【帯広】第18回柏林賞 結果
2024年6月23日
帯広市
6月23日(日)「第18回柏林賞」(BG3)の結果
~タカラキングダム号が世代王者の貫禄を見せ4歳路線一冠目を制す!~
ばんえい十勝で2024年6月23日(日)に行われた「第18回柏林賞」(4歳オープン・BG3)は、3歳王者タカラキングダム号がゴール前で鋭く脚を伸ばし優勝しました。
馬場水分1.0%で行われた4歳路線一冠目となる本レース。道中は積極的に先行するクリスタルゴースト号を見る形で後続が追走。中間点を過ぎたあたりからマルホンリョウユウ号、ジェイヒーロー号も位置取りを上げ先頭に加わると、後続もほとんど遅れることなく各馬一団で第二障害へと進んでいきます。
一足早く第二障害下に到達したマルホンリョウユウ号が一番手で仕掛けますが、天板に差し掛かるところでひと息。その間に内からクリスタルゴースト号が先頭で障害をクリアします。タカラキングダム号もすんなりとクリアし、ジェイヒーロー号、マルホンリョウユウ号、キタノミネ号と続きます。残り20m、粘るクリスタルゴースト号の脚色がわずかに鈍ると、タカラキングダム号が一気に脚を伸ばし並ぶ間もなく差し切り勝利。世代王者としての貫禄を見せ、見事4歳路線一冠目を制しました。
タカラキングダム号を管理する村上慎一調教師は「柏林賞」を初勝利。騎乗した金田利貴騎手はゴールドハンター号で制した2021年に続く2勝目となりました。
記
<タカラキングダム号のプロフィール> ※2024年6月23日現在
生年月日・毛色 血統 生産者 馬主 厩舎 通算成績 |
:2020年3月26日(牡4歳・鹿毛) :父 キタノオーロラ 母 フジ姫 (母父)ランタロー :佐藤 文明氏 :下内 美繪子氏 :村上 慎一厩舎 :38戦13勝(うち重賞3勝) |
【村上慎一調教師のコメント】 勝つことができて嬉しいです。このレースに向けて、ずっと良い状態を維持できていました。 最近は馬場が軽いのか、全体的にレースタイムが早くこの馬にとって良い馬場だと思っていました。 今日は良いイメージでレースを見ていることができました。 ハンデに関しては特に気にしていませんでした。第二障害を降りてからも、予定通りしっかりと歩いてくれて良かったです。 二冠目に向けても前向きに取り組んでいきたいと思います。これからも伸びていく馬だと思っていますので応援よろしくお願いします。 【金田利貴騎手のコメント】 勝てて嬉しいです。 このような大きな場面で騎乗させてくれる関係者の皆様に感謝します。 ここ最近の馬場の状態や、天候で時計が早くなっていたので、今日はチャンスがあると思い、なんとかこの機会を活かしたいと思いました。 ハンデはプラスに向いてくれたと思います。 スタートはまずまずでしたが、第二障害に向かうにつれて馬がしっかりと前向きになっていくのを感じて良い状態だと思いました。障害を下りてからも頑張って歩いてくれました。 常に世代で上位争いをしてくれる馬なので二冠目、三冠目を目指したいです。 いつも応援ありがとうございます。また頑張りますので引き続き応援よろしくお願いします。 |
以上