JBCレディスクラシック(JpnI) 2023|特集
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レース結果 - 専門紙予想
- レースの見どころ
<出演>
- 舩山 陽司さん(フリーアナウンサー)
- 辻 三蔵さん(レーシングライター)
- 守永 真彩さん
(楽天競馬"ポッ"イントもらっちゃおう娘)
アイコンテーラー
所属:栗東
性齢:牝5歳
父:ドゥラメンテ
母: ボイルトウショウ
調教師:河内 洋
騎乗予定騎手:武 豊
注目ポイント
今夏にダート転向し、重賞2着など適性を見せる。注目株の一頭として上位陣に切り込む。
アーテルアストレア
所属:栗東
性齢:牝4歳
父:リーチザクラウン
母: スターズインヘヴン
調教師:橋口慎介
騎乗予定騎手:M.デムーロ
注目ポイント
前走・レディスプレリュード[JpnII]で重賞初V。このまま一気にシンデレラストーリーを歩めるか。
ヴァレーデラルナ
所属:栗東
性齢:牝4歳
父:ドゥラメンテ
母: セレスタ
調教師:藤原英昭
騎乗予定騎手:横山武史
注目ポイント
昨年の当レース覇者。近2走は少々不利な面もあったが、改めて連覇に向けて実りある秋へ。
グランブリッジ
所属:栗東
性齢:牝4歳
父:シニスターミニスター
母: ディレットリーチェ
調教師:新谷功一
騎乗予定騎手:J.モレイラ
注目ポイント
今年もTCK女王盃[JpnIII]はじめ重賞2勝など、昨年からの調子をキープ。昨年レディスクラシック2着の雪辱果たす。
テリオスベル
所属:美浦
性齢:牝6歳
父:キズナ
母: アーリースプリング
調教師:田島俊明
騎乗予定騎手:江田照男
注目ポイント
直近では門別・ブリーダーズゴールドC[JpnIII]勝ちなどがあり、牝馬勢上位の一頭。今年こそ女王の座を射止めたい。
ライオットガール
所属:栗東
性齢:牝3歳
父:シニスターミニスター
母: マリアビスティー
調教師:中村直也
騎乗予定騎手:岩田望来
注目ポイント
レパードS【GIII】を制するなど牡馬顔負けの走り。前走で大井コースも経験済とあり、新女王戴冠へ期待膨らむ。
レディバグ
所属:栗東
性齢:牝5歳
父:ホッコータルマエ
母: フェバリットガール
調教師:北出成人
騎乗予定騎手:酒井 学
注目ポイント
盛岡・マイルCS南部杯[JpnI]で強メンバー相手に3着と存在感アピール。距離延長カギも有利にレースを進められれば。
サルサレイア
所属:大井
性齢:牝7歳
父:クロフネ
母: サルサクイーン
調教師:堀 千亜樹
騎乗予定騎手:西 啓太
注目ポイント
8月に水沢で2着も南関東では難しいレースが続く。展開待ちとなりそうだが自身のレースに徹して。
スピーディキック
所属:浦和
性齢:牝4歳
父:タイセイレジェンド
母: デザートフラワー
調教師:藤原智行
騎乗予定騎手:御神本訓史
注目ポイント
南関東馬ながら今年はフェブラリーS【GI】参戦6着など、牡馬とも戦える力をアピール。牝馬同士での一戦ならば上位の一頭に。
ティーズハクア
所属:船橋
性齢:牝4歳
父:タイセイレジェンド
母: ホワイトドレス
調教師:山中尊徳
騎乗予定騎手:達城龍次
注目ポイント
ダートグレード競走参戦は今回3度目、先行策で安定感ある成績残しており恐れず前へ。
ノーブルシルエット
所属:大井
性齢:牝5歳
父:シニスターミニスター
母: クラシックチュチュ
調教師:佐野謙二
騎乗予定騎手:笹川 翼
注目ポイント
今夏に南関東へ移籍し、8月の水沢重賞で地方初勝利。オープンクラスの実力馬として大井の舞台で花開く。
ラブラブパイロ
所属:大井
性齢:牝4歳
父:パイロ
母: ベルモントラヴ
調教師:荒井朋弘
騎乗予定騎手:藤田 凌
注目ポイント
重賞出走は今年初も、6戦してすべて馬券貢献の実績。馬場状況不問、自在のレーススタイルでレースを盛り上げたい。
■人気別(2013年以降)
【上位決着】1番人気馬の信頼度高も、上位の実力差は拮抗。BOX買いなどで裏目も抑えて。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 3-2-4-1 | 30.0% | 50.0% | 90.0% |
2番人気 | 2-2-0-6 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
3番人気 | 2-2-2-4 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
4番人気 | 1-2-1-5 | 11.1% | 33.3% | 44.4% |
