東京大賞典 (GI) 2022|特集
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サンライズホープ
所属:栗東
性齢:牡5歳
父:マジェスティックウォリアー
母:オーパスクイーン
調教師:羽月友彦
騎乗予定騎手:幸 英明
注目ポイント
成績に波はあるもののダート重賞2勝の実績は侮れない。自在に構えて強襲劇をもくろむ。
ショウナンナデシコ
所属:栗東
性齢:牝5歳
父:オルフェーヴル
母:ショウナンマオ
調教師:須貝尚介
騎乗予定騎手:横山武史
注目ポイント
今年のかしわ記念[JpnI]馬は、昨秋から馬券貢献率100%と安定感抜群。紅一点の大仕事達成を望むファンは多いはずだ。
ノットゥルノ
所属:栗東
性齢:牡3歳
父:ハーツクライ
母:シェイクズセレナーデ
調教師:音無秀孝
騎乗予定騎手:武 豊
注目ポイント
3歳王者も古馬勢との一戦では結果が残せていない現状。しかし着差は少しづつ詰まってきておりそろそろ好勝負の予感も。
メイショウハリオ
所属:栗東
性齢:牡5歳
父:パイロ
母:メイショウオウヒ
調教師:岡田稲男
騎乗予定騎手:浜中 俊
注目ポイント
今年6月の帝王賞[JpnI]ではオメガパフュームらを撃破し世代交代ののろしを上げた。東京大賞典を制し新時代の体現者になれるか。
レッドガラン
所属:栗東
性齢:牡7歳
父:ロードカナロア
母:ダンスオンザルーフ
調教師:安田隆行
騎乗予定騎手:岩田康誠
注目ポイント
新潟大賞典【GIII】などの芝重賞2賞馬がダートグレードに再挑戦。前走大敗の汚名返上なるか。
ウシュバテソーロ
所属:美浦
性齢:牡5歳
父:オルフェーヴル
母:ミルフィアタッチ
調教師:高木 登
騎乗予定騎手:横山和生
注目ポイント
重賞勝ちはないものの、OP・リステッド戦を好内容で勝利しており勢いは十分。切れ味ある脚を武器に混戦模様を一刀両断。
アトミックフォース
所属:船橋
性齢:牡6歳
父:ワークフォース
母:タックスシェルター
調教師:山下貴之
騎乗予定騎手:本橋孝太
注目ポイント
今春に南関東転籍後、芝・ダートで目下5連勝中。好調ムードに乗って大仕事を成し遂げたい。
カジノフォンテン
所属:船橋
性齢:牡6歳
父:カジノドライヴ
母:ジーナフォンテン
調教師:山下貴之
騎乗予定騎手:御神本訓史
注目ポイント
今年大きな勝ちはないものの、JpnI2勝馬として各レースで存在感。悲願の東京大賞典制覇を誓う。
ドスハーツ
所属:大井
性齢:牡5歳
父:ウインバリアシオン
母:バーニングラブ
調教師:福田真広
騎乗予定騎手:町田直希
注目ポイント
JRA所属時はオープンクラスに在籍、中距離を中心に好成績残す。重賞での実績はまだないが南関東コースに慣れてきた今なら。
ゴールドホイヤー
所属:川崎
性齢:牡5歳
父:トランセンド
母:ベルグポルカ
調教師:岩本 洋
騎乗予定騎手:山崎誠士
注目ポイント
2020年の羽田盃勝利など当地相性は悪くないが、1,600~1,800mで好成績を残しているタイプだけに距離延長がカギか。
ライトウォーリア
所属:川崎
性齢:牡5歳
父:マジェスティックウォリアー
母:スペクトロライト
調教師:内田勝義
騎乗予定騎手:矢野貴之
注目ポイント
勝島王冠含め、南関東重賞を2連勝と秋に入り調子は上々。GIレースは初だが軽視は禁物といえそうだ。
ミヤギザオウ
所属:大井
性齢:牡3歳
父:パイロ
母:シルクドレス
調教師:森下淳平
騎乗予定騎手:今野忠成
注目ポイント
今年の羽田盃勝ち馬。生粋の地元馬がまたとない大舞台でファンに雄姿を堂々披露。
リンゾウチャネル
所属:大井
性齢:牡6歳
父:モンテロッソ
母: ワールドレデー
調教師:荒山勝徳
騎乗予定騎手:安藤洋一
注目ポイント
前走・勝島王冠は2着とし大舞台に向け準備は整った。ホッカイドウ3歳3冠馬がダート界の頂点獲りへ。
ラッキードリーム
所属:兵庫
性齢:牡4歳
父:シニスターミニスター
母:サクラスリール
調教師:新子雅司
騎乗予定騎手:下原 理
注目ポイント
JBC2歳優駿[JpnIII]やホッカイドウ3歳3冠制覇など輝かしい実績を持つ。同じ3冠馬のリンゾウチャネルとの対決も見所の一つとなりそうだ。
チャンピオンズカップ【GI】
優勝馬:ジュンライトボルト
2着馬:クラウンプライド
3着馬:ハピ
■人気別(過去10年)
