【岩手】重賞 第40回プリンセスカップ(M1) みどころ
2024年11月2日
岩手県競馬組合
“GRANDAME-JAPAN2024”2歳シーズン JRA認定競走 サンケイスポーツ杯 第40回 プリンセスカップ(M1) 盛岡競馬場2歳牝馬 地方競馬全国交流・ダート1400m
11月3日(祝日) 18:15発走
創設は1984年。第1回から第28回まで2歳牝馬特別で行われていましたが、2012年から“GRANDAME-JAPAN” 2歳シーズンに組み込まれ、地方競馬全国交流重賞へ格上げ。重賞への格上げ以降は北海道6勝、岩手4勝、浦和1勝。北海道勢が優位に立っています。また2020年まで水沢1400mが舞台でしたが、2021年から盛岡1400mへ移行。一昨年からM1へ昇格しました。 |
【注目馬情報】
★ヴィルミーキスミー 牝2歳 柳澤好美きゅう舎・門別
デビュー4戦目から2連勝マーク後、重賞・フルールカップ5着から園田・プリンセスカップへ参戦。リオンダリーナが5馬身差で無敗4連勝を飾りましたが、2着とはクビ差3着に惜敗しました。園田、岩手のプリンセスカップを昨年制覇したコモリリーガルに続くことができるか注目です。
★エイシンナデシコ 牝2歳 村上正和きゅう舎・門別
新馬戦2着から2戦目を快勝。続いて重賞・栄冠賞へ駒を進めて4着に善戦しました。一戦置いてJRA札幌・クローバー賞へ挑戦して7着に終わりましたが、地元に戻って2戦連続2着。軌道修正に成功しました。
★スティールブライト 牝2歳 角川秀樹きゅう舎・門別
姉スティールグレイスは重賞2連勝を飾り、JpnIII・エーデルワイス賞で1番人気(競走中止)に支持された強豪でした。デビュー2戦目を快勝し、重賞・リリーカップ4着。牝馬同士の戦いなら好勝負に持ち込めそう。
★リコーシュペル 牝2歳 松本隆宏きゅう舎・門別
初勝利まで6戦を要しましたが、目下3連勝中。好メンバーがそろった前走・ウィナーズチャレンジでも鮮やかな逃げ切りを決めました。外枠がネックですが、持ち味のスピードを生かして逃げ切りのシーンまで。
★ハッピータレイア 牝2歳 川島洋人きゅう舎・門別
デビュー2戦連続2着から3戦目を快勝。以降も堅実さを発揮して2勝2着2回3着3回。すべて3着以上にまとめています。前走も2番手追走から渋太くリコーシュペルの3着に粘りました。
★ラポジート 牝2歳 三野宮通きゅう舎・水沢
デビュー2戦をあっさり逃げ切って圧勝。3戦目は折り合いを欠いて7着に終わりましたが、続く重賞・ビギナーズカップを完勝。自分の競馬ができたのが勝因でした。前走6着後ですが、リズムよく行ければ反撃必至。
★ブルードプリュス 牝2歳 板垣吉則きゅう舎・水沢
セレクションセールで高額落札されたシルバーステート産駒。大井・新馬戦タイム差なし2着から転入。初戦を完勝しました。2戦目は初の盛岡も影響して3着でしたが、前回快勝でコース克服できたのが収穫です。
文/松尾 康司