川崎記念 (JpnI) 2024|特集
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レース結果 - 専門紙予想
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<出演>
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(フリーアナウンサー) - 津田 麻莉奈さん
(楽天競馬"ポッ"イントもらっちゃおう娘) - 守永 真彩さん
(楽天競馬"ポッ"イントもらっちゃおう娘)
アイコンテーラー
所属:栗東
性齢:牝6歳
父:ドゥラメンテ
母: ボイルトウショウ
調教師:河内 洋
騎乗予定騎手:松山弘平
注目ポイント
昨夏にダート路線へ転向後、すぐにJBCレディスクラシック[JpnI]を制した。牡馬との直接対決制し今年も主役の一頭へ。
グランブリッジ
所属:栗東
性齢:牝5歳
父:シニスターミニスター
母: ディレットリーチェ
調教師:新谷功一
騎乗予定騎手:川田将雅
注目ポイント
デビューから安定した成績を残しているのが強み。川崎2100mも経験済で拮抗ムードの今回なら初のJpnIタイトル奪取も。
グロリアムンディ
所属:栗東
性齢:牡6歳
父:キングカメハメハ
母: ベットーレ
調教師:大久保 龍志
騎乗予定騎手:坂井瑠星
注目ポイント
近況2戦はやや成績を落とした格好だが、地力は十分。念願のビッグタイトル獲得に向け闘志燃やす。
セラフィックコール
所属:栗東
性齢:牡4歳
父:ヘニーヒューズ
母: シャンドランジュ
調教師:寺島 良
騎乗予定騎手:B.ムルザバエフ
注目ポイント
デビューから好パフォーマンスを披露し、古馬との直接対決で重賞2勝をあげている。躍動光る4歳馬が王座を勝ち取る。
ディクテオン
所属:栗東
性齢:セン6歳
父:キングカメハメハ
母: メーデイア
調教師:吉岡辰弥
騎乗予定騎手:本田正重
注目ポイント
昨秋にダートグレード競走を2勝し、ダート重賞戦線へ本格参戦。追い込みが利く場面ならこの馬の出番か。
ノットゥルノ
所属:栗東
性齢:牡5歳
父:ハーツクライ
母: シェイクズセレナーデ
調教師:音無秀孝
騎乗予定騎手:武 豊
注目ポイント
前走の佐賀記念[JpnIII]で待望の重賞2勝目を果たす。コース適性がカギも、距離は問題なく抜け出し上位へ。
デルマルーヴル
所属:川崎
性齢:牡8歳
父:パイロ
母: カリビアンロマンス
調教師:山崎裕也
騎乗予定騎手:山崎誠士
注目ポイント
もともと中距離路線が主戦場も、近況は距離短縮で実績重ねる。豊富なキャリアを武器に再び上昇気流をつかめるか。
ライトウォーリア
所属:川崎
性齢:牡7歳
父:マジェスティックウォリアー
母: スペクトロライト
調教師:内田勝義
騎乗予定騎手:吉原寛人
注目ポイント
2月の報知オールスターCでV果たし、大舞台への予行演習も済ませた。久しぶりの地方勢V奪還に向け虎視眈々。
エブリワンブラック
所属:川崎
性齢:牡7歳
父:ブラックタイド
母: シュガーハート
調教師:山崎裕也
騎乗予定騎手:藤本現暉
注目ポイント
近況目立つ活躍は少ないが、2022年のダイオライト記念[JpnII]で2着実績。伏兵候補として一考か。
キャッスルブレイヴ
所属:船橋
性齢:牡5歳
父:スマートファルコン
母: シルクパサージュ
調教師:渋谷信博
騎乗予定騎手:西 啓太
注目ポイント
船橋所属ではあるが川崎コースも難なくこなせそうな印象。ただメンバー強化で立ち回りどうか。
シルトプレ
所属:北海道
性齢:牡5歳
父:ワールドエース
母: エアディケム
調教師:米川 昇
騎乗予定騎手:石川 倭
注目ポイント
道営記念ほか、ホッカイドウ競馬重賞V実績を引っさげてJpnIロードへ参戦。大舞台でさらなる飛躍誓う。
チャンピオンズカップ【GI】
優勝馬:レモンポップ
2着馬:ウィルソンテソーロ
3着馬:ドゥラエレーデ
■人気別(2013年以降)
【本命傾向】1番人気馬の連対率は100%と信頼度高め。大きな波乱も少ない傾向にある。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 6-4-0-0 | 60.0% | 100.0% | 100.0% |
2番人気 | 1-1-2-6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
3番人気 | 1-2-5-2 | 10.0% | 30.0% | 80.0% |
4番人気 | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
5番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
6番人気以下 | 0-2-2-59 | 0.0% | 3.2% | 6.3% |
■枠番別(2013年以降)
【内~中枠優勢】特に近年では1・3・5枠など奇数枠の活躍が目立つ。外枠の連入りは少し難しいかもしれない。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
2 | 0-1-1-8 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
3 | 1-1-2-6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
4 | 0-1-3-8 | 0.0% | 8.3% | 33.3% |
