【岩手】第43回 あやめ賞(M2)みどころ
平成30年3月30日
岩手県競馬組合
重賞 第43回 あやめ賞(M2)みどころ
~ 平成30年4月1日(日) 水沢競馬場 17時45分発走 ~
2018年度岩手競馬、いよいよスタート。開幕初日を飾る3歳牝馬重賞「第43回あやめ賞」の枠順が確定ました!
寒菊賞、金杯で2歳最優秀馬の2着。牝馬同士なら地力の違い明白スターギアは8枠10番
中央1勝からトレード。初ダートを3着にまとめ、さらに上昇確実キャクタスは5枠5番
笠松重賞2、3着のほか中央挑戦3度。移籍戦で重賞制覇を狙うバレンティーノは7枠7番
類まれなスピードで芝2連勝。好枠を味方にダートを克服するピーベリーは3枠3番!!
新シーズンの開幕初日4月1日(日)、水沢1400mを舞台に行われる3歳牝馬重賞「第43回あやめ賞」の枠順が確定しました。
今年、あやめ賞は1着賞金150万円から250万円へ増額され、岩手グレードM3からM2へ昇格。
1着馬から3着馬には4月22日、“GRANDAME-JAPAN2018” 3歳シーズン「第18回留守杯日高賞」(M1 水沢1600m)への優先出走権が与えられます。
スターギアは北海道2勝2着3回から昨年10月に転入。初戦を圧勝し、牝馬交流・プリンセスカップ4着。以降の重賞・寒菊賞、金杯では2歳最優秀馬に輝いたチャイヤプーンの2着を確保しました。間をはさんで2歳A級戦も圧勝。このメンバーでは断然の実績を誇ります。
今シーズン初出走のハンデはありますが、牝馬同士に加え、地元馬が相手。岩手勢3連覇がかかる留守杯日高賞へ向けて、好発進を決めたいところでしょう。
キャクタスは中央芝1200m1勝2着1回、500万下からトレード。前走が初ダートでしたが、直線いい脚で伸びて3着。パワーの要る水沢も問題ないことを証明しました。
今回はコース2度目で上昇確実ですし、前走1600mから1400mに短縮も好材料。先に行ける脚もあり、逆転首位まで考えられます。
バレンティーノは門別1000mの新馬勝ちを飾り、9月に笠松へ移籍。未勝利ですが、重賞・ラブミーチャン記念2着、ライデンリーダー記念3着。中央へも3度挑戦して7、13、9着。持ち味の切れを披露しました。
小柄な牝馬ですから水沢対応がネックですが、笠松はほぼ似たコース。シャープな切れが脅威の的です。
ピーベリーは盛岡芝1000mを舞台にデビュー2連勝をマーク。3戦目・プリンセスカップは大差負けを喫しましたが、2ヵ月ぶりの実戦で体重が大幅増。相手も強かっただけではなく、初ダートにもとまどった印象でした。
1月には中央芝1200mへ挑戦。しんがり負けを喫しましたが、貴重な経験になったはず。本質的には芝向きですが、スンナリ先手を取れれば粘り発揮。好枠を引き当てたのも強運です。
ベストロードは芝・若鮎賞で直線一気を決めて快勝。全国交流・ジュニアグランプリでも3着に健闘しました。
ダート戦では未勝利ですが2、3着の成績があれば大丈夫。速い時計勝負になれば本領発揮。
ほかに堅実さが身上リュウノフラット、ビギナーズカップ2着サンエイエンジェルも侮れず、波乱の可能性も十分。
3歳牝馬の戦い「第43回あやめ賞」の発走は4月1日、17時45分。留守杯日高賞への切符を手にするのはどの馬か、ご注目下さい。
昨年優勝馬 ダンストンレガーメ号