【開催見解】第8回園田競馬前半(6/19~21 重賞:園田FCスプリント)

今年2度目の六甲盃を制したのはタガノゴールド。3月に行われた前回が内枠をうまく生かしただけに大外枠を引いた今回、どうなることかと思ったが、そんな心配まったくご無用、後続に3馬身差の完勝だった。2400メートル戦2勝で早くも最優秀4歳以上、中長距離馬部門を射止めた格好。[2]着タガノヴェリテ、[3]着メイショウオオゼキと新子厩舎は上位独占、まさに陣営にとっては笑いが止まらない第57回六甲盃だった。

 

サテ今週は20日に行われる園田FCスプリントがメイン。遠征馬は高知からも2頭だけだが、両馬ともなかなかの成績。特にコスタアレグレは前走浦和さきたま杯で[7]着、地方馬のみの一戦なら力上位か。地元勢は3連勝中エイシンエンジョイ、2連勝中タガノカピートがリード、共にこの中間の追い切りも弾けた。スピード自慢が揃ったのでどの位置をキープできるかだけ。少しでも縺れるようなら浮上するのはタラニス、前走の勝ち振り、今の調子の良さならA1級に混じってもそれなりにやれそう。

 

19日はA1級の1400メートル戦がメイン、ナチュラリーにゴールドスーク、キクノステラは前記FCスプリントに出走でも人気を集めたことだろう。特にナチュラリーの充実ぶりは目を見張るものがある。前走より1F延びるが、まったく問題はなさそう。ゴールドもようやく本来のリズムが戻ってきた。ダービーを制した松平厩舎、以降のムードもいい。キクノステラは前走JRA馬相手でも[5]着、地元馬オンリー争いなら力は上位と見ていいだろう。

 

21日はB2級の1400メートル戦がメイン。人気になりそうなのは前走再転入初戦圧勝のナリタミニスター、反動はなさそうだし、背57キロも経験済みで連勝ムード高まる。オオオヤブンモJRAからの再転入、500万以下戦では結果が出なかったが、園田での4走がほとんど完璧だった、馬体の仕上がりもいいだけにいきなり狙いの可能。ロケットビーンは前走ナリタから1秒1差離されての[2]着、逆転まではどうかも園田2走目だけに差は詰まってきていい。コンドルノユメ、ゲイムスパン、スナッチアイズなど伏兵陣も展開次第で出番あり。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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