【開催見解】第25回園田競馬前半（2/2～2/4）
期間限定騎乗で丁度５開催、園田で騎乗した池田Ｊが先日、金沢へ戻って行った。期間中11勝は当初の目標に掲げた10勝をクリア。今後に向けていい経験、収穫にもなったはずで同地、競馬シーズン開幕の来月20日からの活躍を期待しよう。サテ今週の園田競馬は２～４日（火、水、木曜）の３日間開催で期間中のメインは４日に行われるＡ１級の1400ｍ戦。最近のＡ１級はどうも少頭数が続くが、今回もエントリー頭数は７～８頭。そんな中、期待は転入後Ａ１級２連勝中のビナスイート。共に52、54の比較的恵量での逃げ切りだったものの勝ち振りにはまだ余裕があった。今回55kgでも１kg程度の増量なら特に問題はないか。そのビナに２走前０秒２差遅れたのがオメガブレイン。前走も2着でまだ園田での勝利はないもののキッチリと寄せてくる安定走行は魅力、恐らく田中Ｊが騎乗するであろう今回は主役の座も…。トリニティチャーチは一時ほどの爆発力が薄らいだものの増え続けていた馬体には前走で歯止めがかかったし、この度の頭数なら久々に本領発揮かも。1400mと言うことでトーコーニーケの巻き返しもあるだろうし、前走勝ちで弾みが付いたマイアリエスも同型ビナとの先行争いを制すれば…。尚この日は準メインでＪＲＡ交流戦。岩田、国分恭、水口、松若の４騎手が遠征です。
３日はＡ２級の1400mがメイン、ランドクイーン、タガノプリンス、トーコーポセイドンは前走１月13日戦の[1][2][3]着馬、そこへ６連勝中ユウキエナージーが入って結構豪華なメンバー構成。果たしてここでエナージーがどこまで通用するのか。大いに見ものである。
２日はＢ１級の1400m戦がメイン。主役は前走、初めての1230m戦でも好位から難なく差し切ったマキシマムカイザー。当時よりも更に追い切り好時計を刻んでおり、出遅れたり揉まれたりしない限りは連勝の可能性高い。ディアポジションは降級戦、Ａ２級でも入着程度ならありそうな内容だっただけにここなら変わり身特大か。エーブゴールドマンはなかなか勝ち切れないものの一層安定感が出てきた。今回は久々にエース田中Ｊ騎乗、2着続きから見事脱出できるのか。カヴァリエールは前走がやや物足りなさを残す3着、それでも今回は一杯に追い切って気合を引き締めただけに･･･。
（文：競馬キンキ 北防 敦）
