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ダートグレード競走:JBCレディスクラシック(JpnI)2020

JpnI
第10回
JBCレディスクラシック
2020年11月3日(祝・火) 8R 16:30発走
大井
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JBC大作戦
昨年の優勝馬ヤマニンアンプリメ
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昨年の優勝馬

ヤマニンアンプリメ

写真提供:地方競馬全国協会
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<出演>

  • 古谷 剛彦さん
    (楽天競馬スペシャルアドバイザー)
  • 舩山 陽司さん
    (フリーアナウンサー)
  • 津田 麻莉奈さん
    (楽天競馬をパワーアップ!"ポッ"イントもらっちゃおう娘「ポッ娘」)
  • 守永 真彩さん
    (楽天競馬をパワーアップ!"ポッ"イントもらっちゃおう娘「ポッ娘」)

シネマソングス

:美浦

:牝5歳

:ハーツクライ

:アースリヴィング

:小笠倫弘

:池添謙一

注目ポイント

今年の夏に条件クラスを脱しオープンへ。前回は道悪馬場で消化不良の面もあったが、今回は改めて走りの粘り強さに期待。

ファッショニスタ

:栗東

:牝6歳

:ストリートセンス

:アクアリスト

:安田隆行

:北村友一

注目ポイント

川崎・スパーキングレディーカップ(JpnIII)連覇をはじめ、今年も安定した成績を残す。円熟期を迎え、悲願の女王戴冠に向け機は満ちている。

プリンシアコメータ

:美浦

:牝7歳

:スパイキュール

:ベルモントフェリス

:矢野英一

:岩田康誠

注目ポイント

前哨戦の当地・レディスプレリュード(JpnII)は3着とし調子は上々。ブリーダーズゴールドカップ(JpnIII)制覇はじめ、好成績残す岩田康誠騎手とのコンビで大舞台で華やかに舞う。

マドラスチェック

:美浦

:牝4歳

:Malibu Moon

:Gloat

:齋藤 誠

:森 泰斗

注目ポイント

今年は当地・TCK女王盃(JpnIII)で重賞初制覇。前走・レディスプレリュードも2着と当地適性に不安はなく、南関東の巧腕・森泰斗騎手に導かれビッグタイトル制覇へ。