5番人気 | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
6番人気以下 | 1-1-2-83 | 1.1% | 2.3% | 4.6% |
■枠番別(2013年以降)
【内枠優勢】毎年開催場が変わるも、特定の枠に成績が集中。2枠や5枠、8枠は注目だ。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 0-0-1-10 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
2 | 3-3-2-7 | 20.0% | 40.0% | 53.3% |
3 | 1-3-0-12 | 6.3% | 25.0% | 25.0% |
4 | 0-0-1-15 | 0.0% | 0.0% | 6.3% |
5 | 3-1-0-15 | 15.8% | 21.1% | 21.1% |
6 | 0-0-2-18 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
7 | 1-1-1-16 | 5.3% | 10.5% | 15.8% |
8 | 2-2-3-13 | 10.0% | 20.0% | 35.0% |
■年齢別(2013年以降)
【3歳馬vs古馬】実績では古馬が優位も、昨年は3歳馬でのワン・ツーフィニッシュ。昨年の再現なるか。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
2歳 | 0-0-0-0 | - | - | - |
3歳 | 2-1-0-14 | 11.8% | 17.6% | 17.6% |
4歳 | 2-6-3-34 | 4.4% | 17.8% | 24.4% |
5歳 | 5-1-6-26 | 13.2% | 15.8% | 31.6% |
6歳 | 1-2-1-22 | 3.8% | 11.5% | 15.4% |
7歳 | 0-0-0-9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
8歳 | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
9歳 | 0-0-0-0 | - | - | - |
10歳以上 | 0-0-0-0 | - | - | - |
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着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | タイム | 人気 | 馬体重 | 騎手 | 調教師 | 父 | 前走 | 人気 | 着順 |
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2022年 11/03 曇・良 ダ右1800m 11頭 (盛岡競馬場) 過去映像 | ||||||||||||
1 | 12 | ヴァレーデラルナ | 牝3 | 1:50.1 | 3 | 508 | 岩田望 | [西] 藤原英 | ドゥラメンテ | トルマリンS[3勝クラス] | 1 | 1 |
2 | 9 | グランブリッジ | 牝3 | 1:50.1 | 2 | 444 | 福永祐 | [西] 新谷功 | シニスターミニスター | ブリーダーズGC[JpnIII] | 3 | 1 |
3 | 2 | ショウナンナデシコ | 牝5 | 1:50.3 | 1 | 474 | 吉田隼 | [西] 須貝尚 | オルフェーヴル | レディスプレリュード[JpnII] | 1 | 3 |
単勝(12)690 複勝(12)160 (9)140 (2)100 枠複(7)(8)910 馬複(9)(12)1,730 ワイド(9)(12)470 (2)(12)260 (2)(9)200 馬単(12)(9)3,630 三連複(2)(9)(12)980 三連単(12)(9)(2)10,570 | ||||||||||||
2021年 11/03 曇・良 ダ右1500m 12頭 (金沢競馬場) 過去映像 | ||||||||||||
1 | 6 | テオレーマ | 牝5 | 1:32.1 | 1 | 476 | 川田将 | [西]石坂公 | ジャスタウェイ | レディスプレリュード[JpnII] | 1 | 2 |
