ダートグレード競走:名古屋大賞典(JpnIII)2020
- データ分析
- 過去5年の
レース結果 - 専門紙予想
- レースの見どころ
■人気別(2010年以降)
1番人気が6勝と期待に応える実績で軸中心。一方で2番人気は複勝率高めだが、これまで1着実績がなく馬券に絡む場合は常に1番人気の後塵を拝む結果に。3着はどの馬にもチャンスありそうで手広く狙いたい。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 6-3-0-1 | 60.0% | 90.0% | 90.0% |
2番人気 | 0-4-3-3 | 0.0% | 40.0% | 70.0% |
3番人気 | 3-0-2-5 | 30.0% | 30.0% | 50.0% |
4番人気 | 1-3-2-4 | 10.0% | 40.0% | 60.0% |
5番人気 | 0-0-1-9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
6番人気以下 | 0-0-2-61 | 0.0% | 0.0% | 3.2% |
■年齢別(2010年以降)
4歳馬が勝率高く連対の中心で、6歳馬が後に続く。なおデータ上では7歳馬の2着数は4本と抜けて見えるが、近況5年では7歳馬の入着はなく、5歳馬の入着(2着・3着がともに1回づつ)数のほうが上。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 5-2-4-6 | 29.4% | 41.2% | 64.7% |
5歳 | 1-2-2-19 | 4.2% | 12.5% | 20.8% |
6歳 | 3-2-1-19 | 12.0% | 20.0% | 24.0% |
7歳 | 0-4-1-21 | 0.0% | 15.4% | 19.2% |
8歳 | 1-0-2-10 | 7.7% | 7.7% | 23.1% |
9歳 | 0-0-0-8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
■枠番別(2010年以降)
中~外枠有利の傾向。特に5・6枠での1・2着回数は計9本と好枠と言えそうだ。一方で3枠はここまで3着以内の実績が一切なく、仮に有力馬が入ったとしても割引が必要かもしれない。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
2 | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
3 | 0-0-0-8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
4 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
5 | 4-0-3-10 | 23.5% | 23.5% | 41.2% |
6 | 0-5-1-13 | 0.0% | 26.3% | 31.6% |
7 | 1-3-2-13 | 5.3% | 21.1% | 31.6% |
8 | 2-0-0-18 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
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着順 | 枠番 | 馬名 | 性齢 | タイム | 人気 | 馬体重 | 騎手 | 調教師 | 父 | 前走 | 人気 | 着順 |
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2019年 03/14 晴・稍重 ダ右1900m 12頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 12 | グリム | 牡4 | 2:02.1 | 1 | 515 | 武豊 | [西]野中賢 | ゼンノロブロイ | 名古屋グランプリ[Jpn2] | 1 | 3 |
2 | 2 | ヒラボクラターシュ | 牡4 | 2:02.3 | 2 | 522 | 福永祐 | [西]大久保 | キンシャサノキセキ | 佐賀記念[Jpn3] | 3 | 1 |
3 | 9 | アナザートゥルース | セ5 | 2:02.7 | 4 | 480 | 大野拓 | [東]高木登 | アイルハヴアナザー | アレキサンドライトS | 1 | 1 |
単勝(12)190 複勝(12)100 (2)100 (9)150 枠連(2)(8)190 馬連(2)(12)170 ワイド(2)(12)120 (9)(12)230 (2)(9)250 馬単(12)(2)350 三連複(2)(9)(12)390 三連単(12)(2)(9)1,060 | ||||||||||||
2018年 03/29 晴・良 ダ右1900m 10頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 5 | サンライズソア | 牡4 | 2:02.4 | 1 | 511 | M.デム | [西]河内洋 | シンボリクリスエス | 仁川S | 1 | 2 |
2 | 6 | ミツバ | 牡6 | 2:02.5 | 2 | 476 | 松山弘 | [西]加用正 | カネヒキリ | 東京大賞典[G1] | 5 | 6 |
3 | 4 | キーグラウンド | 牡4 | 2:02.7 | 6 | 490 | 藤岡康 | [西]宮徹 | アサクサキングス | 門司S | 4 | 1 |
単勝(5)200 複勝(5)120 (6)140 (4)330 枠連(5)(6)220 馬連(5)(6)290 ワイド(5)(6)170 (4)(5)730 (4)(6)1,110 馬単(5)(6)490 三連複(4)(5)(6)2,090 三連単(5)(6)(4)5,080 | ||||||||||||
