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【開催見解】第2回大井競馬(4/20~25)

2014年4月19日

4月20日~25日までの6日間で行われる大井開催のメインレースは、23日に行われる3冠レースの第1戦、第59回羽田盃(3歳オープン1800mSI)と翌日24日に行われる牝馬3冠レースの第2戦、第28回東京プリンセス賞(3歳牝馬オープン 1800mSI)。

 

まず4月23日(水)に行われる羽田盃は、前哨戦の京浜盃を快勝したハッピースプリントが有力。道営時に交流重賞の北海道2歳優駿、全日本2歳優駿を勝っており、トーシンブリザード以来の3冠を狙える器と期待されている馬。距離延長は何ら問題はなく、その走りに注目したい。3連勝で準重賞の雲取賞を制したドバイエキスプレスもなかなかの素質の持ち主。大井外回り向きの末脚が武器で、相手強化だが差はない。初コースだった京浜盃を叩かれて良化が期待できるのがパンパカパーティー。ニューイヤーカップは僚馬ファイヤープリンスに敗れてしまったが、勝ちに等しい内容。コース2度目で前走以上の走りが期待できる。重賞初挑戦になるがここにきて力をつけたスマイルピースもかなりの素質を感じる。道営1勝で大井に転入後は、5戦3勝2着2回と崩れがなく、一気の相手強化にも対応できそうだ。勿論、京浜盃2着ドラゴンエアル、ハイセイコー記念の覇者ブラックヘブン、道営からの転入初戦となった平和賞を制したナイトバロン、京浜盃は案外も道営時の実績から見劣らないダンスパフォーマー、この距離2勝モリデンボスも侮れない。

 

次に4月24日(木)に行われる東京プリンセス賞は、ノットオーソリティーが中心になる。道営時に栄冠賞、フローラルカップと重賞2勝し、船橋転入後はユングフラウ賞を制している。桜花賞は残念ながら除外となったが、力量的には上位。母の半弟にフレンドシップがいる血統で、母系からこの距離は問題ない。ユングフラウ賞では11番人気と評価は低かったが2着に好走し、桜花賞を制したシャークファング。牝馬3冠を狙えるのはこの馬のみで、ここ2戦の充実振りから軽視は禁物。東京2歳優駿牝馬を制しているブルーセレブは大井外回り向きの末脚の持ち主だし、レース経験は浅いがかなりの素質を秘めているテイクユアチョイス、今年初戦となった桜花賞で4着のクライリングも叩いた分の上積みがあり、血統から距離延長は望むところ。距離が延びて面白いイグアスノニジやチャプレット、桜花賞5着イエスアイキャン、ここにきて力をつけたスマートバベルあたりにもチャンスはある。

 

4月20日(日)のメインはニュートラック福島オープン記念(B3二組、1800m)。ここは初コースにはなるが、出遅れ癖があり、差し一手で大井外回りが向くキタサンキャロルに期待する。前走格上馬相手に2着と状態は文句なし、その末脚に注目だ。相手はスパイア。ここ2戦は一息だが、今回は相手関係が楽になった印象。距離を延ばして一変したのがハントヴェルカー。中央時短距離戦中心に使っていただけに1800mはどうかと思われた前走を快勝、相手強化に対応できれば面白い。ここにきて復調気配のジャストロードは距離延長はプラスになるし、元ホームコースで試金石になるプリンストロイアにもチャンスはある。

 

4月21日(月)のメインはプレセペ賞(B3三組 1400m)。前走同距離のB3四組特別を勝ったマイネルバルビゾンと2着タケノスウォードがここでも有力。しかし前走B3三組特別を勝っているコウザンフォルテは格付け的に有利だし、格上げ初戦にはなるが元中央1勝馬ケイアイリブラもこの距離に対応できれば面白い。他にも笠松で2戦して再転入してきたマルヨコンバット、末脚鋭いモンテチェルビーノも侮れない。

 

4月22日(火)のメインはアルクツールス賞(A2、B1一組 1800m)。前走金盃で2着に好走したツクバチャームの走りに注目。元々素質は高く評価されていた馬で、自己条件の今回は負けられないところ。しかし休み明け2連勝と充実著しいダイヤモンドダンス、一息入っていた前走を叩かれたアベニンプレジャーも良化が窺えるし、中央時はダートの中距離戦で5勝を挙げている実力馬ブルロックも差はない。1月以来になるが力量的には互角のスカイインテンスや、復調気配のムサシキングオーも巻き返すだけの力は持っている。

 

4月25日(金)のメインはケンタウルス賞(B3四組1200m)。ここは前走で格上相手に2着に善戦したキタカイガンが有力。自己条件の今回はそのスピードでの押し切りに期待する。しかしこの距離で安定した成績を残しているマケマケや、中央時500万条件で2着3回があるアースパイプの巻き返し、一叩きされたラッキーガールの一変にも注意したい。他にも川崎開催2着からの連闘策グラッツェーラ、ここ2戦は案外も調子落ちは見られないナムラプラトーン、今年初戦になるが力を秘めている4歳馬ブラックワードも仕上がり次第では勝ち負けに持ち込める。

 

(勝馬 山形宗久)

 

 

 

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