【兵庫】第46回 菊水賞 レース回顧
【第46回 菊水賞 回顧】
逃げると思われたトーコーアンジェが鼻面を擦り付けてしまうスタートとなりアワヤ落馬、変わって外から２戦２勝エナエビスが積極的に動いて行こうとするも『ソエの影響で手前を替えた途端に突っ張った』（関係者談）と言うことで最初のコーナーで外へ張り気味（レース半ばで競走中止）となり結局ハナを奪ったのはニホンカイセーラ。いつになくスタートも良かったし、課題だった折り合いも十分に付き実に気持ちのいい逃げに。こうなれば昨暮れの園田ジュニアカップから４連続3着の力が生きてくるワケで勝負所に差しかかっても後続との差は詰まらず最後は６馬身の差を付けての快勝。
2着には一番人気クリノエビスジン。これまでの２連勝時同様、絶好の流れとなり向正面にさしかかり早めにスパートするも勝負所で一瞬遊んでしまったのか？と思うぐらい今日は反応が鈍い。久々の多頭数がどこかに影響したのかも。
3着にはこの２頭から10馬身離れてダンシングシャドウ、最後はシッカリ伸びてきたもののやはり道中スムーズに動けず。
4着がテッペン、３角手前で完全にポケットに入ってしまいブレーキがかかってしまった。スムーズなら3着はあったか、悔やまれる。好位で踏ん張ったレディーインキモンがそこから鼻差の5着。スタート後手を踏んだトーコーアンジェは結局6着、予想外の展開になってもソコソコには善戦しただけに逃げれいれば入着程度はあったかも。
【2014.4.3 競馬キンキ 北防 敦】
