【開催見解】第2回船橋競馬（5/4～8）
平成２７年度第２回船橋開催は５月４日（月）～５月８日（金）の５日間開催。
初日のメインは「端午特別」１６００メートル
連勝は途絶えたが、平和賞を制したナイトバロンの２着なら悲観することもないセンティグレード。
前走がＢ１クラスにメド立つには十分な内容だっただけに改めて。
遠征組からは船橋[１１２１]と好相性のイケノエイトマンが穴馬候補。
２日目のメインは「第２７回かしわ記念（Ｊｐｎ1）」１６００メートル
マリーンカップを好時計で圧勝のサンビスタ。昨年のチャンピオンズカップ４着、今年のフェブラリーステークス７着と
１線級の牡馬相手でもヒケは取ってなく、十分圏内だろう。
クリソライトは１６００メートルという点でどうかだが、船橋コースは２戦２勝と好相性で、ソツのないレース運びが好印象だっただけに心配無用か。
地方勢からはセイントメモリーを推奨。時計の出る馬場とはいえ大井千四１分２４秒６の勝ち時計は破格。
船橋コースも３戦２勝と好相性で、一角崩しは考えられる。
３日目のメインは「第２９回東京湾カップ」１７００メートル
注目はクラウンカップ３着のミッドストラーダ。
デビュー２戦よりも厚みの増した馬体が好印象で、かなり力を付けてることは確か。
レースぶりから、船橋の１７００メートルはピッタリ合いそうで、メンバー的にも好勝負を期待。
ほか、転入初戦快勝で、距離も克服したハタノヴォラーレ、クラウンカップ４着のオーラゼウスに注目。
４日目のメインは「皐月盃」１７００メートル
初日のメインレースで人気を集めそうなセンティグレードを豪快に突き放したナイトバロンに注目。
４走前の格上挑戦こそ６着と掲示板を外したが、その後の自己条件では１→３→１着と安定感ある走り。
２歳時に平和賞を制した素質馬が完全に復調した印象があり、Ａ２戦でも楽しみは大きい。
５日目のメインは「江戸川特別」１７００メートル
前走の勝ちっぷりが圧巻のアッリヴァーレ。１７００は初めてだが、１８００をこなす馬で心配無用。
今の充実ぶりから大崩れはイメージしにくい。
穴候補は前走のレースぶりからこの条件ベストの印象があるファビン。鞍上も手の内に入れてきた感じで、再度大駆けがありそう。
文 日刊競馬 津田英憲