マルシュロレーヌ

:栗東

:牝4歳

:オルフェーヴル

:ヴィートマルシェ

:矢作芳人

:川田将雅

注目ポイント

地方・ナイター・不良馬場、3つの初条件を見事にはね退け、ダート転向わずか2戦目で重賞初制覇。勢いそのままにシンデレラガールが一気に女王の座へと階段を駆け上がる。

レーヌブランシュ

:栗東

:牝3歳

:クロフネ

:アンジュエ

:橋口慎介

:松山弘平

注目ポイント

関東オークス(JpnII)を制しその後も古馬相手に好走が続く。負担重量減となる今回はさらにチャンスで、一気に大仕事達成の予感も。

ローザノワール

:栗東

:牝4歳

:マンハッタンカフェ

:ダノンズプラン

:西園正都

:C.ルメール

注目ポイント

スタミナを武器にしての逃げ戦法がレーススタイル。重賞戦線ではまだ馴染みが薄いが、臆せず攻めて全国のファンに熱烈アピールだ。

サルサディオーネ

:大井

:牝6歳

:ゴールドアリュール

:サルサクイーン

:堀千亜樹

:矢野貴之

注目ポイント

日本テレビ盃(JpnII)は果敢に攻めるも乱ペース響き9着大敗、牝馬同士の一戦に戻る今回は自身のペースで逃げ離すレースを披露だ。

サルサレイア

:川崎

:牝4歳

:クロフネ

:サルサクイーン

:内田勝義

:福永祐一

注目ポイント

サルサディオーネの半妹。中央時代は1600~1800m戦中心に勝ち負けの成績。地方移籍2戦目でコース適正がカギとなりそうだが、はまれば上位抜け出しも。

サンルイビル

:大井

:牝5歳

:スウィフトカレント

:トシメロディー

:阪本一栄

:藤本現暉

注目ポイント

昨シーズンは中段~後方からの末脚で勝ち星を増産した。一線級との厳しい戦いになるが、前が詰まる展開になればチャンスも。

ダノンレジーナ

:浦和

:牝4歳

:ダノンバラード

:ダノンボンジュール

:小久保智

:本橋孝太

注目ポイント

一線級との勝負は未経験だが、16戦して未だ馬券を外さぬ走りが続いている。重賞初挑戦となるこの大舞台で存在感をアピールできるか。

ナムラメルシー

:大井

:牝6歳

:エンパイアメーカー

:ディアナムラ

:福田真広

:石崎 駿

注目ポイント

今シーズンは3月のエンプレス杯(JpnII)で0.3秒差の2着に入った。実力はあるだけにこのレースを上昇気流に乗るきっかけとしたい。

マルカンセンサー

:大井

:牝5歳

:ロージズインメイ

:キャニオンドリーム

:高野 毅

:笹川 翼

注目ポイント

近況は悪馬場に泣くレースが多いが、昨年のTCK女王盃2着が示すように良馬場なら上位とも互角以上の勝負が可能といえそうだ。

ヨミ

:愛知

:牝5歳

:バトルプラン

:ニシノフェイム

:坂口義幸

:丸山真一

注目ポイント

他地区から唯一の参戦。主戦場の名古屋では常に上位争いを演じており、ここは知名度を一気に上げる絶好の機会。

レイチェルウーズ

:大井

:牝3歳

:ヘニーヒューズ

:ハタノガイア

:蛯名雄太

:本田正重

注目ポイント

昨暮に当地で2歳女王戴冠。その後の南関東牝馬三冠ロードでは期待を裏切る結果になってしまったが、軽量見込まれる今回は改めてその実力を発揮する場に。

2020/10/8(木)

レディスプレリュード

大井・1,800m

:マルシュロレーヌ

:マドラスチェック

:プリンシアコメータ

2020/8/13(木)

ブリーダーズゴールドカップ

門別・2,000m

:プリンシアコメータ

:メモリーコウ

:レーヌブランシュ

2020/7/15(水)

スパーキングレディーカップ

川崎・1,600m

:ファッショニスタ

:メイクハッピー

:サルサディオーネ

2020/1/22(水)

TCK女王盃

大井・1,800m

:マドラスチェック

:アンデスクイーン

:メモリーコウ

■人気別(2011年以降)

1番人気軸中心も。勝率・連帯率・複勝率共にTOPの1番人気馬がレース予想の中心となりそうだが、伏兵の連入で配当はやや波乱傾向になることも。

人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3-3-2-1 33.3% 66.7% 88.9%
2番人気 2-2-0-5 22.2% 44.4% 44.4%
3番人気 1-1-2-5 11.1% 22.2% 44.4%
4番人気 1-2-0-6 11.1% 33.3% 33.3%
5番人気 1-1-1-6 11.1% 22.2% 33.3%
6番人気以下 1-0-4-74 1.3% 1.3% 6.3%

■年齢別(2011年以降)

4歳vs5歳馬。4・5歳馬の実績が圧倒しており、ここが中心。7歳馬以降の活躍実績はまだ出ていない。

年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
2歳 0-0-0-0 - - -
3歳 1-0-1-15 5.9% 5.9% 11.8%
4歳 3-6-1-31 7.3% 22.0% 24.4%
5歳 5-1-5-22 15.2% 18.2% 33.3%
6歳 0-2-2-20 0.0% 8.3% 16.7%
7歳 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
8歳 0-0-0-0 - - -
9歳 0-0-0-0 - - -
10歳以上 0-0-0-0 - - -

■馬体重増減別(2011年以降)

過度な馬体重増減はマイナス要因か。過去10年、前走-5~+5Kgの範囲で出走できた競走馬で実績を固め打ちしていることを頭の片隅に入れておいてほしい。

馬体重増減 成績 勝率 連対率 複勝率
-21kg以下 0-0-0-0 - - -
-20 ~ -16kg 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
-15 ~ -11kg 0-1-0-7 0.0% 12.5% 12.5%
-10 ~ -6kg 0-0-1-22 0.0% 0.0% 4.3%
-5 ~ -1kg 4-4-6-27 9.8% 19.5% 34.1%
増減なし 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
+1 ~ +5kg 5-3-1-17 19.2% 30.8% 34.6%
+6 ~ +10kg 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
+11 ~ +15kg 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
+16 ~ +20kg 0-0-0-0 - - -
+21kg以上 0-0-0-0 - - -

