【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第21回名古屋競馬(1/1~1/4)

2013年12月31日

第21回名古屋競馬は1月1日~4日の4日間開催。「新春シリーズ」が行われる。

 1月1日(祝)1日目のメインは、サラ系混合戦【尾張名古屋杯(SPII)】
クラス混合戦の重賞競走だが、今回は下級挑戦の馬は不在。やや興をそがれてしまった格好だが、出走馬たちの力差はほとんどなく馬券的には楽しめそうな一戦となった。中でも注目はホウライジェントル(藤ヶ崎人厩舎)だろう。明け4歳馬の俊英で昨年の東海ダービーを2着している実力馬。叩いたことにより気合も乗ったし、乗り替わりでも東川騎手は魅力。以下では、引き続きマイル戦で戦える魅力があるネオエピック(角田厩舎)、ここを目標に仕上げられたロードパルジファル(田中厩舎)、末脚に魅力があるエーシンハッブル(川西厩舎)、絶好調ケントリュウコウ(今津博厩舎)など選り取り見取りの構成となっている


 2日(木)2日目のメインは、サラ系3歳以上オープン【新春盃(SPII)】
注目はここ数走と比較すれば相手関係に恵まれたノゾミカイソク(錦見厩舎)となるだろう。ただ、好調時に見せていた先行力が影を潜めている現状。他馬の付け入る隙はありそうだ。そこで怖いのはエーシンバサラ(川西厩舎)。550キロを超える大型馬で休み明けは心配材料だが、しっかり乗り込んで仕上げに余念はない。中央実績からしていきなりもありそう。ラヴィドール(宮本厩舎)、ラヴァリーオステル(円田厩舎)は好調さをいかして上位を目指す。


 3日(金)3日目のメインは、B級馬による【ケンタウロスカップ】
当競走は昨年のリーディング上位12騎手によるジョッキー戦となる。当たりくじとなりそうなのは前走勝ちのニロティカス(竹下厩舎)、ハヌルソンムル(錦見厩舎)との見立てだが、抜けた力があるとは思えない。前走だけでは見限れぬサンデンマックス(塚田厩舎)、立ち直ったブラックウィドー(角田厩舎)、差し脚堅実ブルーアンブロシア(田中厩舎)あたりにも勝機がありそうだし、ポケットピース(原口厩舎)、ナムラダンサー(今津勝厩舎)にも展開次第ではとの思惑もあるだろう。騎手競走だが、出走予定馬の力差もなく、ジョッキーたちの腕比べは見ものになりそうだ。


4日(土)4日目のメインは、サラ系4歳以上オープン【名古屋記念(SPI)】
中心は昨年のグレード競走で活躍したサイモンロード(角田厩舎)を置いて他にない。同馬にしてはやや詰まったローテだが、出て来るからには結果を求めたい。相手は転入緒戦で結果を残したクリスタルボーイ(川西厩舎)、安定した先行力があるミヤジチョビ(今津勝厩舎)が有力だが、展開次第といった面も見られる。使い込んで良くなったキクノフェーデ(川西厩舎)、古豪スウィングダンス(瀬戸口厩舎)、昨年の最大の上がり馬メモリージルバ(塚田厩舎)あたりも際どく迫ってきそうだ。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