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【開催見解】佐賀競馬(2020/5/2~10)

佐賀

2020年05月01日競馬情報

第3回佐賀競馬は5月2日(土)3日(祝日)4日(祝月)9日(土)10日(日)の5日間で行います。


注目レース【1日目】5月2日(土)
5月2日(土)のメインは佐賀青葉賞。Bー1組。1800m。12頭立て。

 【クベーラ】力強い末脚で佐賀3勝目を決めたし、能力の高さも見せつけている。今回も追い切りの感じからも状態は良さそう。相手強化の感もなく連勝支持。

【ハーベストゴールド】移籍後は③①②着と使いつつパワーアップ中。レース内容からも距離延長はプラスしそうだし、展開面でも有利に運べそう。再度好勝負。
【サンライズタキオン】前走は1ゲートだったが、巧く馬群を捌いて②着浮上。窮屈に揉まれた時が今一つだが、今回は枠順好転。展開スムーズなら前回以上。
【ショーシンイ】スタートは今一つだが、最後は好反応見せて鋭く追い込んで来る。今回も出脚次第だが、スムーズに出て中団辺りに行けると際どい場面も。
【サーワシントン】B特別でも前で渋太く粘って④着に辛抱していた。再びスピード上位で先行可能も、前走内容だと道中の流れはカギ。スンナリだと変わる。
【テイエムヒッパシレ】スピード・粘り強さ・勝負根性に優れているのが特徴。単騎で逃走すれば非常に手強い。好枠を生かせば意外性を秘めている。穴注意。
中心はクベーラ。前走を好戦しているハーベストゴールド、サンライズタキオンが上位有力。好調ショーシンイ。実力僅差サーワシントン。伏兵テイエムヒッパシレ。

 

【1日目】5月2日(土)
佐賀青葉賞 サラ系3歳以上 B-1組 1800m

 

4月18日(土)の準メインは緑風賞。C1-6組。1300m。10頭立て。

【プルマブランカ】連勝決めた後は④③着だが、内枠で展開に恵まれなかったところもあったし、大外枠を引いた今回は要注意。メンバー的にも一変警戒。
【マディディ】前走は先手奪って③着に粘り込んだ。気分良く逃げれば簡単にはバテないし道中の流れ一つ。距離的にも軽く扱えないしスピード注意。
【カンタオール】連勝はストップしたが、際どい②着だったし、内容も悪いものではなかった。今度は3勝した絶好の距離。展開スムーズだと巻き返す。
【エバーパッション】前走は後手を踏んで後方からの競馬。鋭く追い込むも、位置取りの差が出た。発馬に課題も、スムーズに切れると上位に巻き返しある。
【ファーストペンギン】佐賀2戦目は出脚一変して前付けも直線半ばで伸びを欠いて⑥着。積極的に行った分だと思えるし、初戦の走りからもまだ見限れず。
【ロードブルームーン】前走は1組に挑戦するも好メンバーが揃う特選では流石に苦戦は仕方ない。今回は自己条件に戻るし距離的にもまだやれる。前回以上。
前走好時計をマークしたプルマブランカが中心。相手はマディディ、カンタオールが有力。好調エバーパッション。特注ファーストペンギン。長打警戒ロードブルームーン。

 

【2日目】5月3日(祝日)
デイリースポーツ杯 JBC協会協賛
第8回佐賀皐月賞(ヘンリーバローズ賞) サラ系3歳 3歳OP 1800m
カーネーション特別 サラ系3歳以上 B-2組 1400m

 

5月3日(祝日)のメインは佐賀皐月賞。3歳OP。1800m。12頭立て。
【ミスカゴシマ】佐賀では9戦9勝とパーフェクトの成績を残している素質馬。速さで押し切っているし、力の違いも見せつけている。状態も万全。主役。
【エアーポケット】前走は初の古馬戦だったが、早めに抜け出すと1.0秒引き離す圧勝。B特別だっただけに急成長も感じた。馬体も成長。対抗できる勢い。
【トップレベル】確実に力付けているし、牝馬重賞ではキッチリ②着に追い込んでいる。牝馬№2の存在。牡馬相手でも大きな差はない。上位評価。
【イケノアスリート】B格付けとなっては古馬戦を⑦⑤着。前走は入着していたし、相手関係を考えると3歳限定戦では上位。強敵は居るが上位に食い込む。
【キンカイレナ】佐賀デビュー馬で3勝を挙げた。特選で2勝出来たのは力を使けている証拠だし、シッカリ上り使えているのも好印象。差を詰めたい。
【オドルキツネ】スタートで出遅れる事が多いので、序盤である程度のポジションを確保できれば面白い。距離適性は非常に高く、調教の動きも軽快。
世代最強馬ミスカゴシマが中心だろう。前走は圧巻の強さエアーポケットが相手。充実しているトップレベル。実力上位イケノアスリート。前哨戦を快勝したキンカイレナ。穴オドルキツネ。

