【帯広】第15回天馬賞 結果
2022年1月3日
帯広市
1月3日(月)「第15回天馬賞」(BG1)の結果
~キョウエイリュウ号がゴール前差し切り、世代王者の貫禄を見せつける!~
ばんえい十勝で2022年1月3日(月)に行われた「第15回天馬賞」(5歳オープン・BG1)は、キョウエイリュウが一番人気に応え優勝しました。
馬場水分3.4%、4歳路線(明け5歳)の頂点を決める本レースは、各馬スタートから勢いよく飛び出し第一障害を下りた辺りで各馬ばらけ始めゴールドハンター号、コマサンダイヤ号が先行します。道中はゴールドハンター号が一旦息を入れ控える形になり、コマサンダイヤ号が先頭で積極的にレースを引っ張りながら第二障害へ進んで行きます。
第二障害ではコマサンダイヤ号、ゴールドハンター号、キョウエイリュウ号、アバシリルビー号らが一斉に仕掛け、その中でもゴールドハンター号がすんなりとひと腰で越えるとコマサンダイヤ号、キョウエイリュウ号らも続いてクリアします。
後続を突き放したゴールドハンター号の独壇場かと思いきや、残り20mを切った辺りで脚色が鈍り始めた所をキョウエイリュウ号が猛追。粘るゴールドハンター号にキョウエイリュウ号が追い上げを見せゴール直前で差し切って優勝。「ばんえいダービー」に続くBG1を制覇し世代王者の貫禄を見せ重賞5勝目を飾りました。
キョウエイリュウ号を管理する村上慎一調教師は「天馬賞」初制覇、騎乗した松田道明騎手はホクショウユウキ号で制した2014年に続き3度目の勝利となりました。
記
<キョウエイリュウ号のプロフィール> ※2022年1月3日現在
生年月日・毛色 :2017年4月10日(牡5歳・鹿毛)
血統 :父 カネサテンリュウ 母 風 蓮 (母父)グレイトアマゾン
生産者 :大野信一氏
馬主 :大野 昇氏
厩舎 :村上慎一厩舎
通算成績 :42戦19勝(うち重賞5勝)
【村上慎一調教師のコメント】 嬉しいです。今期はなかなか良い結果に繋がらずいましたが、最後の一冠だけはと考えていました。馬場も軽くなって調子が徐々に上がってきていたので良かったです。 道中は先行で行ければいいなと思っていましたが上手くいってなかったので、ゴールするまでは結果がわかりませんでした。 定量戦で負けられない一戦でしたが最後に実力を出してくれたと思います。まじめな馬なので、これからに期待しています。 今年はオープン馬として戦っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。 【松田道明騎手のコメント】 嬉しいです。 やっぱり勝負ですから、馬の状態が一番良くないと勝てないので、良い馬に乗せていただきました。 コロナがまた流行ってきているので、みなさん十分間隔を取って応援よろしくお願いします。 |
以 上