■前走別(2011年以降)

前哨戦からの巻き返しがカギに。「レディスプレリュード」組が圧倒しているが、勝ち馬よりも惜敗した競走馬がより成績を残す傾向にあることを覚えておきたい。

前走 成績 勝率 連対率 複勝率
レディスプレリュード 8-4-5-29 17.4% 26.1% 37.0%
テレ玉杯オーバルスプリント 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
ながつきS 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
スプリンターズS 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
ブリーダーズゴールドカップ 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
赤富士S 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
柳都S 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%

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着順 馬番 馬名 性齢 タイム 人気 馬体重 騎手 調教師 前走 人気 着順
2019年 11/04 晴・重 ダ左1400m 12頭 過去映像
1 3 ヤマニンアンプリメ 牝5 1:24.5 3 494 武 豊 [西]長谷浩 シニスターミニスター テレ玉杯オーバルスプリント[JpnIII] 1 3
2 5 ゴールドクイーン 牝4 1:24.9 2 454 古川吉 [西]坂口智 シニスターミニスター ながつきS 4 1
3 11 ファッショニスタ 牝5 1:26.1 1 496 川田将 [西]安田隆 ストリートセンス レディスプレリュード[JpnII] 1 2
単勝(3)450 複勝(3)120 (5)140 (11)100 枠連(3)(5)610 馬連(3)(5)1,010 ワイド(3)(5)320 (3)(11)160 (5)(11)220 枠単(3)(5)1,180 馬単(3)(5)2,280 三連複(3)(5)(11)570 三連単(3)(5)(11)5,080
2018年 11/04 晴・良 ダ右1800m 16頭
1 16 アンジュデジール 牝4 1:50.4 6 480 横山典 [西]昆貢 ディープインパクト レディスプレリュード[JpnII] 3 4
2 4 ラビットラン 牝4 1:50.4 1 452 Mデム [西]中竹和 Tapit ブリーダーズゴールド[JpnIII] 3 1
3 15 ファッショニスタ 牝4 1:50.5 5 488 大野拓 [西]安田隆 ストリートセンス 平城京S 3 2
単勝(16)1,310 複勝(16)300 (4)150 (15)290 枠連(2)(8)560 馬連(4)(16)2,090 ワイド(4)(16)740 (15)(16)1,830 (4)(15)750 馬単(16)(4)5,890 三連複(4)(15)(16)7,060 三連単(16)(4)(15)53,720
2017年 11/03 晴・重 ダ右1800m 15頭 過去映像
1 8 ララベル 牝5 1:54.2 5 554 真島大 [大]荒山勝 ゴールドアリュール レディスプレリュード[JpnII] 6 4
2 3 プリンシアコメータ 牝4 1:54.2 4 489 武 豊 [東]矢野英 スパイキュール 赤富士S 1 4
3 11 ラインハート 牝6 1:54.4 8 467 笹川翼 [大]月岡健 ステイゴールド BSN賞 11
単勝(8)1,120 複勝(8)330 (3)290 (11)3,160 枠連(2)(5)4,200 馬連(3)(8)4,290 ワイド(3)(8)1,020 (8)(11)17,140 (3)(11)13,950 枠単(5)(2)9,160 馬単(8)(3)10,410 三連複(3)(8)(11)70,910 三連単(8)(3)(11)1,340,540
2016年 11/03 晴・重 ダ左1600m 13頭 過去映像
1 2 ホワイトフーガ 牝4 1:41.3 1 509 蛯名正 [東]高木登 クロフネ レディスプレリュード[JpnII] 1 2
2 14 レッツゴードンキ 牝4 1:41.5 4 481 岩田康 [西]梅田智 キングカメハメハ スプリンターズS[G1] 7 9
3 1 トーセンセラヴィ 牝5 1:42.4 6 496 森泰斗 [浦]小久智 ディープインパクト 清川村宮ヶ瀬クリスマ 1 1
単勝(2)220 複勝(2)120 (14)240 (1)310 枠連(2)(8)1,180 馬連(2)(14)1,100 ワイド(2)(14)510 (1)(2)490 (1)(14)1,590 枠単(2)(8)2,210 馬単(2)(14)2,280 三連複(1)(2)(14)4,080 三連単(2)(14)(1)17,100
2015年 11/03 晴・不良 ダ右1800m 15頭 過去映像
1 3 ホワイトフーガ 牝3 1:51.5 4 506 大野拓 [東]高木登 クロフネ レディスプレリュード[JpnII] 4 3
2 6 サンビスタ 牝6 1:52.6 1 473 岩田康 [西]角居勝 スズカマンボ レディスプレリュード[JpnII] 2 1
3 16 トロワボヌール 牝5 1:53.1 3 478 戸崎圭 [東]畠山吉 バゴ レディスプレリュード[JpnII] 3 2
単勝(3)930 複勝(3)140 (6)100 (16)120 枠連(2)(3)530 馬連(3)(6)570 ワイド(3)(6)190 (3)(16)340 (6)(16)130 枠単(2)(3)2,110 馬単(3)(6)2,000 三連複(3)(6)(16)470 三連単(3)(6)(16)6,040

