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【開催見解】第16回園田競馬(10/30~11/1)

2013年10月29日

 先週木曜日に行われた兵庫若駒賞は戦前からの予想通りトーコーポセイドン、オープンベルトの一騎打ちとなり結果はポセイドンが1馬身半の差を付けて逃げ切った。
2番手に付けたのが同厩、同オーナー馬トーコーニーケだったためドロンコ馬場だった割りにはペースも速くならず終始淡々としたペース。その中で向正面、最後方から一気に動いたのがブービー人気のコヒル。3角で一旦はポセイドンと馬体を合わす大健闘で結果(3)着、格下馬がこれだけの走りだから次に繋がることは間違いない。上位2頭の強さも目立った一戦だったが、コヒル騎乗の竹村Jの大胆騎乗は見事だった。勝ちに等しいぐらいの走りだったと言えよう。

 そしてその翌日には再び兵庫県に戻ってきたオオ エライジンが快勝。大井で鼻出血、リズムを崩したあとだっただけに総ての面で心配要素はあったが、あれほどの勝ち振り。やはり性能が高い、と言うか兵庫の水が合う。
次走は恐らく12月の園田金盃、反動もなく無事順調に次を迎えられますように。

 サテ今週の園田競馬は通常通りの水、木、金曜(30~1日)の3日間開催で期間中のメインは30日に行われるJRA交流、芦屋川特別。
最近は常にJRA勢が上位を独占するだけに地元勢にとってはどうも分が悪いのだが、今回は兵庫ダービー(2)着馬モズオーロラが出てくる。古馬戦になってからの走りも実に頼もしくここは一発長打を期待したくなる。問題はペースが速くなるであろう交流1400m戦をどう克服するか。
JRA勢は兵庫2勝のエクストラトーンを 筆頭に新馬勝ちを収めたアクションバイオ、初ダートに新境地を求めるマイティースコールと言ったあたりが有力か。

 31日のメインはB1級の1400m戦。2連勝タツスティンガーの勢いが目立つが、安定感出てきたハルイチバン、レジオンドヌールも流れ次第で浮上可能。特にレジオンの鞍上は木村J、直線に向いてからフワーッとする面のある同馬にとっては絶好か。他にも前走3角先頭、見せ場十分だったコスモサイキック、ゴール前まで渋とく粘るモンサンスピカあたりにもチャンスは十分で上位4~5頭で激戦必至。

 1日はA2級の1700m戦がメイン。中心は前走、雨馬場に泣いたラヴフェアリー。2走前の会心の捲りからも良馬場ならまず大丈夫、豪快な捲りが決まるだろう。
どんな流れになっても ソツなく立ち回れる強味はメイクアダッシュ、前走(2)着は逃げ馬のペースに嵌ってしまっただけ、当然ここも圏内。
唯一の3歳馬マイネアクアマリンは次週の兵庫クイーンカップを回避してここへ。
前走(3)着は前記ラヴフェアリーから1秒4差離れての(3)着だったが、この時は幾らか仕掛けが早くなった。ジックリ構えて一瞬の脚を生かす形になれば少なくともあれほどの差は付かないハズ、見直し必至だ。他には漸く軌道に乗ってきたサマースピード、ナリタフェニックスなど。

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

 

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