【1番人気軸】複勝率90%と信頼度はかなり高め。2・3番人気がそれに続く形。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 4-3-2-1 | 40.0% | 70.0% | 90.0% |
2番人気 | 2-3-2-3 | 20.0% | 50.0% | 70.0% |
3番人気 | 3-2-2-3 | 30.0% | 50.0% | 70.0% |
4番人気 | 0-0-1-9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
5番人気 | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
6番人気以下 | 0-1-3-87 | 0.0% | 1.1% | 4.4% |
■枠番別(過去10年)
【3~7枠で決着!?】近況3年はこの4枠の中で決着。最内や大外枠は入り込むことが難しいようだ。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 0-0-1-13 | 0.0% | 0.0% | 7.1% |
2 | 0-1-1-13 | 0.0% | 6.7% | 13.3% |
3 | 2-0-2-12 | 12.5% | 12.5% | 25.0% |
4 | 2-3-1-12 | 11.1% | 27.8% | 33.3% |
5 | 2-1-1-15 | 10.5% | 15.8% | 21.1% |
6 | 2-0-2-15 | 10.5% | 10.5% | 21.1% |
7 | 2-4-1-13 | 10.0% | 30.0% | 35.0% |
8 | 0-1-1-18 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
■前走別(過去10年)
【JBCクラシック&チャンピオンズC組中心】GIローテの競走馬に有利に働くが、浦和記念や勝島王冠で良績残した競走馬も近年2・3着に入りやすい傾向にある。
前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
チャンピオンズC【GI】 | 6-5-4-16 | 19.4% | 35.5% | 48.4% |
ジャパンカップダート【GI】 | 2-2-2-4 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
JBCクラシック[JpnI] | 2-0-0-3 | 40.0% | 40.0% | 40.0% |
勝島王冠 | 0-2-1-21 | 0.0% | 8.3% | 12.5% |
マイルCS南部杯[JpnI] | 0-1-0-0 | 0.0% | 100.0% | 100.0% |
浦和記念[JpnII] | 0-0-3-14 | 0.0% | 0.0% | 17.6% |
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着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | タイム | 人気 | 馬体重 | 騎手 | 調教師 | 父 | 前走 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021年 12/29 晴・良 ダ右2000m 15頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 9 | オメガパフューム | 牡6 | 2:04.1 | 1 | 458 | Mデム | [西]安田翔 | スウェプトオーヴァ | JBCクラシック[JpnI] | 2 | 2 |
2 | 12 | クリンチャー | 牡7 | 2:04.2 | 3 | 483 | 川田将 | [西]宮本博 | ディープスカイ | チャンピオンズC【GI】 | 8 | 14 |
3 | 5 | ウェスタールンド | セ9 | 2:04.6 | 7 | 479 | 藤岡佑 | [西]佐々木 | ネオユニヴァース | 浦和記念[JpnII] | 2 | 4 |
単勝(9)180 複勝(9)110 (12)160 (5)310 枠複(5)(7)410 馬複(9)(12)490 ワイド(9)(12)230 (5)(9)520 (5)(12)1,500 枠単(5)(7)740 馬単(9)(12)760 三連複(5)(9)(12)2,770 三連単(9)(12)(5)6,590 | ||||||||||||
