【開催見解】第6回ばんえい十勝(6/29~7/8 重賞:柏林賞)
第6回ばんえい十勝
第13回柏林賞(BG3) 4歳オープン別定 7月7日10R
出走予定馬
○アアモンドグンシン (720キロ)
○オレノタイショウ (690キロ)
○オレワチャンピオン (700キロ)
○カネサダイマオー (690キロ)
○キタノユウジロウ (710キロ)
○コウシュハレガシー (700キロ)
○ジェイコマンダー (700キロ)
○ハマノダイマオー (690キロ)
○マツノタイガー (690キロ)
○ミスタカシマ (700キロ)
【解説】4歳三冠の第一戦目。斤量差は最大で30キロあるが、馬場状態によってはその差も大きくはない。今シーズンの状態の良さを重視して判断したい。有力処は何頭かに絞れるが、今回主役に指名するのがキタノユウジロウ。これまでの重賞挑戦はあと一歩が続いているものの、毎回勝ち負けしているのはこの馬だけ。運というピースが足りないだけだ。ここ2戦は内容に重点を置いての競馬で結果は度外視できるし、どんな流れにも対応できる強みがある。重賞初制覇に期待。2番手に指名したのがコウシュハレガシー。こちらもすずらん賞のあとはここに向けて内容を重視した競馬。前開催は熱発での除外も影響はほぼなく、すぐに稽古を再開。上とのハンデ差を生かし切れればチャンスはあるはず。目下連勝中のジェイコマンダーはひと頃の不安定さがなくなり、毎回力を出し切れるようになった。勢いがあるし、軽い馬場なら切れ味を最大限に生かすことも可能。その他は好調度でオレワチャンピオン。実績上位のアアモンドグンシン、ミスタカシマはレースぶりに不安は残るが、軽くは扱えない。
第7回瑞鳳賞 5歳牡馬オープン別定 7月1日10R
出走予定馬
○ウンカイタイショウ (670キロ)
○カネサスペシャル (680キロ)
○ココロノタカラ (660キロ)
○ゴールデンフウジン (680キロ)
○センリョウボス (660キロ)
○ノエルブラン (670キロ)
○ホクショウムゲン (670キロ)
○マツカゼウンカイ (680キロ)
○ミノルシャープ (680キロ)
○メジロゴーリキ (680キロ)
【解説】4歳牡馬オープン戦。最強世代の一戦で注目度は高まる。実績上位のオープン格付けの馬は前走、旭川記念に参戦も馬場が軽かったため反動は少ないだろう。力は出せると見た。しかしそれを上回るだけの勢いがあるのがウンカイタイショウだ。課題であった障害も今は不安がなく、存分に力を発揮。ここを目標に仕上げられ万全の態勢。10キロ差あれば今なら。メジロゴーリキ、ミノルシャープも前走が見せ場タップリのレース内容。上位は譲れない。ゴールデンフウジンは荷物が軽くなっての巻き返し十分。あとはマツカゼウンカイの復調にも注目したい一戦。
競馬ブック 定政 紀宏