【帯広】7月30日(日)「第48回ばんえい大賞典」(BG3)の結果
2023年7月30日
帯広市
7月30日(日)「第48回ばんえい大賞典」(BG3)の結果
~マルホンリョウユウ号が嬉しい重賞初制覇で3歳路線一冠目を制す~
ばんえい十勝で2023年7月30日(日)に行われた「第48回ばんえい大賞典」(3歳オープン・BG3)は一番人気のマルホンリョウユウ号が人気に応え重賞初制覇となりました。
馬場水分0.8%、670kgから700kgのばんえい重量で行われた3歳路線一冠目の本レース。スタートから各馬勢いよく一斉に飛び出して第一障害を越えていきます。道中はマルホンリョウユウ号が積極的に先行しますが、中間点を越えたあたりでジェイヒーロー号、ジェイホース号、ホクセイキムタク号ら後続も先頭争いに加わり、ほぼ一団という形で各馬第二障害へと進んでいきます。
第二障害ではジェイホース号が一番手で仕掛け、続いてホクセイキムタク号、マルホンリョウユウ号、キタノミネ号ら後続も一斉に挑戦します。ジェイホース号、マルホンリョウユウ号、ジェイヒーロー号がほとんど差なく障害をクリア。その中でもマルホンリョウユウ号が下りた勢いのまま一気に先頭に躍り出てリードを広げます。
先頭を行くマルホンリョウユウ号にジェイヒーロー号が追いすがりますが、そこに5番手で障害を下りたホクセイタイヨウ号が強襲。ジェイヒーロー号をかわすとじりじり先頭に迫りますが、マルホンリョウユウ号は必死に粘りきり先頭でゴール。嬉しい重賞初制覇を飾るとともに3歳路線一冠目を見事制しました。
2着には最後まで必死に追いすがったホクセイタイヨウ号が入り、3着には迫る後続をなんとか振り切ったジェイヒーロー号が入着しました。
マルホンリョウユウ号を管理する金田勇調教師は「ばんえい大賞典」をコマサンダイヤ号で制した2020年以来2度目の制覇となり、騎乗した鈴木恵介騎手はイオン号で制した2021年に続く2度目の勝利となりました。
記
<マルホンリョウユウ号のプロフィール> ※2023年7月30日現在
生年月日・毛色 :2020年4月9日(牡3歳・青毛)
血統 :父 アローファイター 母 良 姫 (母父) イナリテンリュウ
生産者 :本寺 政則氏
馬主 :本寺 政則氏
厩舎 :金田 勇厩舎
通算成績 :26戦8勝(うち重賞1勝)
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【金田 勇調教師のコメント】 鈴木騎手が良くやってくれたと感謝の想いです。厩舎に入ったころの印象は、手掛けた中でも相当手ごわいうちの一頭でした。やんちゃが過ぎるぐらいですが、そこをどうやってプラスに転じていこうかと育ててきたつもりです。 今日は比較的落ち着いていて、テンションが高すぎなかったことが良い方向に向かったと思います。 もちろん2冠目を狙っていきたいと思いますが、ライバルとの差はあまりないと思うので気は抜けません。 暑い中ばんえい競馬を応援してくださってありがとうございます。 これからも応援をよろしくお願いいたします。
【鈴木恵介騎手のコメント】 率直に嬉しいです。 この馬はやんちゃで行き過ぎるところもありますが、そこが良いところだと思います。 今日はどういう風に乗ろうかといろいろ考えましたが、レースは思った通りの展開になったと思います。 道中は折り合いも上手くついたので良い状態で第二障害に着いたと思いました。あとは一腰で上がったら何とかなると思って騎乗していました。 最後は本当に頑張ってくれと祈るばかりでした。 これからも重賞がまだまだあるので、良い成績が残せるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。 |
以上