ダートグレード競走:さきたま杯(JpnII)2019
- データ分析
- 過去5年の
レース結果 - 専門紙予想
- レースの見どころ
■人気別(2009年以降)
全ての勝ち馬は1~3番人気から出ており、特に1番人気の勝率は60%と非常に高い。 過去10年で見ても単勝最高配当は2011年の690円となっており、大荒れになる事は想像しにくい。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 6-2-1-1 | 60.0% | 80.0% | 90.0% |
2番人気 | 3-3-3-1 | 30.0% | 60.0% | 90.0% |
3番人気 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
4番人気 | 0-1-1-8 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
5番人気 | 0-2-1-7 | 0.0% | 20.0% | 30.0% |
6番人気以下 | 0-2-4-61 | 0.0% | 3.0% | 9.0% |
■所属別(2009年以降)
他のダートグレード競走と同様に栗東所属馬が7勝と抜けている。 南関勢も船橋を始め健闘を見せているが、地元浦和の馬は複勝率10%と苦戦を強いられている。
前走別 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
栗東 | 7-5-5-16 | 21.2% | 36.4% | 51.5% |
船橋 | 1-2-3-15 | 4.8% | 14.3% | 28.6% |
大井 | 1-1-0-9 | 9.1% | 18.2% | 18.2% |
美浦 | 1-1-0-4 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
川崎 | 0-1-0-1 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
浦和 | 0-0-2-18 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
■前走別(2009年以降)
前走別で見てみると、同じ1400mで行われる名古屋のかきつばた記念が5勝と突出している。 また、数は少ないもののマリーンカップから直行してきた馬も2戦1勝2着1回と成績は優秀。
前走別 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
かきつばた記念 | 5-1-0-14 | 25.0% | 30.0% | 30.0% |
かしわ記念 | 2-3-3-9 | 11.8% | 29.4% | 47.1% |
東京スプリント | 2-3-1-11 | 11.8% | 29.4% | 35.3% |
マリーンカップ | 1-1-0-0 | 50.0% | 100.0% | 100.0% |
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着順 | 枠番 | 馬名 | 性齢 | タイム | 人気 | 馬体重 | 騎手 | 調教師 | 父 | 前走 | 人気 | 着順 |
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2018年 05/30 雨・良 ダ左1400m 11頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 2 | サクセスエナジー | 牡4 | 1:26.2 | 1 | 528 | 松山弘 | [西]北出成 | キンシャサノキ | かきつばた記念[Jpn3] | 2 | 1 |
2 | 1 | キタサンミカヅキ | 牡8 | 1:26.2 | 5 | 527 | 繁田健 | [船]佐藤賢 | キングヘイロー | 東京スプリント[Jpn3] | 4 | 2 |
3 | 3 | アンサンブルライフ | 牡5 | 1:27.0 | 9 | 481 | 的場文 | [浦]小久保 | アジュディケー | スポーツ報知賞 | 2 | 6 |
単勝(2)280 複勝(2)130 (1)210 (3)1,310 枠連(1)(2)880 馬連(1)(2)1,010 ワイド(1)(2)410 (2)(3)5,620 (1)(3)6,730 枠単(2)(1)1,390 馬単(2)(1)1,540 三連複(1)(2)(3)21,550 三連単(2)(1)(3)73,850 | ||||||||||||
2017年 05/31 曇・良 ダ左1400m 12頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 6 | ホワイトフーガ | 牝5 | 1:25.7 | 3 | 521 | 蛯名正 | [東]高木登 | クロフネ | マリーンカップ[Jpn3] | 2 | 1 |
2 | 2 | モーニン | 牡5 | 1:26.5 | 2 | 519 | C.ルメ | [西]石坂正 | ヘニーヒューズ | かしわ記念[Jpn1] | 3 | 3 |
3 | 8 | ベストウォーリア | 牡7 | 1:26.9 | 1 | 518 | 戸崎圭 | [西]石坂正 | マジェスティッ | かしわ記念[Jpn1] | 1 | 4 |
単勝(6)580 複勝(6)120 (2)110 (8)100 枠連(2)(5)590 馬連(2)(6)580 ワイド(2)(6)180 (6)(8)160 (2)(8)110 枠単(5)(2)1,650 馬単(6)(2)1,480 三連複(2)(6)(8)230 三連単(6)(2)(8)2,550 | ||||||||||||
2016年 06/01 晴・良 ダ左1400m 12頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 4 | ソルテ | 牡6 | 1:25.9 | 2 | 501 | 吉原寛 | [大]寺田新 | タイムパラドッ | かしわ記念[Jpn1] | 6 | 2 |
