金沢重賞:第3回西日本ダービー 特集ページ
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レース結果 - 開催見解
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見どころ
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着順 | 枠番 | 馬名 | 性齢 | タイム | 人気 | 馬体重 | 騎手 | 調教師 | 父 | 前走 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | フリビオン | 牡3 | 2:12.2 | 1 | 444 | 西川敏 | [高]中西達 | フリオーソ | 珊瑚冠賞 | 2 | 1 |
2 | 9 | ムーンファースト | 牡3 | 2:12.6 | 3 | 491 | 吉原寛 | [金]金田一 | グラスワンダー | 石川門カップ | 2 | 1 |
3 | 1 | オヒナサマ | 牝3 | 2:13.3 | 4 | 500 | 真島正 | [佐]真島元 | カジノドライヴ | 秋涼賞 | 2 | 2 |
単勝(4)140 複勝(4)100 (9)130 (1)140 枠連(4)(8)150 馬連(4)(9)330 ワイド(4)(9)150 (1)(4)170 (1)(9)340 馬単(4)(9)450 三連複(1)(4)(9)520 三連単(4)(9)(1)1,240 |
着順 | 枠番 | 馬名 | 性齢 | タイム | 人気 | 馬体重 | 騎手 | 調教師 | 父 | 前走 | 人気 | 着順 |
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1 | 7 | マイタイザン | 牡3 | 2:01.6 | 1 | 513 | 杉浦健 | [兵]新井隆 | ファスリエフ | 丹波篠山黒まめ特別A | 1 | 1 |
2 | 5 | ディアマルコ | 牝3 | 2:01.8 | 2 | 444 | 佐原秀 | [高]那俄哲 | スパイキュール | 黒潮菊花賞 | 1 | 1 |
3 | 10 | アサクサセーラ | 牡3 | 2:02.1 | 3 | 509 | 木村健 | [兵]保利良 | アサクサキング | 丹波篠山黒まめ特別A | 3 | 2 |
単勝(7)160 複勝(7)100 (5)100 (10)130 枠連(5)(6)180 馬連(5)(7)240 ワイド(5)(7)120 (7)(10)180 (5)(10)230 馬単(7)(5)390 三連複(5)(7)(10)290 三連単(7)(5)(10)840 |
開催見解
2018.10.23
23日のメイン(11R)は「3歳秋のチャンピオンシップ 楽天競馬協賛 重賞 第3回西日本ダービー」(3歳・西日本地区6県交流・2000m・リーチザクラウン賞)
6場の持ち回りで実施されている3歳重賞。各競馬場でデビューして移籍していないことが出走馬の条件となっている、いわゆる「生え抜き限定」の重賞。そういった事情もあり、必ずしも各地区のトップクラスばかりが出走するわけではないが、人馬ともに楽しみなラインナップとなった。過去2回の結果は
第1回(園田)…1着マイタイザン(兵庫)、2着ディアマルコ(高知)、3着アサクサセーラ(兵庫)
第2回(佐賀)…1着フリビオン(高知)、2着ムーンファースト(金沢)、3着オヒナサマ(佐賀)
牡馬・牝馬は関係なく、長距離戦ということもあってか、その世代の実力馬が順当に1・2着という印象。
今年の出走予定馬は、ウォーターループ(愛知)、マルヨバリオス(笠松)、ライトスラッガー(笠松)、アゼツライト(兵庫)、コーナスフロリダ(兵庫)、イチノフリオーソ(兵庫)、スピーディダブル(高知)、レマンコ(高知)、エリザベスセーラ(佐賀)、マイメン(佐賀)、エムザックヒーロー(金沢)、ロンプフェイス(金沢)、の12頭が出走予定。(回避馬が出た場合は金沢のシオジスター、カトリーヌエミューが繰り上がりで出走となる)
実績的に優勢は唯一のダービー馬・兵庫のコーナスフロリダ。前走・園田オータムTは兵庫ダービーとは逆で先に動く競馬で目標された感もあるし、その勝ち馬クリノヒビキは18日(木)の笠松・岐阜金賞も制覇。兵庫勢のレベルの高さを証明した格好で、本馬もこの舞台で続きたい思いか。マクり脚質ゆえ、今の最内だけ有利な金沢の馬場がどうかだけ。
同じく兵庫のアゼツライトは、4月の菊水賞ではコーナスフロリダらを相手に逃げて圧勝している。スンナリ逃げたい本馬にとっては強力同型が減るというのは好都合で、今の金沢の馬場にもマッチしている戦法でもある。前走の馬体減は少々心配だが、2ヵ月半ぶりを叩いて順当に上積みがあるようなら好レース可能なはず。
重賞2勝・東海ダービー3着の実績ある名古屋のウォーターループは、前々走のMRO金賞で金沢を経験しているのは大きく、その2着も馬場的に有利な最内を通ったわけでもなく価値が高い。前走の名古屋・秋の鞍は6着とはいえ2着争いからは小差で、サムライドライブや南関東勢もいるレースで先行タイプの本馬は展開的にも厳しかった。このメンバーの方が競馬はしやすく、ここにきての馬体増も充実の証だろう。
地元のエムザックヒーローの頑張りにも期待したいところ。気性的な乗り難しさも以前に比べれば随分とマシで、春の北日本新聞杯2着、石川ダービー6着時よりレース内容は上向き。金沢デビュー馬限定戦の前走は順当勝ちだが、同距離の前々走サラブレッド大賞典の一気に動いた0秒2差3着からも当地トップクラスの能力、そして長距離適性は確か。ロスのないポジションを確保して流れに乗れれば、いいレースになっていい。
佐賀のマイメンも遠征経験豊富で侮れない。前走は佐賀・高知とダービーを2つ勝ったスーパージェットには屈したものの上々2着。先行しても差しても好走ある自在性は今の金沢の馬場では大きな武器になりそうだ。
「レジェンド」「大井の帝王」的場文男騎手の参戦も注目。金沢のロンプフェイスに騎乗するが、「差し」のイメージが強い本馬の違った面を引き出してくれることを期待したい。
レースの見どころ
西日本地区6県(石川県、岐阜県、愛知県、兵庫県、高知県、佐賀県)の地元生え抜きの3歳代表馬が一斉に集う、西日本3歳チャンピオン決定戦! 西日本ダービーは持ち回りで行われ、第1回は園田競馬場、第2回は佐賀競馬場、そして第3回となる今年は金沢競馬場にて実施されます。来年以降は、高知競馬場、笠松競馬場、名古屋競馬場の順で行われます。 夏を越えて一回り成長した各地区の3歳馬のトップによる”実りの秋”に相応しい熱いレースにご注目ください。