【大井】第47回帝王賞競走のレースコメントについて
令和6年6月26日
TCK特別区競馬組合
(大井競馬場)
1着馬 キングズソード号
優勝騎手コメント 藤岡 佑介騎手
(パドックで跨った雰囲気は)
新馬戦以来の騎乗でしたが、ものすごく頸が太くなっていて「ダートのオープン馬らしくなりましたね」と厩務員さんと話しました。
(今日の作戦は)
先行したいと先生とも話しをしていて、モレイラジョッキーで勝った時をイメージしながら、できれば3番手あわよくば2番手のイメージでした。正面では2番手まであげたくて少し仕掛けていきましたが、内2頭も引かなかったので、その流れで1コーナーに入って行きました。
(道中のペースは)
正直相当遅いと思っていましたが、後ろもまくってくる気配がなく向こう正面でうまく息も入りましたので、遅い分待たないでスパートしようと考えながら騎乗していました。
(直線の脚は力強かったですね)
4コーナーで左後ろを確認した時にウィルソンテソーロが見えていたので、そのまま突き放すような反応でしたし、止まらないで行ってくれという感じでした。
(この先も楽しみですね)
馬も成長していてダートのチャンピオンホースらしい馬ですし、すごく強い競馬だったと思うので、まだまだ活躍してくると思います。
(ファンにメッセージを)
今日はいい馬がたくさん出走し、いいジョッキーがたくさんいる中、僕の馬券を買って当たった方はおめでとうございます。いいレースができてよかったです。これからキングズソード、まだまだ活躍してくれると思いますし僕自身も頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。
優勝調教師コメント 寺島 良調教師
(JBCに続く重賞2勝目 今のお気持ちは)
大井競馬場で同じ2,000mという距離で2つ目の大きいところを取らせて頂いて本当に嬉しいです。
(馬の様子は)
前走が悪い馬場だったので疲れが残るかなと思ったけれども、それはあまりなく立ち上げられて、本当にいい状態だった。
(レースを振り返って)
走る前から佑介(騎手)とは話していて、ちょうど枠的にも勝った時と同じような外枠だったので、この位置でしっかり流れに乗せていこうという、ある程度積極的な競馬を、という話をしていたがその通りになって、流れもこの馬に向いていた。良かったと思います。
(特に力の入った場面は)
スタートから1コーナーへのコース取りで、これは良いかなと思った。あとは結構安心して見られたかなという感じでした。
(次走の予定は)
ここでいったん夏休みにして、秋色々選択肢は多くなると思いますが、この馬に一番いい条件を探してあげてやっていきたいかなと思います。
(先生ご自身が目標にしているレースは)
やっぱりここまできたので、海外とかも含めて考えていきたいかなと思っています。
(ファンへメッセージを)
お兄さんと同じ藤岡佑介ジョッキーで勝てたのも嬉しいですし、お兄さんも長々と活躍してくれたので、まだまだこの馬は5歳でこれからさらに飛躍してくれると思います。応援よろしくお願いします。