2020年 12/29 晴・良 ダ右2000m 16頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 7 | オメガパフューム | 牡5 | 2:06.9 | 1 | 457 | Mデム | [西]安田翔 | スウェプトオーヴァ | JBCクラシック[JpnI] | 2 | 2 |
2 | 14 | カジノフォンテン | 牡4 | 2:06.9 | 9 | 541 | 張田昂 | [船]山下貴 | カジノドライヴ | 勝島王冠 | 4 | 1 |
3 | 9 | ウェスタールンド | セ8 | 2:07.0 | 3 | 480 | 藤岡佑 | [西]佐々木 | ネオユニヴァース | 浦和記念[JpnII] | 2 | 3 |
単勝(7)130 複勝(7)100 (14)440 (9)140 枠複(4)(7)1,820 馬複(7)(14)2,200 ワイド(7)(14)730 (7)(9)180 (9)(14)2,300 枠単(4)(7)2,430 馬単(7)(14)2,340 三連複(7)(9)(14)4,010 三連単(7)(14)(9)12,530 | ||||||||||||
2019年 12/29 晴・稍重 ダ右2000m 13頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 9 | オメガパフューム | 牡4 | 2:04.9 | 2 | 451 | Mデム | [西]安田翔 | スウェプトオーヴァ | チャンピオンズC【GI】 | 4 | 6 |
2 | 10 | ノンコノユメ | セ7 | 2:05.1 | 5 | 443 | 真島大 | [大]荒山勝 | トワイニング | 勝島王冠 | 2 | 2 |
3 | 5 | モジアナフレイバー | 牡4 | 2:05.5 | 4 | 519 | 繁田健 | [大]福永敏 | バトルプラン | 勝島王冠 | 1 | 1 |
単勝(9)280 複勝(9)150 (10)390 (5)320 枠複(6)(7)4,030 馬複(9)(10)4,100 ワイド(9)(10)830 (5)(9)600 (5)(10)2,150 枠単(6)(7)5,480 馬単(9)(10)5,240 三連複(5)(9)(10)7,550 三連単(9)(10)(5)38,690 | ||||||||||||
2018年 12/29 晴・良 ダ右2000m 16頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 5 | オメガパフューム | 牡3 | 2:05.9 | 3 | 448 | Mデム | [西]安田翔 | スウェプトオーヴァ | チャンピオンズC【GI】 | 4 | 5 |
2 | 13 | ゴールドドリーム | 牡5 | 2:06.0 | 1 | 514 | ルメー | [西]平田修 | ゴールドアリュール | マイルCS南部杯[JpnI] | 1 | 2 |
3 | 2 | ケイティブレイブ | 牡5 | 2:06.3 | 2 | 514 | 福永祐 | [西]杉山晴 | アドマイヤマックス | チャンピオンズC【GI】 | 2 | 11 |
単勝(5)370 複勝(5)120 (13)100 (2)110 枠複(3)(7)310 馬複(5)(13)340 ワイド(5)(13)160 (2)(5)180 (2)(13)140 枠単(3)(7)770 馬単(5)(13)770 三連複(2)(5)(13)250 三連単(5)(13)(2)1,400 | ||||||||||||
2017年 12/29 晴・良 ダ右2000m 16頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 13 | コパノリッキー | 牡7 | 2:04.2 | 3 | 539 | 田辺裕 | [西]村山明 | ゴールドアリュール | チャンピオンズC【GI】 | 9 | 3 |
2 | 3 | サウンドトゥルー | セ7 | 2:04.8 | 2 | 479 | 大野拓 | [東]高木登 | フレンチデピュティ | チャンピオンズC【GI】 | 2 | 11 |
