【岩手】重賞 第30回白嶺賞(M3) みどころ
2024年3月30日
岩手県競馬組合
橋市杯 第30回 白嶺賞(M3) 水沢競馬場3歳以上オープン・ダート1400m
3月31日(日) 18:15発走
白嶺賞の創設は1991年度(実施は1992年1月4日)。当初は年明け1月のオープン特別で行われていましたが、2002年度から12月へ移行(一度11月に実施)。2012年から重賞へ格上げ(2016年は特別)されましたが、休止。今回は2019年(2020年は取り止め)以来、久々に復活。開催時期も3月末に移行し、新シーズン(2024年度)の古馬オープン戦線を占う一戦。赤松杯、栗駒賞の両レースにも直結しそうです。 |
【注目馬情報】
★ゴールデンヒーラー 牝6歳 佐藤祐司きゅう舎・水沢
昨年8戦3勝。重賞・栗駒賞、青藍賞、牝馬準重賞・フェアリーカップを制しましたが、ビッグレースでは精彩を欠いて不本意なシーズンに終わりました。今年はマイル以下をメインにローテーションを組む予定。過去、水沢1400m 3戦3勝に加え、休み明けも3戦3勝。好発進を決め、以降に弾みをつけたいところです。
★シガーヲスウオトコ 牡9歳 小林俊彦きゅう舎・水沢
デビューから大井1200m戦をメインに使われ、通算12勝もすべて同条件でマーク。南関東A2級まで出世しました。転入前の一戦でもメンバー最速の上がりを駆使して3着。移籍初戦から注目が集まります。
★アメージングラン 牡7歳 菅原勲きゅう舎・水沢
中央2勝クラスから高知へトレード。一昨年、重賞・建依別賞を制しました。移籍前の11勝のうち9勝を1400m戦であげ、転入初戦の水沢1400m戦も快勝。2連勝を飾り、重賞制覇に王手をかけました。
★ゲンパチプライド 牡5歳 畠山信一きゅう舎・水沢
中央ダート1200m、ダート1400m戦でそれぞれ1勝。2勝クラスでも前々走・東京ダート1400mで4着に善戦しました。小回り水沢コース対応がネックですが、絶対能力でカバーします。
★フジラプンツェル 牝4歳 瀬戸幸一きゅう舎・水沢
2歳最優秀馬に選ばれた強豪牝馬。JRAから帰郷後は休養を余儀なくされ、本来の迫力を取り戻せずにいましたが、昨最終戦を快勝。ようやく復活の手ごたえをつかんで前走も2着。1400m向きは明らかです。
★ドルズプライスレス 牡5歳 伊藤和忍きゅう舎・水沢
昨年5勝2着3回。一度6着に沈みましたが、その後は休養に入って軌道修正。盛岡最終戦を快勝し、好ムードでシーズンを終えました。今季初出走ですが、水沢1400mは4戦4勝と絶対の自信を持っています。
文 松尾 康司