5 | 3-0-1-10 | 21.4% | 21.4% | 28.6% |
6 | 2-0-0-15 | 11.8% | 11.8% | 11.8% |
7 | 1-3-2-14 | 5.0% | 20.0% | 30.0% |
8 | 2-2-0-16 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
■年齢別(2013年以降)
【古豪の躍動】特に5歳馬以降の競走馬の貢献度がよい。4歳馬は連対まで。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
2歳 | 0-0-0-0 | - | - | - |
3歳 | 0-0-0-0 | - | - | - |
4歳 | 0-2-3-8 | 0.0% | 15.4% | 38.5% |
5歳 | 5-0-2-13 | 25.0% | 25.0% | 35.0% |
6歳 | 2-6-0-12 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
7歳 | 3-1-4-13 | 14.3% | 19.0% | 38.1% |
8歳 | 0-1-1-20 | 0.0% | 4.5% | 9.1% |
9歳 | 0-0-0-12 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10歳以上 | 0-0-0-5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
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着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | タイム | 人気 | 馬体重 | 騎手 | 調教師 | 父 | 前走 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023年 02/01 晴・良 ダ左2100m 10頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 5 | ウシュバテソーロ | 牡6 | 2:16.0 | 2 | 523 | 横山和 | [東] 高木登 | オルフェーヴル | 東京大賞典【GI】 | 2 | 1 |
2 | 3 | テーオーケインズ | 牡6 | 2:16.1 | 1 | 493 | 松山弘 | [西] 高柳大 | シニスターミニスター | チャンピオンズC【GI】 | 1 | 4 |
3 | 1 | ニューモニュメント | 牡7 | 2:16.9 | 5 | 490 | 小崎綾 | [西] 小崎憲 | ヘニーヒューズ | ポルックスS[OP] | 2 | 1 |
単勝(5)260 複勝(5)110 (3)110 (1)190 枠複(3)(5)260 馬複(3)(5)250 ワイド(3)(5)150 (1)(5)340 (1)(3)360 枠単(5)(3)420 馬単(5)(3)550 三連複(1)(3)(5)630 三連単(5)(3)(1)2,650 | ||||||||||||
2022年 02/02 晴・良 ダ左2100m 13頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 3 | チュウワウィザード | 牡7 | 2:14.9 | 1 | 488 | 川田将 | [西]大久保 | キングカメハメハ | チャンピオンズC【GI】 | 3 | 2 |
2 | 1 | エルデュクラージュ | セ8 | 2:15.8 | 9 | 505 | 本田正 | [船]川島正 | クロフネ | 報知オールスターC | 11 | 2 |
3 | 6 | ヴェルテックス | 牡5 | 2:15.8 | 3 | 519 | 横山武 | [西]吉岡辰 | ジャスタウェイ | 名古屋グランプリ[JpnII] | 1 | 1 |
単勝(3)120 複勝(3)100 (1)600 (6)150 枠複(1)(3)3,570 馬複(1)(3)3,230 ワイド(1)(3)1,030 (3)(6)180 (1)(6)3,640 枠単(3)(1)4,660 馬単(3)(1)3,960 三連複(1)(3)(6)4,830 三連単(3)(1)(6)19,090 | ||||||||||||
2021年 01/27 曇・重 ダ左2100m 10頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 1 | カジノフォンテン | 牡5 | 2:14.9 | 4 | 541 | 張田昂 | [船]山下貴 | カジノドライヴ | 東京大賞典【GI】 | 9 | 2 |
2 | 8 | オメガパフューム | 牡6 | 2:15.5 | 1 | 455 | Mデム | [西]安田翔 | スウェプトオーヴァ | 東京大賞典【GI】 | 1 | 1 |
3 | 4 | ダノンファラオ | 牡4 | 2:15.6 | 3 | 529 | 川田将 | [西]矢作芳 | American Pharoah | 東京大賞典【GI】 | 2 | 12 |
単勝(1)640 複勝(1)150 (8)110 (4)140 枠複(1)(7)490 馬複(1)(8)570 ワイド(1)(8)260 (1)(4)410 (4)(8)240 枠単(1)(7)1,290 馬単(1)(8)1,470 三連複(1)(4)(8)910 三連単(1)(8)(4)6,190 | ||||||||||||