 

【3日目】5月4日(祝月)
シャイニングスター特選 サラ系3歳 3歳ー2組 1400m

 

5月4日(祝月)のメインはシャイニングスター特選。3歳ー2組。1400m。11頭立て。

 【ジェイケイワールド】出遅れが慢性化しているのが課題。それでも追い上げた脚力は勝ち馬以上のインパクトを残した。

【エムティリンド】前走は11月戦以来となるハンデ。仕上がりは上々で、休み明けでも上位争いと僅差。上昇期待する。
【ヨシノフローラ】転入初戦となった前走では、レース間隔も空いていた。ハイペースを僅差④着なら上等。速力警戒。
【ボディハッカー】前走は⑤着善戦に終わった。上り調子ではあるが、ワンランク上のレベルに成長する必要がある。
【ヘンシン】スピード能力に優れているので、短距離戦へと矛先を変えてきた今回は、変わり身を期待できそうだ。
【カシノピアレス】転入初戦となる今回は、力関係が未知数。エスケンデレヤ産駒らしさはあるが、シャープな馬体は好印象。
中心はジェイケイワールド。相手はエムティリンドが有力。惑星はヨシノフローラ。力量上位ボディハッカー。伏兵ヘンシン。穴カシノピアレス。

 

【4日目】5月9日(土)
かに座特選 サラ系4歳以上 C2-1組 900m
英彦山賞 サラ系3歳以上 A1・A2 1400m
メイ特選 サラ系4歳以上 C1-1組 1800m

 

5月9日(土)のメインは英彦山賞。A1・A2。1400m。12頭立て。
【ドラゴンゲート】前走は菊池川特別を快勝して、連勝記録を9へと伸ばした。短距離路線のカテゴリーでは絶対王者。
【ハッピーハッピー】3戦連続して②着を続けるも、強敵の名がズラリ。それらを相手に②着は勝ちに等しい好内容。
【フォークローバー】休み明け以降は、7戦する全レースで③着以内とする抜群の安定感。上位争い有力だろう。
【トーセンペンタゴン】レースを支配できない弱みがあるので、スピードでは対抗できない。決め手勝負で浮上する。
【オイカケマショウ】今シーズンは8戦する全レースで掲示板を確保している。好調さが光っているので、展開が向いてくれたら。
【カシノランサム】大井の自己条件では頭打ちになるも、新天地で復活を目指す。スラリと伸びた手先の軽いスレンダーな体型。注目したい。
中心はドラゴンゲートで異論はない。相手はハッピーハッピー、フォークローバーが有力。続く勢力ではトーセンペンタゴン、オイカケマショウ。新勢力カシノランサム注意。

 

【5日目】5月10日(日)
薫風特選 サラ系4歳以上 C2-2組 1800m
高千穂特別 サラ系3歳以上 A1・A2 1750m
長崎街道木屋瀬宿特選 サラ系4歳以上 C1-2組 1400m

 

5月10日(日)のメインは高千穂特別。A1・A2。1750m。12頭立て。
【キングプライド】4連勝を達成して気配は絶好。そのうち、はがくれ大賞典、スプリングカップと重賞連勝を含む大活躍。
【スウィフトハート】直線は素晴らしい追い上げで、勝ち馬を上回る脚力が光った。実績馬を相手に十分な走り。先が楽しみだ。
【アルゴセイコウ】3角リードする程の逃走で、見せ場を十分に作っていた前走。重賞で力通用の目途が立ったのは大きい。
【ウノピアットブリオ】前走は④着善戦するが、ラストは伸び負け。中島記念後から歩様が硬くなる。本調子ではない。
【オヤコダカ】真面目に走り過ぎる一面があるので、道中で肩の力を抜く事が課題。実績はトップクラス。折り合い重要。
【グレイトパール】前走はジワジワとポジションを上げるも、やはりピークは佐賀記念。本調子なら主力組に大差を付けるだろう。
連勝中キングプライドが首位有力。好調スウィフトハート。上昇馬アルゴセイコウ。実力上位ウノピアットブリオ。破壊力あるオヤコダカ。伏兵グレイトパール。

 

(文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)



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