【岩手】〔重賞〕 第52回一條記念みちのく大賞典(M1)
令和6年6月23日
岩手県競馬組合
社台スタリオンステーション協賛
〔重賞〕第52回一條記念みちのく大賞典(M1)(ニューイヤーズデイ賞)結果
岩手伝統の「第52回一條記念みちのく大賞典」はヒロシクンが快勝!岩手転入後4連勝で重賞初制覇!
■勝利騎手コメント 高松 亮 騎手
「レース前は本命馬が逃げる形になるだろうというのが大方の予想でしたし、僕たちもそうでしたが、返し馬の感度が良くて。スタートも速かったので躊躇せず逃げの手に出ました。道中のペースを落としすぎて後ろからつつかれるのも嫌だったから、前半は意図的に少し速めに。ちょっとお茶目な部分がある馬ですから、気合いを入れながらという感じで乗っていましたけども、本当に最後までよく頑張ってくれたなと思います。
みちのく大賞典は勝ちたいレースのひとつですからね。馬運車に馬の名前が載るという伝統あるレースなので勝つことができてすごく嬉しく思います。
今日はヒロシクンと一緒に最高の結果を出すことができました。ファンが多い馬ですから、これからも“チームマサヒコ”一丸で頑張っていくのでこれからも応援をよろしくお願いします。」
■勝利調教師コメント 佐藤 雅彦 調教師
「JRA時代は1勝馬でしたがそれでB1級で3連勝はなかなかできない。力がある馬かなと思っていました。距離も岩手のペースなら2000mまで保つんじゃないかとね。だからチャレンジでしたがこのレースに使ってみました。
レースでは少し気を抜くところがあるのでそれを気をつけて、3番手くらいにつける形も最初は考えたのですが、外枠からその位置だと強い馬たちの外・外を回る形になってしまう。それでは不利でしかないから、思い切った競馬をして欲しいと相談していました。結局挑戦者なのでね。いろんな事ができる。それでダメだったとしても全然いいからね。
コーナーコーナーで反応しているし、後ろが追ってきても差が縮まらなくなっていたし。いけるかな、やれるかなと思いながら見ていましたが、直線に向いた時はホント力が入りましたね。
勝ってとにかくびっくりしています。今、馬主さんが入院していまして、元気づけてあげられるかなと思っての出走でもあったんです。全てがびっくりですね。
このレースを使ったら一回休ませようということはレース前から話していたので次走は未定。馬の様子と相談しながら考えたいと思います。」