兵庫ゴールドトロフィー (JpnIII) 2022｜特集

兵庫ゴールドトロフィー

先週水曜日に行われた全日本２歳優駿。
注目、応援は当然のことながら地方馬となり、この夜は前走、兵庫ジュニアグランプリ②着、門別のスペシャルエックス、そのスペシャルを鎌倉記念で負かし、目下４連勝中の浦和ヒーローコールに期待。

ただ、ちょっと待てよ、ＪpnⅠである。
ここでどっちかが勝つようだと2022ＮＡＲグランプリ年度代表馬の座を持って行かれる可能性だってあるよなぁ。
その座はイグナイターが最短、最有力、取らしてやりたいだけに複雑な思いでレースを見る…。
で結局、両馬は⑬④着。
29日の東京大賞典で地方馬が勝たない限りイグに勲章が渡ることは濃厚となったかな（ただ、同厩、同オーナー馬ラッキードリームが出走予定、これは強敵だ）まぁいずれにせよ今日のこの一戦に勝てばＪpn３勝目、自力で確定の赤ランプを点けよう。

ということで◎はイグナイター。

昨年③着時よりも大幅地力強化、成長はいうまでもない。

南部杯、ＪＢＣとＪpnⅠ舞台で健闘した自信も大きい。

しかも今度はホーム、この競走創設以来、遂に地方馬が勝つときがやってきた。

当面の相手は南部杯でイグに先着のシャマル、しかし、このときは同斤で半馬身差、今度は背１㌔差が付いた。

ここらがポイントになりそうだが、間違いなく距離はベスト。

３番手がオーロラテソーロ、初グレードとなった２走前が完勝だし、前走③着も最後までしぶとく伸びた。

ハナブサは背51㌔が魅力、速い流れになった方が却って折り合いも付く。

一発長打秘める。

サクセスエナジー、ラプタスは園田経験豊富、ここらをうまく生かして。

全国公営競馬専門紙協会 競馬ブック 北防　敦

「兵庫ゴールドトロフィー（JpnIII）」は、今年で開催22回を数える園田競馬場1,400mの短距離戦。 翌年のフェブラリーS(GI)出走などを見据えたJRA所属の強豪馬が参戦してくることもあり、過去21回は全てJRA所属馬に軍配のあがるダートグレード競走となっています。 昨年は1番人気のJRA所属・テイエムサウスダン号が、逃げるラプタスやイグナイターらを捉え重賞4勝目となるゴール。短距離界のエース格としてその実力を存分に披露したレースとなりました。今年も実力馬の躍動か果たして新星誕生か、その結果にご注目ください。