【浦和】競馬専門紙記者の重賞予想(6/1 さきたま杯[Jpn2])
【6/1 浦和 さきたま杯】
「驀進!ベストウォーリアが決める!」
過去19回の勝ち馬はJRA勢が17勝、地方所属馬は平成16年のロッキアピールと平成23年のナイキマドリードのみ。断然JRAが優勢な過去の図式。
地方競馬ファンの夢を乗せてソルテが人気を集めそうだが、待ったをかけるJRA勢は例年に増してのハイレベル。秋の短距離路線の主役を賭けて激戦模様だ。
ベストウォーリアの前走はブランク明けで気配はひと息。コパノリッキー、ソルテの先行決着で最後は肉薄されての3着だが、及第点と言える走り。これまで二度の盛岡・南部杯Vを筆頭に重賞5勝、追い切りでも前走時計を大幅に短縮して状態面のアップも見込めれば、初めての浦和コースでも力通りの評価。
ソルテは前走で連勝がストップしたが、それまで南関東重賞を6連勝。前走のかしわ記念では正攻法の逃げを打ちアワヤの2着に地力アップがハッキリ。時計こそ例年に比べて見劣ったが、今後のビジョンを明確にした1戦。枠順を利してスンナリ先行できる今回は交流Vの夢が広がる。
コーリンベリーはこれまで昨年のJBCスプリントVを筆頭に重賞3勝。千二~千四での安定感はメンバー屈指。前走の東京スプリントは外枠から馬なりでハナに立つと執拗なマークを振り切っての完勝。コーナーを4つ回る浦和千四への対応と外枠がカギになるが、名古屋・かきつばた記念Vなら克服は十分に可能。
古豪ドリームバレンチノは昨年に続いての参戦。ホワイトフーガは休み明けだが、好枠を引いてロスのない競馬ができれば。サトノタイガーは地元浦和の意地を見せたい。
◎ベストウォーリア
○ソルテ
▲コーリンベリー
△ドリームバレンチノ
△ホワイトフーガ
△サトノタイガー
(ケイシュウ 八重樫英貴)