬である。年齢的に全盛期に及ばないと思われたが、前走の栗東Sで再復活の狼煙を上げた。戦績が示す通りベスト距離は1400mだが、もちろん1200mも守備範囲なのは確かだ。中間は前走同様、坂路とプールを併用の調整プロセス。いいデキは保たれている。
 ショコラブラン
 今春、JRAから大井に移籍。ここまで2走され、フジノウェーブ記念、東京スプリントは4着止まりだったが、大きく崩れていないあたり、7歳を迎えても、その力にカゲリは見られていない。このレースは中央に在籍していた5歳時にレコード勝ちしたニシケンモノノフの2着にきており、門別コースに戸惑うこともあるまい。地方競馬所属に立場は変わったが、元JRAとしての色は褪せていない。長距離輸送も大丈夫。
 タイセイエクレール
 JRAではオープンの壁が厚く、今春、門別に転入してきた。使われてきた強みもあって、いきなり存在感をアピールした。脚抜きのいい軽い馬場が向いている印象だから、当日の馬場状態も気になるが、相手が揃っているのも否定できない。叩かれた効果はあっても、恵まれての入着が精一杯という見方が妥当かもしれない。

 ◎ヤマニンアンプリメ
 ○シュウジ
 ▲タテヤマ
 △ノボバカラ
 △ショコラブラン

(厩舎の談話)
1.トドイワガーデン 体が絞れていい具合にはなりましたが、地元戦とはいえ、さすがにダートグレードでは荷が重いですね。どこまでやれますか。
2.エリモグレイス デキの良さだけで通用する相手ではありませんから、展開が向いたとしてもどこまで食い込めますか。この馬なりの走りを期待するだけですね。
3.ノボバカラ 今も調教では前向きではありませんが、何とか追い切りをこなせています。栗東でしか調教できないので、函館を経由しての直前輸送が鍵でしょう。
4.フィールザスマート 全盛時の力を発揮すればこのメンバーが相手でもヒケは取らないでしょうが、近況が良くないですから、強気なことは言えません。
5.シュウジ 29日に函館競馬場で追い切って、担当者によると動きは良かったと。ダートに使い出していいところを見せているので、賞金加算で今後につなげたい。
6.メイショウブイダン 使われながら調子は上がってきましたが、タフなダートではね。強豪揃いで、どこまでやれますか。精一杯の走りを願っています。
7.ヴァッフシュテルケ 一戦毎に状態は上がっています。前走以上に走れそうな手応えはありますが、JRA勢が相手、胸を借りるつもりで臨みたいと思います。
8.カツゲキライデン 前走でもまだ冬場のレースを引きずっている感じはしますが、復調の兆しはあったかと思います。相手は強いですが、頑張ってほしいです。
9.タイセイエクレール 前走は敗れはしましたが、現状の力を確認できましたし、門別のダートへの適性も見ることができました。JRA勢との力関係が鍵ですね。
10.ショコラブラン 前走後はこのレースを目標に乗り込んできたし、仕上がりはいい。好メンバーが揃っているけど、実績のあるコース。いい走りを期待したい。
11.フジノパンサー シーズントップからここに向けて、ほぼ理想的な臨戦過程を踏んでいます。昨年より馬も良くなっていますし、力を出し切ってくれるでしょう。
12.ヤマニンアンプリメ 今の門別は差しの利きやすい馬場だと聞きましたし、コース形状的にも一番自信があるところだと思います。賞金を加算しておきたいです。
13.ロードメビウス 前走は軽い馬場が良かったのかもしれませんが、走り自体は良くなってきました。ただ、更に相手が強くなるので強気には……。
14.タテヤマ 2週間ほど放牧、5月29日に函館入り。前走ぐらい走れる状態に仕上がっている。自在性があるので門別でも問題ないと思う。極端に揉まれなければ。
15.シングンヴィグラス 昨年より走りは良くなっていますが、良化度がスローですね。補欠から繰り上がって出走が叶いましたので、いい刺激を得てくれれば。
16.メイショウアイアン 最初からここに照準を合わせて調整。9歳馬ですが、衰えはないですよ。強敵ばかりですが、一角を崩すぐらいの走りを期待しています。

(競馬ブック・松本英博)

 

レースの見どころ

2019.5.31(金)

夏を迎えた北の大地を舞台にしたダート短距離チャンピオン決定戦! 全国各地から快速馬が集い、自慢のスピードで門別ナイターの6ハロン戦を駆け抜けタイトル獲得を狙います。 かつてはサウスヴィグラスやダノンレジェンドといった名スプリンター達もこのレースを制しております。

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