専門紙のダートグレード競走予想

2020年10月31日(土)公開



 マルシュロレーヌの中心は動かない。初ダートだった2走前の小倉1700メートルの桜島ステークスでは上がり35秒0の末脚を駆使して衝撃の内容。初ナイターで不良馬場、1番人気に推されながらも不安材料があった前走のレディスプレリュードではそれらの不安を物ともせずに快勝と、一気にダート交流重賞の牝馬路線の主役に躍り出た。今回は前走と同じ舞台だし、まだまだ上積みが見込めるだけに更に時計は詰まるはず。勝ち方が焦点で2着争いが争点。

 相手筆頭に挙げたいのはファッショニスタ。今回は7月のスパーキングレディーカップ1着以来の競馬となるが、間隔が開いても力は出せるタイプで不安は全く感じない。昨年は3着だったが、これは浦和1400メートルだっただけに適性の差が出ただけ。同じ舞台で行われた今年1月のTCK女王盃では4着だったが、昨年のレディスプレリュードではタイム差なしの2着だったし、大井1800メートルの適性は十分に示している。今回は主戦を欠くが、騎乗経験がある北村友騎手なら大きなマイナスにはならない。

 マドラスチェックは前述の今年のTCK女王盃の勝ち馬。休み明けだった2走前のブリーダーズゴールドカップでは逃げて息切れしてしまったが、前走できっちり変わり身を見せたし、関東オークス2着などあるが、現状では大井1800メートルがベストは間違いない。対マルシュロレーヌで勝負付けが済んでしまった感は否めないが、こちらもまだまだ良化が見込める大型の4歳だけに再度前残りの展開になれば上位争いも可能。

 プリンシアコメータは今回と同じ舞台で行われた17年の2着馬で、18年のレディスプレリュードでは勝利を収めている。その他にも交流重賞3勝と実績は十分だし、前々で攻める取り口も安定している。展開に左右されないのは強味で今回も大きな崩れはなさそう。

 レーヌブランシュは今年の関東オークスの勝ち馬。その後はブリーダーズゴールドカップ3着、レディスプレリュード4着だが、そろそろ古馬相手の競馬にも慣れる頃。今回は前2戦に比べれば気楽な立場だけに、思い切った競馬ができるようなら面白い。

 地方勢で取り上げたいのはダノンレジーナ。地方移籍後は13勝、2着2回、3着1回と抜群の安定感を誇っており、前走のサンタアニタトロフィートライアルでは2着だったが、A2下の条件だったにも関わらずオープン並みの好メンバーが揃っていた。ここを目標に更に力をつけているだけにアッと言わせるシーンがあってもおかしくはない。


(勝馬 小栗啓裕)

レースの見どころ

2020.10.28(水)

ダートグレード競走「JBCレディスクラシック(JpnI)」は、ジャパンブリーディングファームズカップ(略称:JBC)における競走のひとつで、アメリカのブリーダーズカップを参考に2011年より設立されたレースです。毎年持ち回り開催となっていますが、今年は大井競馬場1,800mが舞台。昨年はJBC初開催となった浦和競馬場1,400m戦で、ヤマニンアプリメ号がそのスピードを武器に3コーナーから果敢な攻めを見せゴール前で差し切り、見事初のJpnIタイトルに輝きました。

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