【開催見解】第2回佐賀競馬(4/23~5/1 重賞:由布岳賞・高千穂峰賞・尾鈴山賞)

2016年4月22日

第2回佐賀競馬は4月23日(土)24日(日) 30日(土)5月1日(日)の4日間で行います。

 

注目のレース【1日目】4月23日(土)

有田焼特選 サラ系3歳-1組 1750m

注目のレースは3歳-1組特選。ダービーに向けて少しでも賞金を加算したい。10頭立て。
【スイシン】は叩く毎に上昇し、この1組でも結果を出した。前走内容からも3歳屈指の素質馬には間違いないし、今後の成長が楽しみな一頭。引き続き中間の気配は良好だし連勝支持したい。
【スラッシュ】は前走は外々を回る流れになり、勝ちに拘るレースをしてのものだけに評価は落とせない。上記馬スイシンは手強いが、立ち回り次第では勝負になる力は持っている。対抗評価。
【ボンデージ】は前走はスラッシュとタイム差なしの3着。ロスなく運んで鞍上の好騎乗が光ったが、来た当初よりも折り合いが成長し安定感が出てきた。再び前走の競馬が出来れば崩れはない。
【ライオンクイーン】は前走のル・プランタン賞は向正面で一気にペースが上がり展開厳しくなった。スンナリ先行なら能力からも巻き返しあるが、今回は激走の後の疲れが心配だし割引必要か。
【タイムオブレディー】はル・プランタン賞はメンバー強力だっただけに苦戦は仕方ない。この番組だと流れ一つで巻き返し十分だし一連の安定感を見直す。
【パイロット】は東京1600m(ダ)で2着しているようにいきなり通用の力は持ってそう。この1組だと簡単には勝てないと思うが、乱戦なら一発ある。

 

【1日目】4月23日(土)
有田焼特選 サラ系3歳-1組 1750m
第4回由布岳賞(S2) サラ系3歳以上OP 1400m

4月23日(土)のメインは由布岳賞。Bクラスメンバー。距離1400m。11頭立て。
【カシノボルト】はB特別2勝目を挙げた。脚質も成長したが、直線も力強く伸びて来るし、今だと不安もない。この中間も乗り込みは順調。具合が良いだけに連勝可能。主力に支持する。
【イッセイイチダイ】は佐賀デビューの4歳馬。連勝決めて特別まで上り詰めて来た。勢いもあるし、まだ底を見せてない走りは好印象。更なる時計短縮も可能だろう。若さで上回るか。一騎打ちムード。
【タツノオトシゴ】は移籍後は4、3、3着。特別となると相手も強力で、勝ち負け迄はないが、徐々に着差は縮めている。最後もシッカリしている脚は上位評価。
【コスモガラサ】は追い込みタイプだが、力強い末脚で上位に迫って来る。脚質的なものはあるが、前が速くなるとチャンスも出てくる。今度も注意したい。
【モリデンクーバー】はひと頃の切れる末脚が見られないが、それでも上位には詰めているし、悪い走りではない。底力は見せていた馬。見直し必要。
【モリトビャクミ】はJRA2勝馬で実績上位。距離も短い方が合うし、能力の違いで好勝負しそうだが、直前の乗り込みが地味。気配面が今一つだ。

 

【2日目】4月24日(日)
スイートピー特別 サラ系B-2組 1750m

4月24日(日)のメインはスイートピー特別。B-2組。距離1750m。12頭立て。
【サプール】は前走はダンシングの強襲にあって2着に甘んじたが、今度は乗り込みも強化されたし、ローテーション的にも良くなる。距離も問題ないし逆転可能だろう。主力に支持する。
【ダンシング】は流石にJRA500万下の力見せつけた走りだった。今度は距離が延びるし、実績がない分息が持つか疑問だが、走りを見れば距離延長も問題なさそう。好勝負は出来るだろう。
【ビービーアックス】は強烈な末脚を武器に馬券内に絡んでいるのは流石。今度は経済コースが取れる内枠で前走以上の走りも期待出来る。上位に迫る。
【コスモポッポ】は前走が意外な結果に終わった。本来の伸びでなかったし、疲れも出ていたのだろう。実績で上位だけに軽視出来ないが、揉まれたくない。
【ディプロイディ】はひと息入れて立て直して来た。これだけ追い切りが動けば態勢は万全なはず。若干は距離も短くなるし、プラスに出そうな印象も受ける。前々で渋太い脚使うはずだ。
【エーブキットマン】は堅実に脚を使う馬だが、今度は特別に入って相手強化は明らか。距離は問題ないし、この馬の力は出せる。力関係だけだろう。

 

【3日目】4月30日(土)
おとめ座特選 サラ系C2-2組 1400m
第3回高千穂峰賞(S2) サラ系3歳以上OP 1400m
エイプリル特選 サラ系C1-1組 1750m

4月30日(土)のメインは高千穂峰賞。A1・2。1400m短距離戦。10頭の登録。
【コウユーサムライ】が中心馬となる。移籍初戦の走りが圧勝だったし、実績通りの力見せたのは好印象。衰えも感じないし、能力で一歩リード。期待出来る。
【モエレジュンキン】も前走の内容が良かったし、ひと息入れて立て直して来た。JRA3勝馬で続ける力は持っている。コウユーサムライとの力関係がどうかだけ。
【テイエムチカラ】も対抗出来るスピード持っている。初のOP戦だが、Bクラスでは抜けた存在だった。この相手では楽ではないが、何処まで通用するのか楽しみはある。
【コパノエクスプレス】は上記コウユーサムライには大きく差をつけられたが、この距離は堅実。崩れてないだけに絡みは一考したい。
【タイセイマスタング】が状態を上げて来た。前走以上にメンバーは揃うが、更に良くなって来れば、この馬も絡み考えられる力量。

 

【4日目】5月1日(日)
長崎街道黒崎宿特選 サラ系C1-2組 1400m
端午特選 サラ系C2-1組 1800m
第3回尾鈴山賞(S2) サラ系3歳以上OP 1750m

5月1日(日)のメインは尾鈴山賞。A1・2。距離1750m。10頭の登録。
【キングプライド】は前走は2着馬を2,2秒引き離す圧勝。現在の佐賀在籍馬相手では負ける気がしない。距離条件も更に良くなった。中心不動。
次着筆頭は【ヴィルトグラーフ】か。前走はレース間隔が開いていたぶん重め残りの印象。このローテーションだと上積みは明らか。見直したい。
【エリモブリーズ】も状態の良さが窺える走りで、前走はキングプライドに続く2着。確実に脚を伸ばしているのも評価出来る。2番手妥当か。
【カーバ・アーサーバローズ】はJRA3勝の実績。共に移籍初戦となるが、戦歴で通用するものあるし、レースも開いてない。いきなり絡める力は持っている。要注意。
【マイネルパルフェ】は距離が短くなるのは歓迎材料。好調時の走りではないが、底力があるのは確か。伏兵馬。

 


(文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)

 

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