2017年 03/30 晴・良 ダ右1900m 9頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 5 | ケイティブレイブ | 牡4 | 2:02.5 | 3 | 502 | 福永祐 | [西]目野哲 | アドマイヤマックス | フェブラリーS[G1] | 11 | 6 |
2 | 2 | ピオネロ | 牡6 | 2:02.8 | 4 | 508 | 戸崎圭 | [西]松永幹 | ネオユニヴァース | 総武S | 3 | 2 |
3 | 6 | カツゲキキトキト | 牡4 | 2:02.9 | 6 | 514 | 大畑雅 | [愛]錦見勇 | スパイキュール | 六甲盃 | 1 | 1 |
単勝(5)450 複勝(5)160 (2)190 (6)360 枠連(2)(5)990 馬連(2)(5)1,030 ワイド(2)(5)360 (5)(6)730 (2)(6)850 馬単(5)(2)2,100 三連複(2)(5)(6)3,410 三連単(5)(2)(6)14,760 | ||||||||||||
2016年 03/17 晴・良 ダ右1900m 12頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 2 | アウォーディー | 牡6 | 2:01.2 | 1 | 502 | 武豊 | [西]松永幹 | ジャングルポケット | シリウスS[G3] | 3 | 1 |
2 | 10 | バンズーム | 牡5 | 2:03.6 | 4 | 468 | 田辺裕 | [東]久保田 | シンボリクリスエス | 総武S | 2 | 5 |
3 | 6 | モズライジン | 牡4 | 2:03.7 | 3 | 467 | 中谷雄 | [西]矢作芳 | クロフネ | 総武S | 4 | 4 |
単勝(2)140 複勝(2)100 (10)150 (6)130 枠連(2)(7)520 馬連(2)(10)690 ワイド(2)(10)200 (2)(6)150 (6)(10)320 馬単(2)(10)960 三連複(2)(6)(10)580 三連単(2)(10)(6)1,880 | ||||||||||||
2015年 03/26 晴・良 ダ右1900m 11頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 11 | メイショウコロンボ | 牡6 | 2:00.8 | 3 | 498 | 武幸四 | [西]角田晃 | マンハッタンカフェ | 兵庫ゴールドT[Jpn3] | 1 | 1 |
2 | 10 | アジアエクスプレス | 牡4 | 2:00.9 | 1 | 538 | 戸崎圭 | [東]手塚貴 | ヘニーヒューズ | レパードS[G3] | 1 | 1 |
3 | 5 | フィールザスマート | 牡4 | 2:02.8 | 2 | 496 | 田中勝 | [東]新開幸 | ブラックタイド | 総武S | 2 | 1 |
単勝(11)480 複勝(11)100 (10)100 (5)100 枠連(7)(8)310 馬連(10)(11)310 ワイド(10)(11)140 (5)(11)150 (5)(10)120 馬単(11)(10)930 三連複(5)(10)(11)200 三連単(11)(10)(5)1,710 |
専門紙のダートグレード競走予想
2020.3.11(水)
新型コロナウイルス対策の一環として、2月27日から無観客での開催が続いているが、名古屋大賞典は昨年のような熱戦が期待できそう。自分の予想を基に展望をお伝えしたい。
◎フィードバック
3歳2月に新馬戦勝ち。その後は5カ月の休みなどもあったものの、前走で3勝クラスを卒業。これまで(4101)の好成績を残している。体質面の弱さを完全に払拭したわけではなさそうだが、現時点でも重賞で通用する力があるとみている。取り口からも名古屋コースはむしろ持ち味を存分に生かせるのでは。
○アングライフェン
昨年の名古屋グランプリではゴール寸前で差されて僅差の2着。素直に勝ち馬を褒めるべきで、レース運び自体は安心して見ていられるものだった。どちらかといえば距離は長い方が有利でも、戦法に幅が出た今なら柔軟に対応できるはず。馬券の軸という観点ではこの馬を選択するのが最善策かもしれない。
▲ナムラカメタロー
グレード初挑戦となった佐賀記念を見事に制して勢いは最高潮。同時に2000mを乗り切ったのも自信になったことだろう。道悪が残った場合は前掛かりの競馬になりそうで展開面が微妙でも、立ち回りひとつでしのげていい。
△ロードゴラッソ
佐賀記念は1歳下のナムラカメタローに競り負けたが、その差はわずかで優劣はついていない。しかも今回は斤量が55キロとなり、地味ながらも見直せる材料の一つ。正直なところ前走が案外という印象でも、本領発揮となればV争いに加わってくる。
×ビルジキール
3勝クラスをすでに卒業しているが、昨年の11月戦でナムラカメタローに先着されていることなどから、実績では他の中央馬に見劣るのは否めない。ただ、前2走に関しては相手がそろっていたのも事実で、酌量の余地はあるか。鍵となるのは最内枠で、ハナかインの絶好位を取れれば俄然色めき立つ。逆に前半モタモタするようだと挽回は思いのほか難しくなるのでは。
地方馬では地元のサンデンバロン、アセイラントに注目するが、馬券圏内となるとちょっと厳しい気がする。
展開はナムラカメタローがハナを奪い、フィードバックが切り替えて2番手か、あえて逃げ馬の真後ろに。これと前後する位置にアングライフェンとロードゴラッソ。前半から比較的流れると思うが、ペースが遅いとみればアングライフェンは早めにスパートか。
【競馬東海 鬼頭信正】
レースの見どころ
2020.3.6(金)
名古屋競馬の年度末を締めくくるダートグレード競走は、1,900mで行われるJpnIII戦。 上半期のダート中距離路線を占う重要な前哨戦としても注目され、毎年大いに盛り上がる春のお祭りレースです。 歴代の優勝馬にはホッコータルマエや、アウォーディー、そしてケイティブレイブなど多くのG1(Jpn1)ホースらが名を連ねております。