【開催見解】第5回浦和競馬(9/19~22 重賞:テレ玉杯オーバルスプリント[JpnIII])

2017年9月18日

 平成29年度第5回浦和開催は9月19日(火)から22日(金)の4日間開催。

 

 初日のメインは「爽秋特別」1400メートル

 

 フォクスホールは今年4→3→1→2着と4戦全てで4着以内。2走前のプラチナカップのレースぶりから浦和千四は現状ベストの舞台で、勝ち時計の27秒7も重賞に手が届いて不思議のないレベル。10頭立てと頭数も手ごろなだけに、再度勝ち負けの期待は大きい。
ここ2戦ひと息も(3・4・0・5)と良積集中の地元に戻って反撃に期待できそうなファイヤープリンス、3走前、川崎の準重賞2着が光るコスモパープルが相手本線。

 

2日目のメインは「第28回 テレ玉杯 オーバルスプリント(JpnIII)」1400メートル

 

 同レース2連覇中のレーザーバレットは一昨年54キロ、昨年55キロで今年は56キロを背負うが、近走に比べれば自身の斤量は軽い部類。
 逃げ、先行馬が揃っただけに展開も向きそうで、3連覇達成は十分可能とみるべきか。
 リエノテソーロは3歳牝馬とはいえ斤量50キロはかなり恵まれた印象。全日本2歳優駿のレースぶりから小回りコースはむしろ歓迎で要注目。
 サイタスリーレッドは今年ダート転向後4連勝、久々で初重賞の前走も小差3着と勢い十分。逃げ、差し自在の強みもあり、戸崎騎手の手綱捌きに注目。
 モンドクラッセは距離短縮と同型との兼ね合いがカギだが、スムーズに先行できれば一変あって不思議はない。
 地方代表は浦和のブルドッグボス。千四は(1・2・1・1)と距離延長は割り引きにならず、先行力をフルに生かせればこのメンバー相手でもV2は十分。

 

 3日目のメインは「長月特別」1400メートル

 

 クラトリガーは黒潮盃5着と世代屈指の実力馬。前走戸塚記念はスローペースにハマった感じで不完全燃焼に終わったが、この馬向きの展開になれば変わり身があっていいはず。
 ジョーウォルターは2走前川崎のB2戦で人気薄ながら2着に奮闘。ひと息後だけに仕上がりが焦点だが、能力的には足りていい。
 ひと息後を叩いたゼンノイザナギも前走以上に動けそうな態勢にあり穴で一考。

 

 4日目のメインは「金木犀特別」1400メートル

 

 ヴィグシュテラウスは川崎転厩後、差す競馬で(1・2・0・1)。浦和コースも古巣で大きな不安はなく、9分通りのデキであれば再度好レースになる。
 叩き3戦目で前走以上に動けそうなケイティードラゴン、再転入後3戦すべて5着以内と安定感のあるトーセンペンタゴン、叩き2戦目で見事な変わり身をみせたマサノジェットらも上位候補。

 

文  日刊競馬  津田英憲

 

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