2020年 01/29 晴・不良 ダ左2100m 12頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 12 | チュウワウィザード | 牡5 | 2:14.1 | 1 | 478 | 川田将 | [西]大久保 | キングカメハメハ | チャンピオンズC【GI】 | 5 | 4 |
2 | 9 | ヒカリオーソ | 牡4 | 2:15.3 | 7 | 476 | 山崎誠 | [川]岩本洋 | フリオーソ | 報知オールスターC | 1 | 3 |
3 | 4 | デルマルーヴル | 牡4 | 2:15.5 | 3 | 494 | マーフ | [東]戸田博 | パイロ | 名古屋グランプリ[JpnII] | 1 | 1 |
単勝(12)160 複勝(12)110 (9)340 (4)180 枠複(7)(8)1,150 馬複(9)(12)1,820 ワイド(9)(12)570 (4)(12)230 (4)(9)1,580 枠単(8)(7)1,780 馬単(12)(9)2,350 三連複(4)(9)(12)2,800 三連単(12)(9)(4)10,890 | ||||||||||||
2019年 01/30 晴・良 ダ左2100m 11頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 6 | ミツバ | 牡7 | 2:15.0 | 3 | 477 | 和田竜 | [西]加用正 | カネヒキリ | 名古屋グランプリ[JpnII] | 3 | 2 |
2 | 2 | ケイティブレイブ | 牡6 | 2:15.5 | 1 | 513 | 福永祐 | [西]杉山晴 | アドマイヤマックス | 東京大賞典【GI】 | 2 | 3 |
3 | 8 | オールブラッシュ | 牡7 | 2:15.5 | 2 | 496 | 田邊裕 | [西]村山明 | ウォーエンブレム | 浦和記念[JpnII] | 4 | 1 |
単勝(6)700 複勝(6)120 (2)100 (8)100 枠複(2)(6)280 馬複(2)(6)270 ワイド(2)(6)130 (6)(8)200 (2)(8)120 枠単(6)(2)1,410 馬単(6)(2)1,240 三連複(2)(6)(8)220 三連単(6)(2)(8)2,960 |
専門紙予想
2024/4/1(月)公開
~伝統の古馬JpnIは桜の季節に~
冬の川崎開催の目玉だった川崎記念が4月へ移動。ドバイワールドカップと施行時期が重なり有力馬の参戦が危ぶまれるなか、層の厚い中距離戦線からタイトルを奪取すべく11頭が集結。
セラフィックコールはデビューから無傷の5連勝で重賞・みやこステークス制覇。GI挑戦チャンピオンズカップでは外を回らされる不利もあり10着大敗。放牧で立て直し、前走ダイオライト記念では初コース・ナイターと簡単な条件ではなかったがあっさりクリアする強心臓。ムルバザエフ騎手とのコンビ継続も心強い。
グロリアムンディも23年ダイオライト記念の勝ち馬でスタミナには自信。韓国遠征コリアカップは勝ち馬クラウンプライドには大きく離されたが、2着確保と左回りでの安定感はメンバー随一。前2戦は相手が強く13着、6着と不甲斐ないが、中央・地方・海外問わず大活躍の鞍上坂井瑠星騎手を背にひと泡吹かせたい。
グランブリッジは関東オークス、ブリーダーズゴールドカップ、TCK女王盃、エンプレス杯と牝馬重賞4勝。JBCレディスクラシックは2年連続2着とJpnIのタイトルまであと一歩。牡馬相手に近2戦は2着、4着と跳ね返されているが、勝負どころでのスピードの差を斤量で補いたい。
ディクテオンは本田正重騎手との初コンビだった浦和記念の走りが秀逸。続く名古屋グランプリでもひとまくりで重賞連破と充実ぶりを示している。前走のダイオライト記念では得意のまくりが不発に終わったが、仕掛けどころを熟知している鞍上とともにスローであろうレースに刺激を与える。
レジェンド武豊騎手とJpnI制覇を目論むノットゥルノは不得手にしている左回りでどこまで太刀打ちできるかが焦点。前走佐賀記念は59キロながら能力の違いを見せ付ける勝利。
昨年のJBCレディスクラシックで悲願の重賞初制覇を果たしたアイコンテーラー。急遽怪我のルメール騎手に替わって松山騎手へチェンジ。当時の鞍上への乗り替わりはプラス材料、牡馬相手でも侮れない存在。
◎ 2 セラフィックコール
○ 6 グロリアムンディ
▲ 8 グランブリッジ
△ 9 ディクテオン
△ 4 ノットゥルノ
△ 7 アイコンテーラー
(日刊競馬・鈴木宏哉)
レースの見どころ
2024.3.28(木)
【2024年JpnI戦線開幕、春の中距離ダートホースNo.1決定戦】
今年から4月に開催時期を移し、川崎記念[JpnI]が開催!全国各地のダート戦線で実力を磨いてきた実力馬たちが結集し2,100m戦で覇を競う形となります。昨大会は2番人気のJRA・ウシュバテソーロ号が、1番人気・テーオーケインズを1/2馬身差かわしてJpnI勝利。前走・東京大賞典【GI】に次ぐビッグタイトル奪取となり、その後3月に行われたドバイワールドカップ【GI】での活躍は記憶に新しいことでしょう。近年ではチュウワウィザードやカジノフォンテンなど、名馬が勝者に名を連ねる川崎記念。73回目となる伝統の一戦を制することになるのは果たしてどの馬か。どうぞご期待ください!