【重要】住所等ご登録情報をご確認ください

【開催見解】第3回川崎競馬(5/23~27 重賞:川崎マイラーズ)

2016年5月22日

 5月23日(月)から27日(金)までの川崎開催のメインレースは25日(水)に行われる第8回川崎マイラーズ(オープン SIII 1600m)。有力なのはブルーチッパー。マリーンカップではブチコが競走除外になって相手関係が楽になったのは確かだが、ヴィータアレグリアとは半馬身差の2着に踏ん張って見せた。同型馬との兼ね合いが鍵になるが、ここなら牡馬相手でも十分勝ち負けになる。その同型馬がレガルスイ。重賞勝ちこそないが、オープン特別2勝の実力は侮れないし、川崎コースでは5戦2勝2着3回と連を外したことがない。上がり馬モンサンカノープスは、重賞初挑戦となった報知グランプリカップでは重賞の壁に跳ね返されて4着に敗れたが、ここにきて更に力をつけてきた印象で、今なら重賞制覇も夢ではない。あとは休み明けではあるが一昨年のこのレースの覇者であるサトノタイガー、近走の走りは冴えないが底力あるセイントメモリー、まだ格下ではあるが素質高いバーンザワールド、差す競馬が板についてきたポイントプラス、力量的には互角のガンマーバーストあたりにもチャンスはある。

 

 23日(月)のメインレースは牡丹特別(B3二組 1500m)。ここは元中央3勝馬プロファウンドが有力。転入初戦の前走は距離も微妙に長かったし、ナイター競馬など未経験の部分も多かった。慣れが見込め、距離も100m短縮となれば巻き返しは可能なはず。格上げ初戦の前走は5着に敗れたが、相手関係が楽になったノースフォンテンで逆転は可能だし、実績上位のキタサンダイチがここにきて復調しており注意したい。前走は直線で不利を受けたが、それでも勝ち馬から1秒差の8着。ここは狙い目だ。あとは相手なりに走れるアイルオブワンダー、末脚の切れはここでは一番のビービーキャリバー、休み明けを一叩きされたマイネルエリジウム、前走が楽勝だったデルマチョウスケなど好調馬が揃って混戦が予想される。

 

 24日(火)のメインレースはtvkサブチャンネル中継開始記念(A2下 1600m)。ここは休み明け2戦目の前走で2着に食い込んで見せたインフォーマーが有力。実力馬カネトシイナーシャが休み明けになるだけにチャンスは十分ある。そのカネトシイナーシャは、追い切りの動きがまだ物足りない印象で、当日の気配に注意したい。前走は流れに乗れず全く力を出せなかったハイパーチャージは、調子落ちは見られず巻き返しは必至。マサヤやアサヤケも力差はないし、ここにきて2連勝中のソウブテイオーはまだ格下だが先手が取れれば通用しても不思議はない。あとは復調確かなキタサンオーゴン、ヘレニウム、ロイヤルトリニティ、モズブラックアイあたりも連下くらいなら狙いも立つ。

 

 26日(木)のメインレースは夏柳特別(B2二組・B3一組 1500m)。ここは混戦模様だが、前走は中央交流戦で差し脚届かずの5着だったヌオヴォチメントの巻き返しに期待。あとは勝ち切れないが走りは安定しているナガラキコウシ、岩手在籍時の成績からダイワエクシード、得意の川崎コースで巻き返しを狙うセイントチャンス、末脚確かなエンドオブジアース、前走9番人気での勝利だったがフロックではないディーエスコマンド、単騎で逃げれば逃げ切りまであるグロシュラライトなど伏兵揃いで目移りがする。3日目までの結果を見て、この開催の馬場の傾向を見極めて軸を決めて手広く流すのが良策かもしれない。

 

 27日(金)のメインレースは小田原市特別(B1二組・B2一組 1600m)。ここは休み明け2戦目の前走で一変して見せたモフモフが有力。3歳時のロジータ記念で2着の実績があり、まだ上を目指せる器で連勝に期待する。相手は今年の飛躍が期待される4歳馬タケルオウジ。黒潮盃2着は伊達ではないはずで、休み明けを叩かれた今回は違う。前走は案外もナイキアフォードの巻き返しは可能だし、力量的にはラガッソも見劣りはしない。しかし、ラガッソの場合、2月以来の競馬になるだけに、当日の気配に注意したい。あとはアテにはできないが前走が鮮やかだったウィーゴー、自己条件で一変が期待できるファイトユアソング、復調気配のリボンスティックにも十分チャンスはある。

 

 

(勝馬 山形宗久)

 

勝馬

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