【大井】東京2歳優駿牝馬の勝利騎手・調教師コメントについて
令和2年12月31日
TCK特別区競馬組合
(大井競馬場)
東京2歳優駿牝馬の勝利騎手・調教師コメントについて
1着馬 ケラススヴィア号 森泰斗騎手
無敗ブームに乗れて良かったです。ホッとしています。
(大井は)初コースだったが、落ち着いていました。
2歳馬離れした精神力を感じて頼もしかったです。
道営勢がもう少し前に行くのかと想定していましたが、(ケラススヴィア号が)絶好のスタートで二の足素晴らしかったのでハナに立つ選択をしました。
折り合いもぴったり付いて3コーナー過ぎまでマイペースに運べたのでこの時点で勝てると思いました。
すごく良いリズムで走れて追ってから手応え通りに脚が使えました。
今後はマークされる立場で戦っていくと思いますが、この馬はそれを跳ね返せる能力を秘めていると思います。
まだまだ体つきは子どもっぽい部分を残していますが、来年は改善されると思います。
仕事面では良い馬に乗せてもらって良い1年でしたが、外出できず、娯楽もなく、総合的には苦しい1年でした。
競馬をほぼ中止せず1年できたのは競馬ファンの皆さんのおかげです。心から感謝しています。
来年どうなるか分かりませんが、元通りの競馬に戻ったら皆さんに声を出して競馬を楽しんでもらいたいです。良いお年をお過ごしください。
勝利調教師インタビュー
小久保調教師
(お気持ちは)
嬉しいです。
(レースを振り返って)
あんまり逃げたい感じではなかったので、少し嫌だなというのはありました。3コーナーで行きかけたときに、ちょっと早いんじゃないかなと思いましたが、そこはさすが名手でしたね。
(この馬の素質は)
あまり大きい馬ではないので、迫力なさそうに見えますが、身のこなしとか動きとかを見ていると、どこまでいくんだろうという期待感はありますね。
(次走は)
浦和のユングフラウ賞、桜花賞と狙っていくつもりです。
(調教師自身2020年を振り返って)
勝ちあぐんだところもあり、反省点はありますが、最後いい形で締められたかなと思います。
(ファンのみなさまへ)
本当に世の中厳しい状況の中で、競馬をやらせていただいているので、精一杯頑張りたいと思います。