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【開催見解】高知競馬(2024/2/25~3/6)

高知

2024年02月24日競馬情報

 高知競馬は第17回開催がスタートする。今開催は25日(日)、27日(火)、28日(水)、3月3日(日)、5日(火)、6日(水)の6日間開催。25日(日)にはグランダムジャパン2024「第1回レジーナディンヴェルノ賞」(4歳以上牝馬 1900m)、3日(日)には重賞「第12回御厨人窟賞」(4歳以上 1400m)が行われる。地元キープイットシンポや他地区遠征馬の回避はあったが、レジーナディンヴェルノ賞はなかなかの好メンバー。御厨人窟賞は例年、黒船賞が終わった後の3月下旬に行われていたが、今年は黒船賞より先に行われる。28日(水)にはJRA交流も2レース組まれており今開催も盛り沢山だ。

 

それではレジーナディンヴェルノ賞の出走馬(地元)を紹介したい。

 

・1枠1番 アンティキティラ…遠征に出た方が力を出せるタイプなのは間違いないが、本来なら実績一番と言えるだけの存在である。中島騎手ともコンビ2戦目。最内枠を利してスムーズな競馬ができるなら変わり身があっても驚けない。

・2枠2番 カナデルスター…折り合いを欠くとサッパリだが、序盤で何とか我慢できた時には人気以上の結果を残している。1900mだけに更に課題は増えるが、スムーズに運べば入着くらいはあるかも。

・3枠3番 ミニョン…前走のベラトリックス特別3着以降はここを目標に再調整。十分すぎるほどの攻量を積んでいる。一時、不安のあったカイ喰いも良化中とのこと。距離、馬場も悪くないだけに、ここでタイトルを獲得する可能性もあろう。

・6枠7番 ヴェレノ…近走は内枠の時に少し見せ場を作る程度だが、3歳時には高知優駿、黒潮菊花賞で2着と距離実績は残している。大駆けの目もなくはない。

・8枠10番 サノハニー…タイトルは牝馬限定の準重賞スピカ特別のみだが、昨年の御厨人窟賞ではモダスオペランディ、アポロティアモと接戦の3着に善戦している。今回が現役最後とのこと。まずは無事に走り切り次のステージへ向かって欲しい。

・8枠11番 プリーチトヤーン…昨年12月以来の出走。高知ではB級で4戦し内3戦で入着しているが、休み明けでこのメンバーではどうなのか。

 

・他地区遠征馬は5頭。エイシンレミーは黒潮スプリンターズカップに続く参戦となったが、他4頭は初めての高知となる。実績的にはフークエンジェルが上でありアッサリがあっても驚けないが、兵庫勢も交流レースでの好走例が多くやはり侮れない。どう決着するか楽しみだ。 

中島競馬號