2 | 7 | ベストウォーリア | 牡6 | 1:26.2 | 1 | 510 | 戸崎圭 | [西]石坂正 | マジェスティッ | かしわ記念[Jpn1] | 5 | 3 |
3 | 8 | ドリームバレンチノ | 牡9 | 1:26.7 | 5 | 490 | 岩田康 | [西]加用正 | ロージズインメ | 黒船賞[Jpn3] | 4 | 4 |
単勝(4)260 複勝(4)120 (7)110 (8)270 枠連(4)(6)280 馬連(4)(7)280 ワイド(4)(7)160 (4)(8)660 (7)(8)470 枠単(4)(6)530 馬単(4)(7)570 三連複(4)(7)(8)1,320 三連単(4)(7)(8)3,900 | ||||||||||||
2015年 05/27 晴・良 ダ左1400m 11頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 10 | ノーザンリバー | 牡7 | 1:26.7 | 1 | 481 | 蛯名正 | [西]浅見秀 | アグネスタキオ | 東京スプリント[Jpn3] | 3 | 3 |
2 | 5 | トロワボヌール | 牝5 | 1:27.5 | 4 | 478 | 戸崎圭 | [東]畠山吉 | バゴ | マリーンカップ[Jpn3] | 2 | 2 |
3 | 2 | リアライズリンクス | 牡5 | 1:27.6 | 2 | 508 | 左海誠 | [浦]小久保 | ダイタクリーヴ | プリムローズ賞 | 1 | 1 |
単勝(10)260 複勝(10)110 (5)140 (2)110 枠連(5)(8)700 馬連(5)(10)630 ワイド(5)(10)240 (2)(10)170 (2)(5)240 枠単(8)(5)1,320 馬単(10)(5)1,000 三連複(2)(5)(10)540 三連単(10)(5)(2)2,670 | ||||||||||||
2014年 05/28 晴・重 ダ左1400m 12頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 3 | ノーザンリバー | 牡6 | 1:26.7 | 1 | 475 | 蛯名正 | [西]浅見秀 | アグネスタキオ | かきつばた記念[Jpn3] | 1 | 2 |
2 | 6 | トキノエクセレント | 牡6 | 1:26.8 | 7 | 473 | 見沢譲 | [川]八木正 | アッミラーレ | プリムローズ賞 | 2 | 1 |
3 | 1 | セイクリムズン | 牡8 | 1:27.2 | 2 | 514 | 岩田康 | [西]服部利 | エイシンサンデ | かしわ記念[Jpn1] | 4 | 2 |
単勝(3)180 複勝(3)110 (6)230 (1)110 枠連(3)(5)990 馬連(3)(6)1,860 ワイド(3)(6)490 (1)(3)140 (1)(6)450 枠単(3)(5)1,340 馬単(3)(6)2,230 三連複(1)(3)(6)1,010 三連単(3)(6)(1)5,790 |
専門紙のダートグレード競走予想
2019.5.24(金)
まず取り上げたいのは実績上位のモーニン。16年フェブラリーSの覇者で17年のこのレースでは2着、更に昨年にはコリアスプリントを制しており、JBCスプリントと今年のフェブラリーSではともに1秒以内の競馬だった。前走のかしわ記念は期待外れの感もあったが、間隔が開いて中身が伴っていなかった印象を受けた。一叩きされた今回は中身が違うはずだし、何より今回はメンバーに恵まれた感じがあるだけにキッチリ決めたいところだろう。
昨年の勝ち馬サクセスエナジーは今年の黒船賞も制しており、通算で交流重賞3勝と地方のダート適性はかなり高い。その黒船賞は辛勝だったが、3着以下は5馬身も離れていただけに中身は十分だし、1,400メートルは最も得意としている距離。多少間隔は開いているものの体調面に全く不安は感じず連覇達成のシーンも十分。
サンライズノヴァは17年ユニコーンSと昨年の武蔵野Sの勝ち馬。脚質から小回り?で距離も1ハロン短いのは確かだが、鞍上はコース熟知の戸崎騎手。早目のスパートをかける作戦に出る公算大だし、ひと捲りで他馬を圧倒するシーンまで考えておきたい。元々はジャパンダートダービーで1番人気に推されたほどの馬だし、このレースをキッカケに大きいところを狙いたい。
ウインムートはデビュー当初から芝路線を歩んでいたが、ダート路線に変更してオープン特別を2勝、更には昨年の兵庫ゴールドトロフィーを制して重賞ウイナーの仲間入り。前走のかきつばた記念では伸びを欠いて4着だったが、大型馬の同馬にとってさすがに休み明けはきつかった印象。前走は叩き台でこのレースを目標と見れば一変を期待する手は十分。
地方勢の大将格はキタサンミカヅキ。今年の東京スプリントを制し、昨年は東京盃を連覇で交流重賞3勝の実績。昨年はハナ差で2着と悔しい思いをしたが、後続は4馬身離れていたし、内容的には勝ち馬と同等。前走のかしわ記念は5着だったが、明らかに1,600メートルは長かっただけに入着ならむしろ評価していいほど。昨年の雪辱を果たしたい。
昨年3着だったアンサンブルライフは9月のオーバルスプリントでも見せ場十分の4着。ムラ駆け傾向でかなり掴みにくいタイプではあるが、折り合いに苦労するタイプの馬で、流れが速くなる交流戦のペースはこの馬向き。アッと言わせるシーンまで考えておきたい。
17年のクラスターCの覇者で、その年のJBCスプリントでは同タイムの3着など交流重賞で再三勝ち負けを演じているブルドッグボスは昨年4月以来の実戦。馬体はできており、動きからも順調に仕上がった印象はあるが、長期休養明けだけに割引が必要だろう。
(勝馬 小栗啓裕)
レースの見どころ
2019.5.23(木)
浦和競馬場1400mで行われる短距離ダートグレード競走。 マイル未満のレースでは春シーズン唯一のJpnIIで、大型連休に行われたダートグレード競走に参戦した実力馬や夏のスプリント路線を目指す有力馬が、毎年数多く参戦します。