【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第2回川崎競馬(5/9~13)

2016年5月8日

5月9日(月)から13日(金)までの川崎開催は、珍しく重賞の開催がなく11日(水)に行われる準重賞報知新聞皐月杯がメインレースとなる。

 

9日(月)のメインレースはかわさきホースライダー創設記念(B3二組 1600メートル)。ここは軸になる馬が見当たらず波乱含みの様相。ここ3戦2着続きのポッドブルが一番安定しているが、どうも大井在籍時の短距離馬というイメージがありまだ信頼できないところがある。それなら中央時3勝のプロファウンドが面白い。短距離戦中心に10戦して3勝なら力は上位。確かに距離に不安は残るが、そこは底力でカバーしてくれる。勝ち切れないが実績上位のドリームエルダー、4歳馬ハニームーンやミトノレオ、逃げれば粘り込みがあるキークッキーを押えておきたい。

 

10日(火)のメインレースはJRA交流メイスター賞(中央馬500万条件 地方馬B2・B31600メートル)。川崎VS中央馬だが、川崎所属馬ではストロングジーンか。前走は速い流れを好位で追走したため粘りを欠いたが、ここは改めて。その速い流れを作ったオーラゼウスは1番人気に反したが、ペース次第では巻き返しは可能。元中央未勝利で、前走転入初戦を快勝したゼンノウラヌスも素質的に期待できるし、ここにきて力をつけているヌオヴォチメントの末脚も魅力がある。中央馬は末脚の切れ味ならマイネルライヒとデストリーライズ。逃げて渋太いのがペプチドアポロ。一息入れて立ち直ればコスモムルジムで逆転は可能だ。

 

11日(水)のメインレースは報知新聞皐月杯(A2下 1600メートル)。ここは実績的には1月の大師オープンを勝っているセンティグレードか。前走は上位2頭に離されはしたが、強敵相手に3着と状態は申し分なし。自己条件なら勝ち負けになる。以前の一本調子の面が解消され、精神面で成長して3連勝しているのがノブワイルド。元々黒潮盃では2番人気に支持されるなど期待されていた馬で、今の充実ぶりならここも突破できる。休み明けを一叩きされたインフォーマーも黙ってはいないはず。昨年の夏に3連勝でプラチナC(A2下準重賞)を制しており、昨年秋のマイルグランプリでは強敵相手に3着に善戦して見せた。休み明けを一叩きされた今回は一変する可能性がある。あとは昨年のこのレースの覇者キスミープリンスや中央時は準オープンだったグランプリナイトあたりの走りにも注目したい。

 

12日(木)のメインレースは青葉特別(B2二組・B3一組 1500メートル)。ここは混戦模様だが、一息入っていた前走を4着に好走したナイトホークスの復活に期待したいところ。本来はB1でも勝ち負けできる器で、今回のメンバーなら勝負になる。近走の走りは物足りないが、ナイトホークス以上の素質を秘めているのがオキナワレッド。3歳時には優駿スプリント2着、ロジータ記念3着がある実力馬で、復活すればこのクラスなら圧勝して不思議はない。アテにはできないがシゲルオオカミザ、エンドオブジアース、ウィーゴーも差はないし、中央から転入3戦目で2着に好走したヤマニンアルゴシー、逃げた時のグロシュラライトやエスティドゥーラにもチャンスはある。

 

13日(金)のメインレースは第29回開成町あじさいまつり特別(B1二組・B2一組 1500メートル)。ここはではトーセンハリケーンの実績が上位。前走は大井の準重賞(オープン)に挑戦して7着に敗退したが、自己条件なら違うはず。ここにきて力をつけている4歳馬シークロムとソウブテイオーの両頭からも目が離せない。素軽い先行力があり、地元の1500メートル戦なら格上馬相手でも互角の走りができるはず。あとはこの条件で2着2回があるジュリエットレター、前走素晴らしい末脚を披露して復活したジュウニントイロ、近走は短距離戦で活躍を見せているリュウノプリンスもこの距離は問題なく好勝負に持ち込める。

 

(勝馬 山形宗久)

 

                        勝馬

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