【岩手】〔準重賞〕 第25回 かきつばた賞 みどころ
2023年7月3日
岩手県競馬組合
兼平製麺所杯 第25回 かきつばた賞(準重賞) 盛岡競馬場3歳以上オープン・芝1700m
7月4日(火) 18:05発走
かきつばた賞の創設は1998年。第1回から第5回まで芝1600mで行われ、第6回から第20回まで芝2400mへ移行。3年前に一度休止しましたが、一昨年復活し、舞台は芝1700mへ変更。このレースの1着馬から3着馬には7月30日(日)、地方競馬全国交流「第45回せきれい賞」(M2 盛岡芝2400m)の優先出走権が与えられます。 |
【注目馬情報】
★ゴールドギア 牡8歳 伊藤和忍きゅう舎・水沢
中央芝1600m~芝2400mを舞台に5勝。転入戦・あすなろ賞は生涯初めてのダート戦でしたが、2着を確保。収穫の多い一戦となりました。このレースを叩いて、かきつばた賞は予定どおりのステップ。小回り盛岡芝への対応がネックですが、難なくこなせれば、せきれい賞制覇の道も大きく開けそうです。
★ソロフレーズ 牡8歳 齋藤雄一きゅう舎・盛岡
昨年、中央芝4勝から転入後、かきつばた賞、準重賞・桂樹杯、重賞・いしがきマイラーズを優勝し、最優秀ターフホースに選出されました。OROカップ5着後、中央へ再度移籍。3戦を使って里帰りしました。3ヵ月ぶりの実戦ですが、帰郷後はかきつばた賞に照準ピタリ。2連覇へ向けて自信の登場です。
★ルヴァン 牡6歳 千葉幸喜きゅう舎・水沢
中央芝1800mで3勝をマークして南関東へ移籍しましたが、3戦とも着外に終わり、岩手へ新天地を求めてきました。レース間隔は開きましたが、盛岡芝を狙っての転入は明らか。いきなり勝ち負けまで十分。
★ブローヴェイス 牡4歳 瀬戸幸一きゅう舎・水沢
昨年、中央未勝利から岩手入り。初戦の3歳芝2400m重賞・サファイア賞を快勝。ダートに替わっても好走を続けました。ベテラン勢が多い中、4歳の若さが最大の武器。非常に楽しみな挑戦となりました。
★ブラックバゴ 牡11歳 板垣吉則きゅう舎・水沢
2020年のOROカップ覇者。昨年もかきつばた賞2着、せきれい賞でも3着と芝適性をアピールしました。今シーズンは勝利をあげていませんが、3着2回。11歳の高齢馬ですが、健在を誇示するか。
★コスモカルナック 牡6歳 菅原勲きゅう舎・水沢
中央芝1200m3勝。今年1月、1年ぶりの実戦でも逃げ粘って2着。地力の高さを見せつけました。1700m克服が最大の課題ですが、マイペースの逃げに持ち込めれば残り目がありそうです。
文/松尾 康司