3 | 12 | ケイティブレイブ | 牡4 | 2:05.3 | 1 | 511 | 福永祐 | [西]目野哲 | アドマイヤマックス | チャンピオンズC【GI】 | 3 | 4 |
単勝(13)470 複勝(13)150 (3)130 (12)120 枠複(2)(7)950 馬複(3)(13)970 ワイド(3)(13)340 (12)(13)270 (3)(12)210 枠単(7)(2)1,920 馬単(13)(3)1,950 三連複(3)(12)(13)690 三連単(13)(3)(12)4,470 |
専門紙のダートグレード競走予想
12.28(水)公開
「激動の2022年、ダート戦線の大一番」
チュウワウィザードに続き、当レースを4連覇していたオメガパフュームも引退。世代交代の時期ともいえるのだが、JBCクラシックを勝ったテーオーケインズ、チャンピオンズカップの勝ち馬ジュンライトボルト、2着のクラウンプライドも不在。例年に比べて小粒なメンバー構成になった。JRA勢が16年連続で勝利中も、今年はどの馬にもチャンスがありそう。
ウシュバテソーロは東京のブラジルカップ、阪神のカノープスステークスとオープン特別を連勝中。ともに見事な差し切りで本格化ムードが漂う。父オルフェーヴルのダートの活躍馬ではマルシュロレーヌ、ショウナンナデシコなどが代表格だが、ようやく牡馬でも大物が登場してきた感じ。その脚質からも直線の長い大井コースが不向きということはないはずで、重賞初挑戦がこの大一番でも、今年のメンバーに入れば何ら見劣り感なし。直線追い比べの形に持ち込めれば一気の戴冠が可能。
メイショウハリオは今年の帝王賞の勝ち馬。2着チュウワウィザード、3着オメガパフューム、4着テーオーケインズだから非常にレベルの高い一戦だった。前走のJBCクラシックは盛岡が舞台で左回り。5着で精一杯といった感じだったが、それでも大負けはしておらず、評価を落とす必要なし。やはり右回りでこそのタイプ。チャンピオンズカップをパスして完全にここ照準。明らかに相手関係も緩和しているだけに、力通りの走りができればあっさり完勝のシーンまでありそう。
ライトウォーリアは浦和の埼玉新聞栄冠賞、大井の勝島王冠と重賞を連勝中。JRA在籍時は5勝、オープンの太秦ステークスを勝って(2着メイショウハリオ)、佐賀記念5着などの実績もあったのだが、地方移籍が間違いなく大成功。まだ揉まれた際に不安は残るが、ここ2戦のようにスムーズに先行できれば力を発揮できる。今年のメンバー構成なら十分足りていいはず。12月に入って2走目で、この馬としては間隔が詰まっている点はあっても鞍上は引き続き矢野騎手。期待していい。
カジノフォンテンは一昨年の2着馬。オメガパフュームとクビ差の惜しい内容だった。そして昨年は川崎記念とかしわ記念をV。実績、実力は申し分ないものがある。以降が案外だったのだが、じっくりと立て直して復帰戦の前走は見せ場十分の3着。大型馬であり、ひと叩きして状態面はグンと上がってきている。御神本騎手も2度目の騎乗となり、この馬のクセは掴んだはず。スタート互角ですんなりと流れに乗れれば、鮮やかな復活劇があっても何ら不思議なし。要注目。
ノットゥルノはジャパンダートダービーの覇者。日本テレビ盃、チャンピオンズカップと期待ほど走れていないが、ここは大井の2000メートル。間違いなく右回り向きであり、武豊騎手は当レースを過去5勝。見限りは早計。サンライズホープはみやこステークスを勝って、チャンピオンズカップは0秒7差の6着。力をつけてきている。逃げ差し自在に捌けるのも魅力で、枠順も10番と内過ぎず、外過ぎず、いいところに入った。初の地方の馬場で適性がどうかだが、無視はできない存在。
◎ ウシュバテソーロ
〇 メイショウハリオ
▲ ライトウォーリア
△ カジノフォンテン
△ ノットゥルノ
△ サンライズホープ
(競馬ブック 木村 悟)
レースの見どころ
2022.12.23(金)
「東京大賞典(GI)」は、日本競馬ダート界最高峰のレースのひとつとして、1年の締めくくりを飾るダートグレード競走。地方競馬場で唯一の"GI競走"に相応しい超豪華メンバーが、暮れの大井競馬に集結し覇を競います。昨年はオメガパフューム号がファンの期待に応え前人未踏の4連覇を達成、東京大賞典の歴史に新たな1ページを刻みました。今年も大きな期待が高まる中、先日オメガパフューム号の引退が発表され、現在王座空席の状況。新たなる伝説を作るのはどの馬でしょうか。。。2022年ダート競馬総決算の動向に一瞬たりとも目が離せません。