2 | 3 | マドラスチェック | 牝5 | 1:32.6 | 6 | 511 | 斉藤新 | [東]斉藤誠 | Malibu Moon | 巴賞[OP] | 5 | 9 |
3 | 4 | リネンファッション | 牝4 | 1:32.8 | 4 | 461 | 武 豊 | [西]坂口智 | キンシャサノキセキ | ブリーダーズGC[JpnIII] | 4 | 2 |
単勝(6)290 複勝(6)130 (3)280 (4)160 枠複(3)(5)1,940 馬複(3)(6)1,970 ワイド(3)(6)610 (4)(6)300 (3)(4)720 枠単(5)(3)3,300 馬単(6)(3)3,070 三連複(3)(4)(6)2,380 三連単(6)(3)(4)10,730 | ||||||||||||
2020年 11/03 曇・稍重 ダ右1800m 15頭 (大井競馬場) 過去映像 | ||||||||||||
1 | 12 | ファッショニスタ | 牝6 | 1:51.1 | 2 | 500 | 北村友 | [西]安田隆 | ストリートセンス | スパーキングレディーC[JpnIII] | 1 | 1 |
2 | 2 | マドラスチェック | 牝4 | 1:51.1 | 3 | 507 | 森泰斗 | [東]斉藤誠 | Malibu Moon | レディスプレリュード[JpnII] | 3 | 2 |
3 | 13 | マルシュロレーヌ | 牝4 | 1:51.7 | 1 | 459 | 川田将 | [西]矢作芳 | オルフェーヴル | レディスプレリュード[JpnII] | 1 | 1 |
単勝(12)820 複勝(12)130 (2)150 (13)100 枠複(2)(7)380 馬複(2)(12)1,970 ワイド(2)(12)470 (12)(13)190 (2)(13)210 枠単(7)(2)440 馬単(12)(2)4,250 三連複(2)(12)(13)660 三連単(12)(2)(13)9,910 | ||||||||||||
2019年 11/04 晴・重 ダ左1400m 12頭 (浦和競馬場) 過去映像 | ||||||||||||
1 | 3 | ヤマニンアンプリメ | 牝5 | 1:24.5 | 3 | 494 | 武 豊 | [西]長谷川 | シニスターミニスタ | テレ玉杯オーバルスプリント[JpnIII] | 1 | 3 |
2 | 5 | ゴールドクイーン | 牝4 | 1:24.9 | 2 | 454 | 古川吉 | [西]坂口智 | シニスターミニスタ | ながつきS[OP] | 4 | 1 |
3 | 11 | ファッショニスタ | 牝5 | 1:26.1 | 1 | 496 | 川田将 | [西]安田隆 | ストリートセンス | レディスプレリュード[JpnII] | 1 | 2 |
単勝(3)450 複勝(3)120 (5)140 (11)100 枠複(3)(5)610 馬複(3)(5)1,010 ワイド(3)(5)320 (3)(11)160 (5)(11)220 枠単(3)(5)1,180 馬単(3)(5)2,280 三連複(3)(5)(11)570 三連単(3)(5)(11)5,080 | ||||||||||||
2018年 11/04 晴・良 ダ右1800m 16頭(JRA・京都競馬場) | ||||||||||||
1 | 16 | アンジュデジール | 牝4 | 1:50.4 | 6 | 480 | 横山典 | [西]昆貢 | ディープインパクト | レディスプレリュード[JpnII] | 3 | 4 |
2 | 4 | ラビットラン | 牝4 | 1:50.4 | 1 | 452 | Mデム | [西]中竹和 | Tapit | ブリーダーズGC[JpnIII] | 3 | 1 |
3 | 15 | ファッショニスタ | 牝4 | 1:50.5 | 5 | 488 | 大野拓 | [西]安田隆 | ストリートセンス | 平城京S[1600万下] | 3 | 2 |
単勝(16)1,310 複勝(16)300 (4)150 (15)290 枠複(2)(8)560 馬複(4)(16)2,090 ワイド(4)(16)740 (15)(16)1,830 (4)(15)750 馬単(16)(4)5,890 三連複(4)(15)(16)7,060 三連単(16)(4)(15)53,720 |
専門紙予想
2023/11/1(水)公開
「女王はグランブリッジ」
日本で唯一となる牝馬のダートJpnI競走に今年もトップクラスの牝馬が集結。はたして女王の座を射止めるのはどの馬か?
