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【開催見解】第1回川崎競馬(4/1~4/5 重賞:クラウンカップ)

2019年3月31日

 今回の川崎競馬は4月1日(月)から5日(金)まで5日間。新年度の始まりでスパーキングナイターが開幕します。

 

 初日のメインレースは、「青龍特別」がB1、B2一組、距離1500メートルで行われます。地元、遠征馬は互角の顔触れですが、先ず地元勢では素質馬カジノシップに注目。昨年の暮れと年明けを跨いで連勝を飾った後にひと息入りましたが、ここまで高い勝率を残す期待馬。レースの中心を担う1頭です。セイヴェルビットは豊かなスピードの持ち主。復帰2戦はオープン、準オープンだけに苦戦が続きましたが、今回は自己条件で本領発揮が期待できます。ディーズプリモの最近の良績はスプリント戦ですが、経験豊富な馬だけに1周競馬でも自在に立ち回ってきそうです。相手なりのアルゴノート、ファージンゲールも流れを掴めば上位争いが可能でしょう。遠征馬では川崎を得意とする船橋の追い込み馬ファイアフォンテン、一瞬の切れ味に定評がある船橋のキングスガイでしょう。

 

 2日目のメインレースは、JRA交流の準重賞、「スパーキングナイトチャレンジ」が、JRAの一千万クラス、地方のA2、B1、距離1600メートルで行われます。迎え撃つ地方勢は元JRA準オープンで今回が転入緒戦になる小林のロードシャリオに注目。昨年以来の実戦ですが、一千万条件との交流を考えるとクラスは有利。中距離を得意としており、マイル戦はカギですが、地力で克服は十分でしょう。4歳のトキノパイレーツは多摩川オープン1着、前走A2下を2着と組み合わせは有利。戸塚記念2着馬でもあり今年期待の1頭です。ゼンノウラヌスは多摩川オープン3着、前回A2下を3着と実績は互角。この時季まで良績があるので力は発揮しそうです。JRA勢ではB級の川崎交流勝ちがあるバクハツ、左回りに良績のあるケンデスティニーが狙い目でしょう。

 

 3日目のメインレースは、羽田盃トライアル、「第22回クラウンカップ」が3歳オープン、距離1600メートルで行われます。雲取賞から始まったクラシック重賞戦線も京浜盃、桜花賞が終わって大分メンバーが固まってきた様子。雲取賞4着、京浜盃8着のアギトは経験重視、前回の川崎一組を楽勝したホールドユアハンドは京浜盃こそ崩れましたが、再び川崎のマイルなら見直しが必要です。大井の選抜を連勝中のカシノビート、ニューイヤーカップ4着のマムティキングにもチャンスはありそうな一戦です。

 

 4日目のメインレースは、「卯月オープン」が距離2100メートルで行われます。長距離に実績のある地元ジャーニーマンは重賞の壁がありオープン特別までなら力は通用するところ。ローテーションもいいので人気の一角です。昨年の金盃トライアル(二六)を制したガヤルドもスタミナ自慢の1頭。今回はひと息入りましたが、相手関係を考えるとイキナリの狙いが正解です。遠征馬も実力派揃いですが、戸塚記念を制しているチャイヤプーンが再び南関東に戻ってその実力をアピールするところ。大井のディアドムスは近走が案外ですが、川崎は相性のいいコースだけに一枚落ちのメンバーで逆転を狙います。この他ではロジータ記念を勝ったクロスウィンド、エンプレス杯5着のアッキーあたりでしょうか。

 

 5日目のメインレースは、「かながわ県西地域で未病改善賞」が、B3二組、距離1600メートルで行われます。注目は地元のデランブル。休養が多くキャリアはまだ5戦ですが、3勝2着1回で素質は十分。姉がナターレという血統背景からも注目度はナンバー1。手堅い走りに定評のあるキタサンシリーズ、ツボにハマると終い切れるカガヤキスマイルも上位候補。遠征馬では船橋のラヴィーズロマーンで地元のC1を好時計で連勝。昇級戦でも今の仕上がりなら十分やれるはずです。

(出走予定馬は3月30日現在)

 

ケイシュウNEWS 田島 啓行

 

ケイシュウ

 

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