今年同舞台で行われた前哨戦レディスプレリュード組が中心となりそう。
2着グランブリッジは内枠でスタートひと息だったため道中は後方よりのポジション。本来はもう少し前めで競馬できるタイプだが、切り替えて末脚勝負に徹すると上がり3ハロンは勝ち馬と並び37秒2の最速タイ。1キロの斤量差を思えば勝ちに等しい内容といっていいだろう。やはり牝馬同士なら地力上位をあらためて示した。定量戦は当然有利で、1、2着の比較では叩かれた上積みが見込める分、勝ち馬より上とみた。昨年クビ差逃したJpnIを今年こそゲットしたい。渡米中の主戦川田騎手に変わり今回はモレイラ騎手鞍上。
テリオスベルは4着だったが、いつも通り行き脚はひと息だったが、ノーブルシルエット(9着)から3コーナー手前まで先頭を奪えなったのが誤算だったし、直線の決め手比べでは分が悪かった。今回も戦法に迷いはないはずで、馬場、展開ひとつで勝機まで。
ヴァレーデラルナは6着だったが、2着だったエンプレス杯から20キロの馬体増はさすがに太めだった。こちらも叩いて馬体が絞れれば一変も期待できる。
1着のアーテルアストレアは3月のエンプレス杯4着以来2度目の牝馬ダートグレード競走参戦。主戦がケガで鞍上テン乗りだったが、さすがはレジェンド武豊騎手。前半は後方でじっくりと進み、直線外に持ち出すと末脚を引き出しゴール前はきっちりクビ差だけ差し切ってみせた。同時に苦手とされていた右回りもクリア。今回定量戦がカギも、同様の競馬ができれば勝ち負け可能だろう。今回は鞍上にM・デムーロ騎手を迎えた。
アイコンテーラーは別路線組。もともと芝で重賞実績のある実力馬だったが、8月にダート路線転向後もリステッド競走に勝ち、前走シリウスS2着と高い適性のあるところをみせている。この万能性なら初の地方ダートも苦にしないか。
スピーディキックは5着。この馬本来の爆発力が全く見られず掲示板確保が精一杯だったが、不良馬場が裏目だった。休み明け2戦目、良馬場になれば当時の0秒9差は詰まってくるはず。
レディバグは1800m【0-0-0-2】で昨年のレディスプレリュードでも完敗したことからも強調は微妙だが、いい意味でズブさが出てきたし、なにより追い切りが良かった。もつれて浮上の余地。
◎グランブリッジ
○テリオスベル
▲ヴァレーデラルナ
△アーテルアストレア
△アイコンテーラー
△スピーディキック
△レディバグ
(日刊競馬 小山内完友)
レースの見どころ
2023/10/28(土)
【ダート界女王決定戦!】
「JBCレディスクラシック(JpnI)」は、ジャパンブリーディングファームズカップ(略称:JBC)における競走のひとつで、アメリカのブリーダーズカップを参考に設立されたレースです。今年は大井競馬場を舞台に砂の女傑たちが互いに覇を競い合います。昨年の盛岡開催では3番人気のJRA所属・ヴァレーデラルナ号がショウナンナデシコやグランブリッジといった実績馬をクビ差退け、GI級レース初挑戦にして初Vの偉業を見事に成し遂げました。ダートグレード競走では唯一の牝馬限定のJpnI戦を制し、女王の座に輝くのは果たしてどの馬でしょうか。どうぞご期待ください!